オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『NEW GAME!!』06.「あぁ……すごいなあ……」

 今期、第一期より「お仕事」方面の比重が増した感じ。
 可愛い女の子だらけ(社会人年齢設定だけど)で、社内が『けいおん!』部活のような雰囲気でありながら。
 描かれる仕事の辛さ。
まだ新入社員でありチームの一員だった前期から、青葉の責任が大きく拡大。
プロジェクトを巡っては、敬愛する先輩・八神とポジションを争うことになり、心理負担も増した。
 反面、その八神に認めてもらう喜びもある。
青葉にとって彼女は、単なる憧れの対象から、遠い目標を経て、競う相手に変化。

 同じ事を繰り返している「日常系」アニメではなく、苦難を経た成長が見て取れる。
 キービジュアル担当から外されようとしても、ただ落ち込んだり拗ねたり、または「私なんかより、八神さんの方が適任だと、私も思います」といった自己卑小化に陥らず。
ハッキリ「コンペは出来レース」と宣言されながらも、自らの仕事への情熱とプライドを掛け、「仕事を後輩から奪った・勝利を譲られた」形にしないことで八神への敬愛も表しつつ、勝負に臨む青葉の成長ぶり。
 「負けた!」と、他者による判定を待たず認めてしまえる絵を八神が描いていた事への、悔しさと、まだ敵わない憧れの人の位置に八神が居てくれる嬉しさ。
 実に複雑な心の動きだけれど、「分かる!」であり、ちょっとホロリ。
 自分も頑張らなきゃなあ、と思わせてくれる、良い話だった。
スポンサーサイト
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『ナイツ&マジック』07.「New & Old」

 快調に面白い。
 銀鳳騎士団とラボラトリーとの模擬戦は、当然のように騎士団の圧勝に終わ……らず、意外。
シルエットナイトの性能ではエル特製の方が優れているのだろうが、ベテランパイロット達は実戦経験の豊富さでカバー。
 これまで世界に存在しなかった進化シルエットナイトを使いこなす操縦法や、集団での戦術がまだ確立されておらず、苦戦の理由になってしまった部分も。
コースや運転技量の差によっては、レースで軽自動車がポルシェに勝つことも普通にあるだろうし。
乗り慣れており機動力のある練習機に、主人公がコダワリ続けた『アルドノア・ゼロ』を、ちょっと思い出してしまったり。
 他国騎士団による襲撃・盗難事件に際しては、シルエットナイトの弱点を知り尽くしたエルならではの戦法で容易に制圧したが、彼の技術・戦闘力があればどんな戦いでも楽勝、「という訳ではない」のが、逆に嬉しい。

 以前の話で、エルを呼び出した公爵。
 大きすぎる才能への不安を抱き、もしもエルが、その力に見合う危険なほどの上昇志向を持っていたなら、先に誅する気持ちもあったのか。
 実際は、外見に比例して子供っぽい(オタクっぽい)ロボットへの憧れしか持っておらず、拍子抜けして、過度に恐れる必要は無いと判断。
 しかしそれは正しかったのか?
今回、ラボのジジイといきなり意気投合してしまったように、「同じ熱いロボット好き」に対しては警戒心を持たず、仮に相手が敵国エンジニアであっても情報開示をためらわない可能性が。
 まあ、それも程度問題で、長く技術革新のなかった世界において、エルは余りにも急激な進化をロボットに与えており、生じる戦力差に恐れを抱いた他国が機先を制するべく攻め込んでくる……なんていうコトも考えられ。
そのリスクを軽減するため、肝心な部分はキープしつつ完全独占を避け、情報を少しずつ出していくのは有効。
 シルエットナイトは対魔獣用の兵器でもある(主目的?)訳で、それを容易にし、戦死者を減らす技術を供与してくれるなら、王国は敬意と感謝を受けられそう。
王国と平和条約を締結した国にのみ技術を提供する、って手も。

 エルは、地位・金・女、どれにも興味を持たない。
せっかく可愛い女の子が寄ってきているのに、あんまり迫られると迷惑なんだよね、という反応すら示さない無頓着の徹底ぶり。
 これは、名家の一人息子として生まれ、可愛い顔立ちにも恵まれ、理解ある両親と良い友人に恵まれて育ったことも原因か。
極貧家庭に生を受け、肉体労働を強要されて学校へ行くこともままならず、蔑まれるほどブサイクで、全くチャンスの無い生活をしていたなら、「シルエットナイトに触りたい」というだけでも強烈な上昇志向を持たなければならなかったろう。
 この辺は、『異世界はスマートフォンとともに。』ほど極端ではないものの、本来の運命でなく死んでしまった主人公の転生に際し、神様がサービスしてくれた感じ?
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『ウルトラマンジード』06.「僕が僕であること」

