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『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』01.「断頭台から始まるお姫様」

 原作ライトノベル未読、漫画版は既刊分を読んでいると思う。
 タイトルにある通り、断頭台で処刑された瞬間、何故か少女時代へと戻り、そこから、悲惨な形で終わる自身の運命を改変すべく、お姫様が頑張る話。
 「悪役令嬢物」のバリエーション。
 現実からの転生者ではなく、一度は成人して命を奪われた辛い記憶と、それを要因とする反省の情を持ちながら、ワガママ姫の土台も残っているのが面白い所。
 飢饉から国を救うための方策には、ちょっと感心した覚え。

 アニメ。
 漫画版から、そうイメージを壊さず映像化できていると思う。
 30分を「えっもう終わり?」ぐらいに早く感じたので、原作の力が大きいとはいえ、良い出来。
 ただ、第一話は本当に物語のイントロ、面白味が出てくる前に終わっており、これこそ初回一時間枠で見せれば良かったような。
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No title

>第一話は本当に物語のイントロ、面白味が出てくる前に終わっており、これこそ初回一時間枠で見せれば良かったような。

同意いたします。とはいえ、かなり丁寧にアニメ化されているように感じられましたので、原作小説・漫画版共に既読者として、今回のアニメ化には大いに期待しています。
なお、ウィキによれば原作者はクリスチャンだそうで、「自分のまいた種は自分で刈り取らねばならない。良い種も、悪い種も。」といった道徳的なテーマが示されているのも納得なのですが、一方でそれが説教臭くならず、魅力的な登場人物と意外なストーリー展開で読者を引きつける力量は相当なものと思いますので、このアニメ化で知名度が上がって欲しいと思います。

No title

原作小説(なろう)とマンガ版(コロナEXで)最新話まで読んでます
2話まで見ましたが細かいところはしょって1クールで1部までやる予定なのかも
登場人物が増える中盤が大丈夫かちょっと心配です

Re: No title

> かなり丁寧にアニメ化されているように感じられましたので、原作小説・漫画版共に既読者として、今回のアニメ化には大いに期待しています。

 二話目がちょっとスピード重視気味でしたね。
 かんざしは、自らのお気に入りの一品を手放してでも病院建設を望む姫、臣下はそれに続かないのか、とルードヴィッヒが貴族に寄付を迫る象徴として使われた訳ですけど、アニメでは結構省略されており、初見の人に上手く伝わったか心配。
 アンヌ妹の創作活動についても、「話は分かる」ぐらいまで細部を省かれているため、よくあるエピソードっぽい印象に。
 学園入学に早くたどり着きたい意図は理解しますが……
ここからは、原作の魅力をより引き出せるよう、頑張ってほしいところです。

Re: No title

> 2話まで見ましたが細かいところはしょって1クールで1部までやる予定なのかも
> 登場人物が増える中盤が大丈夫かちょっと心配です

 心配、分かります。
 この作品は、話を進めることばかり優先すると、都合よく何もかも上手くいくばかりの内容に思われてしまいそう。
 入学までを急いだだけ、これからはしっかり描いていきます、ということなら安心なのですが。

No title

お返事頂き、有り難うございました。
3話まで観たところ、2話以降はかなりスピードアップした展開になっており、先生の御懸念に同意いたします。ただ、少なくとも第1部の終わりまで進まないと、1つの物語としてまとまらないので、全12話(?)という枠組が決まっているのだとすると、制作スタッフとしても苦しいところなのでしょう。
とはいえ、3話までの展開でミーア姫とアンヌの結びつきを重視していることがうかがえますので、2人の描写を軸にしてストーリーをまとめるのではないかと思います。原作既読者としては、そのようなストーリー構成なら納得できるのではないかと、期待しています。
原作の出版は、『本好きの下克上』と同じ出版社なので、本作も『本好き』と同様に、第2部あたりまではアニメ化されることを期待しています。

Re: No title

> ただ、少なくとも第1部の終わりまで進まないと、1つの物語としてまとまらないので、全12話(?)という枠組が決まっているのだとすると、制作スタッフとしても苦しいところなのでしょう。

 7話まで見てきまして、原作(読んだのは漫画版ですが)の内容をまとめる手腕については、アニメのスタッフ、結構なものだと思います。
 アベル王子の健気さ・真っ直ぐさ加減など、上手く感じ取らせていたかと。
 ただ今回、特に前半、小麦輸入に関する取引については、もうちょっと時間を取って丁寧に描いてほしかった!
ライトノベルファンタジーの問題解決法なんて、チートのゴリ押しか「たまたま」の連続でしょ?みたいな侮った僕の考えを打ち砕く、「そんな手が!」でしたから
 これも一応、問題ない程度には描写してあるんですけどね。