 ウルトラマンゼロ……令人と入れ替わってしまうリク。
異星人テクノロジーで作られている基地なのだし、「魂を移動させた」でも構わない気がするけど、シャプレー星人の仮装技術を応用したブローチで行う抑制とくすぐりが楽しい。
人間に化ける宇宙人はシリーズ中、多数存在したが、固有の超能力に寄らず科学技術で実現しているとハッキリ描いた例は、珍しいのかな。
 限度を超える会社員業務の忙しさに、「体力の限界が来てもカラータイマーは鳴らない」と嘆くリク。
笑いつつ、これは初めての提言じゃないかなあ。
「自分の変身リミットが近づいていますと、わざわざ敵に教えるウルトラマンの不合理さ」が指摘されることはあったけど、そうか、心を病むほど・過労死するほど働いて限界をとっくに過ぎているのに「カラータイマーを鳴らして危機を内外に訴えない」人間は、ずっと不合理なのか。
 地球(派遣惑星)防衛をウルトラ族のお仕事だとするなら、カラータイマーはチェックの厳しいタイムカードか、放射線測定ステッカーみたいなもの?
業務の完遂よりも命を重視してくれるシステムで、人道的と言える……まあ、鳴り出すのはギリギリの時点だし、職務中の死亡事故も多発していることから、ホワイト企業と言えるかどうかは分からないが。

 顔立ちがベリアルに似ており、純粋ヒーローというより邪悪寄りなジードの外見設定にきっちり決着をつける、しっかりした物語。
 家族を守るため会社員として敢然と激務に立ち向かう令人が、ゼロの力に頼らずとも格好良く見えて、嬉しい。
 リクにだって、ライハ、モア、駄菓子屋店長、その姪のエリなど、守るべき対象は沢山居ると思うんだけどな。
 前回「あいかた」では、『タロウ』のグダグダ回に近い馬鹿話を見せて驚くやら笑うやら、だったが、全体としてとても出来の良いシリーズ。
特撮 | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画『のぞきめ』『劇場霊』

 衛星で鑑賞、両作とも元AKB女性が主演のホラー映画。
 元AKBのタレントはよくホラーに出てるなあ、前田敦子『クロユリ団地』とか大島優子『テケテケ』等々。
プロデューサーの秋元 康が『着信アリ』を原作しているし、AKBがずらっと出演した『伝染歌』も手がけている繋がりから?(『クロユリ団地』『劇場霊』の企画も秋元)
 ホラーは、割合低予算で撮れる上、役者にさして演技力を求めないので、アイドルが主演するに向いているジャンル。

『のぞきめ』
 顔立ちやら雰囲気が好きな、板野 友美主演。
演技はまあ、これぐらいで良いでしょうと思うんだけど、「うぉぉー」という変な叫び声と、下積みADでありながら重いモノ持てそうにないぐらい長い爪してるのは、少し気になった。
泥だらけになるシーンは驚いたなあ、意外な役者根性(これぐらいで褒めるのもどうか)。
 『呪怨』『回路』のように、隙間へとガムテープを貼りまくり埋め尽くす異常な行動など、もっと怖くなりそうなイメージがありながら、最後まで見てもサッパリ怖くならなかった。

『劇場霊』
 島崎 遥香主演。
 というより、『リング』『仄暗い水の底から』の中田 秀夫監督作品、ということで見た今作。
うう~~ん……『クロユリ団地』『MONSTERZ モンスターズ』など近作はダメダメなモノばかりだから今更驚かないけど、これはヒドイ。
 「恐怖から逃れられないヒロイン」がホラー設定の大前提だろうに、人形の怪異が襲う舞台演劇からは途中で降板させられており、その後は「元は友達だったけど酷いことを自分に言った女性、その彼女が危ないかも知れないので、真相を探ってみたり頼まれもしないのに舞台公演を妨害してみたり」といった、まるっきり他人事としての事件への関わり方。
 最重要キャラクターである人形が、「あれは幻だったのだろうか?」なんて疑問を差し挟む余地の無い殺人鬼キャラとしてドタドタ歩き回るのに、爆笑。
仮面ライダーの怪人か、いいとこ宇宙から来た怪生物扱い。
ライダーキックで倒せそう、実際、もっと芸の無いやっつけ方してしまうし。
 元になっている『女優霊』には、優れたイメージの恐怖シーンがいくつもあり、当時「日本で一番ホラーが分かっている監督だ」と思ったものなのに、今や「日本でも有数のホラーを撮らせちゃイケナイ監督」だと言わざるを得ず、残念。
映画 | コメント:0 | トラックバック:0 |