 価格を定めてしまい、平時に高く買うことで、飢饉の時は(比較的)安く買える。
商会は、継続的にもたらされる利益を用い、小麦の仕入れや輸送ルートを確立し、飢饉の折は競争相手に先駆けて大量輸入を行い、より大きな利益を上げることができる。
姫の「ワガママ」による余分な出費は、ルードヴィッヒの行き過ぎた緊縮を緩め、貴族たちの不満を押し下げる役割を果たす。
 とてもよく考えられたアイディアなので、もっと時間を費やし、省略なく描いてほしかったところ。
 ……それはそれは地味な絵面になってしまうと思われますが。

> 原作の出版は、『本好きの下克上』と同じ出版社なので、本作も『本好き』と同様に、第2部あたりまではアニメ化されることを期待しています。

 そうなると嬉しいですよね。

No title

かなりすっ飛ばしている印象があるアニメ版ですが
アニメしか知らない人にはそこそこ人気のようです
ただ某アニメまとめサイトの感想ですが木を蹴っ飛ばしたのは
ミーアの癇癪でディオンが勝手に良い方に解釈したってのが
あってそう取る人もいるのかとちょっと驚きました

削られたラーニャのエピソードなどは(前時間軸での
ルードヴィッヒのおかげですが)ミーアなりに頑張ってる
部分でしたしミーアの行動により日記が大きく変わって
いるのを出してないですから(原作既読だと脳内補完しちゃうけど)
アニメのみの人だと周りが勝手に良い方向へ持っていくと
思われているようです
(最後がシチューだったでそこまで理解するのは無理でしょうし)

No title

お返事頂き、有り難うございました。

> とてもよく考えられたアイディアなので、もっと時間を費やし、省略なく描いてほしかったところ。

強く同意いたします。多くのなろう小説では、現代知識で無双!というパターンになりますが、読んでいてどうしてもカンニングをしているような後ろめたさを感じざるを得ず、だからこそ例えば『本好きの下剋上』では主人公を病弱な幼女とするようなペナルティを課して、バランスを取ろうとするのだろうと思います。
その点で本作は、原作のこの場面では地の文で「この世界には未だ生まれていない保険に近い概念」と説明しつつ、それは現代知識を持つ者によって実現されるのではなく、「自分ファースト」なミーア姫の発案が、優れた官僚のルードヴィッヒによって別な意味を持つ政策になり、さらにやり手の商人によって発展させられて、結果として「保険」が実現するという流れになっているのが実に巧みだと思います。

Re: No title

> かなりすっ飛ばしている印象があるアニメ版ですが
> アニメしか知らない人にはそこそこ人気のようです

 それは良かったです。
漫画版を読んでいるとつい、「ここは良いシーンなのに何故削るんだ」ばかり気になってしまい。

> あってそう取る人もいるのかとちょっと驚きました

 ミーアには、思慮深さと短慮が同居していますから、今のどっち?は分からなくなるかもですよね。
アニメは特に全編コメディタッチで、お馬鹿なミーアを強調してますし。

Re: No title

 頂いたコメントが何故か承認待ちになっており、失礼致しました。

> だからこそ例えば『本好きの下剋上』では主人公を病弱な幼女とするようなペナルティを課して、バランスを取ろうとするのだろうと思います。

 あのバランス感覚は見事でしたよね。
便利な知識を持つヒロインへの足枷でもありましたが、それを用いて周囲のキャラの反応を引き出し、病弱原因が大きなストーリーにまで繋がっていくのは、本当に上手いと思いました。

> その点で本作は、原作のこの場面では地の文で「この世界には未だ生まれていない保険に近い概念」と説明しつつ、それは現代知識を持つ者によって実現されるのではなく、「自分ファースト」なミーア姫の発案が、優れた官僚のルードヴィッヒによって別な意味を持つ政策になり、さらにやり手の商人によって発展させられて、結果として「保険」が実現するという流れになっているのが実に巧みだと思います。

 なるほど、原作ではそういう説明が!
理解深まります、ありがとうございます。
 アニメだけを見ている人には、あまり印象に残らないエピソードになってしまったのではないかと、それが不安で残念です。
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飛龍 乱

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