『異世界食堂』05.「カツ丼」「プリンアラモード」

 一話目を見た時は辛いこと言っておいて、まだ視聴を続けている。
 相変わらず、料理を作画や演出の技術によって美味しそうに見せることには、無頓着。
いや、そんな悪い描き方ではないのだけれど、今時の、料理描写に過剰なぐらい力を入れる作品群に比べると、はっきり見劣りしてしまう。
 食べた客のリアクションも、無難というか普通。
何も、服が破けたり巨大化して目からビームを出したり発情した表情まで見せる必要は無いが、地味な?『美味しんぼ』でもセリフを重ねることによって美味しさを表現しようと頑張っていたのに。

 それでも、割合面白く見続けられているのは、原作に寄るのだろうストーリーが、しっかり出来ているから。
 料理は、親との大事な思い出だったり、命を賭けた任務を後押ししてくれるものだったり、勇者の特権だったり……
 「現実世界の料理店に、普通の人間である客が来る物語」に翻案したって、成り立つ内容もあるけど。
ただそうすると、カツ丼のような普通の料理に、「初めて食べた、何だこれは!」という衝撃を乗せるのが難しくなるのか。
 料理をかなり珍しいメニューに限定する、客を特殊にする(長年服役していたので甘い物に飢えている等)、料理人の腕前を神業レベルとし普通の料理でも驚愕の仕上がりに出来る、なんていう風にでもしないと。
客を現実知識の無い異世界人、エルフや獣人など「特殊」な存在にすることで、その他は、ありふれた料理、腕は良いのだろうがグルメを唸らせる類いでない街の料理人、という取り合わせなのに、特別な感動を生じさせている。

 ツケが多いようだけど、よく成り立ってるなあ、ねこや。
王族の客などからは少々多めに頂いてるのか……メニューの値段は固定だろうが、チップとか。
 金貨を溶かして売れば現実でかなりの価値を持つ?いや異世界の貨幣そのままで、コレクターには結構な値段で売れそうか。
 色々な事情を抱えつつも、店に入れば「美味しいものを食べたい」だけしか思わない客達。
彼ら彼女らに「美味しいものを食べさせてやりたい」と、一番に考えている店主。
異様な設定を持ちながら、とても平和なお話で、見ていて心地よい。
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『ウルトラマンジード』04.「星人を追う仕事」

 防衛軍的な存在、この作品ではメン・イン・ブラック風なのね。
強力な軍事力は(恐らく)持たず、宇宙人による犯罪行為の摘発、犯人確保を目的とし、最終処分は地球外への強制退去。
そういえば、これまでのシリーズで防衛隊は、宇宙人に対し、その存在が地球への脅威と即断して戦い殺す、逃亡を図る宇宙船団も壊滅させる、というのが多かったような。
それは、既出の宇宙人達が恐ろしく邪悪・好戦的で、話し合いの余地など無かったことも原因としているが。
 極悪、とまで言えない個人的な犯罪を今回は描いており、だから組織・AIBも、平和的解決が図れたのか。
大規模な侵略・破壊のため襲来した宇宙人には、地球外退去のみの処分で済ませられないような。
 AIBが人類規模に留まらず、多くの惑星が加盟する宇宙的な捜査機関だとするなら、単体で手に負えない事件には宇宙警察・軍のような戦闘力を持つ別組織が出てくる?いや経済制裁で対応か。

 ウルトラマンジードの出現について、宇宙全域から地球AIBに問い合わせが来ている、っての面白かったなあ。
ウルトラ族を知っている宇宙人に取ってさえ、ジードは未知の個体だろうから、そりゃ興味を引くはず。
これまでのシリーズで描かれた「地球を訪れたばかりの宇宙人が、その時のウルトラマンを知っている」のは、こうした宇宙ネットワークでの情報共有があったからなのかも。
 防衛隊(じゃないけど)に属する人間としては、例がないほど間が抜けており失敗ばかりのモア。
ラストでは、ドジをプラスに換える意外な機転を見せた、しかし、彼女の本当の価値は、「地球に好意を持ったため仲間の侵略を邪魔し、自分をエレキングの犠牲にしようとした」とするピット星人の言葉を、一瞬も疑わず信じ、抱きしめられるその優しさにある……のかも知れない。
この甘さは危険を招き、そして多くの絆を生み出す、のだと良いなあ。

 幼生体のエレキングを可愛がり、単に生物兵器相手ではない愛情を感じさせるピット星人。
そうそう、せっかく女性的な形態を持つピット星人なんだから、見たかったエピソード。
AIBに就職したようだし、再登場もアリ?
 ウルトラマンキングと融合した宇宙。
そうすると、リトルスターはキングから分離した力、あるいはキングそのものだという可能性も。
 ジード額から放ったビームがエレキングの体表面を焼いていくシーン。
これまでありそうで無かった画面を一話に一回は入れようとしているみたいで、制作者の情熱が感じられ、嬉しい。
特撮 | コメント:0 | トラックバック:0 |

『THE REFLECTION –ザ・リフレクション–』02.「サバイバー」

 眠くなってしまう妙な間は、そのまま。
コンテ・演出共に一話とは違う人がクレジットされているのに、変わらないということは、これが最後まで貫かれるこのアニメのスタイルなのだろう。
 アクションシーンはそれなりに動く(好みの動きかはともかく)けれど、それ以外、心が不安になってくるほど画面に変化を起こさせない演出も、維持。
 加えて、唐突に始まった第一話に到る事情を説明するためのストーリーだった、とはいえ、前回見たアクションを、そこそこの長さで再び見せられ、集中力が保てない。
まだ主人公・敵側に伏せられた設定があるのだろうから、次回は、1、2話の内容を回想として流しつつ、何故そうなったか更に遡って語るのはどうだろう。
話数が進むほど総集編割合が増えていく、恐るべき省力アニメとして歴史に名を残せそう。
 キャラの性格付けや動機が少し見えてきたし、ようやくプロローグが終わり(まだ終わってない?)これから大きな物語が始まっていくのだろうが、もう限界で、視聴脱落。
アニメ | コメント:3 | トラックバック:0 |

『異世界はスマートフォンとともに。』03.「将棋盤、そして地下遺跡。」

 相変わらず、ゆる~いアニメ。
 今回、冒頭で助けた迷子姉妹、てっきり本編で絡むと思ったらそれっきり。
さすがにいずれは関係してくると思うけど、こんな扱いなら、急いで登場させなくて良かったような。
 地図表示、時間確認、写真撮影を行い、スマートフォンの存在意義が示された。
しかし「タイトルにも入れてあるから無理して使っている」印象。
実際、前回は使わなかったんじゃ?
 人捜しとか、スマホマップよりサーチ魔法を使った方が早いだろう。
写真撮影はちょっと難しいのかな……印画紙的なモノを用意し、念写の要領で魔法転写とか出来そうだけど。
 主人公の超人っぷりにスマホ機能は負けてるんだから、改題して「凄すぎるオレ様の異世界生活」とした方が、合いそう。

 前回は、貴族の令嬢救助、執事救命、ついでに貴族母の失明回復と、実にアッサリした連続人助けで上流階級に恩を売った。
相手から生涯感謝されるような行動を、こうもポンポン続けられては、見ている方に取っちゃ有り難みが薄すぎ笑ってしまう。
ついでに街中の病人を一瞬で全員完治させてやれば。
 今回は、珍しく強敵が登場。
魔法を吸い取る相手なのに、「盗み取る魔法」は有効?
周囲の空間ごと圧縮して粉々に潰すか、マントルまで穴を掘って落とし焼き尽くせば済んだような……いや「そんな魔法を主人公は持ってない」のかも知れないけれど、このアニメの主人公なら突然どんな力を振るっても、「へー凄いね」で見ている方は済みそう。
敵の外観を美少女に変えてしまい、主人公への恋心を芽生えさせてパーティーメンバーに加える、ってのが作品傾向に沿ってるかな。
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME | NEXT