オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『異世界食堂』最終12話.「とん汁/コロッケ」

 普通の洋食屋に異世界へ通じるドアが開き、異界の住人達が客として訪れる基本設定について、これ以上説明する気はないんだろう……と思っていたけれど、最終話まで来て僅かに匂わせた。
 なるほど、店主は異世界人の血を引いていたのか。
それも伝説クラスの力を持つ女魔導師の孫、ということなら、不思議ドアの存在や異形客にサッパリ動じない店主の態度にも、納得。

 物語も、主題であろう料理についても、とにかく淡々と描くアニメだった。
薄味で量も食い足りない……その代わり、ウンザリさせる脂っこさやドカ盛りの食べ飽きとは無縁の作品。
ツカミが弱いため、放送開始当初で視聴をやめるケースと、そこを乗り越え「つい最後まで見てしまった」自分のような視聴者に別れるのでは。
 店内・店外での人間(とは限らない)関係が少しずつ繋がったりしており、その辺も面白くなりそうな……やっぱり濃いめの味付けにはならないのだろうけど……所での最終回は、残念。
 熱狂的に支持されるアニメかは分からないが(Wikipediaを見ると「2017年7月期のトルネ番付においてアニメ部門1位を獲得した。またNTT ドコモのdアニメストアが実施した「2017夏アニメ人気投票」でも1位を獲得している」そう)、第二期があるなら、「相変わらず味付け薄い」とか言いつ つ見続けたいな。
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『異世界はスマートフォンとともに。』09.「オエド、そして不死の宝玉。」

 今回は、中世風ファンタジー世界からの出張パターンとして、割とお馴染みの「サムライが居る日本風エリア」登場。
 まだ状況もサッパリ分からないうちに、取りあえず八重が属する陣営に味方し、ケガ人を全回復させ、問答無用で敵兵を倒す。
うーん、八重側が悪辣な侵攻を仕掛けていた、そうでなくとも、非は双方にあるってこと普通だろうに、短絡的だなあ。
幸いにも敵側に圧倒的な邪悪さがあった訳だけど、後で判断の間違いに気付いたら、どうするつもりだったのか。
 「八重所属陣営がワルモノだったなら、今度はそちらに相応のペナルティーを科す」「悪の支配者を遙か彼方へ放り出し、善政を敷ける人間を代わってトップ に据え、和平を促す」ぐらいのことはフツーにこなすスーパー主人公だろうから、「致命的な判断の間違い」なんてことは起こり得ないが。
 牢屋から助け出した武田家四天王的な人々、特に活躍もしないし不要だったのでは?
まあ、「なんとぉー」「そんなぁー」といった驚きリアクションを示してくれるモブは必要か。

 毎度のコトながら、困難な(はずと思われる)状況の提示が弱く、危機感も薄いところで「冬夜スゲー」パワーで事態がスイスイ解決していくため、危機感・爽快感が弱い。
その代わり、焦燥・不安・恐怖といったストレスもほぼ無く、ぼ~んやり~と見ていられるのがこの作品の強みか。
文句言いながら、自分もまだ見続けているし。
 「数十万の配下を引き連れて世界を滅ぼそうとする魔王が現れた」「宇宙から絶対的侵略者、迫る」なんてのも、放送時間10分ぐらいでは片付けるんじゃなかろうか。
 苦戦するとしたら、神のうっかりミス再びで、冬夜と同等の力を与えられたチートキャラが敵に回る時、ぐらい?
しかし、原作者が冬夜に苦労をさせたくない・徹底して甘やかしたいと考えている様子なため、その場合、敵は「生前同じクラスに居た高慢美少女」ぐらいに設定され、すぐデレて冬夜パーティーの一員になるだろう。
 いっそ、全てのパワーを与えてくれた神が「この世界を一度消滅させる!」とばかり敵に……それでも何だかんだ、気楽に勝ってしまいそうなのがコワイ。
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『徒然チルドレン』08.「傷だらけの天使 / もっと欲しくなる / シュート / おっぱい」

 恋愛コメディー、快調。
 男女関係の楽しい所、ドキドキする瞬間、笑えるおバカさん部分だけ集めて描いており、とても気持ち良く見られる。
 群像劇にしたのが上手いのかな、深部暗部に触れる前に他キャラへとカメラを移せて。
いや、結構シリアスな局面も描いているが、そう感じさせないコミカルな雰囲気作りに長けているのか。
 キャラクター達が基本ポジティブであり、ジメッと悩まないのも良い。

 古屋と、その妹まで振り回す、皆川 由紀が好きだなあ。
悪い女のようだけど、LINE?で彼から送られてきたヒドイ言葉を瞬時に「妹ちゃんが代わってコッソリ書いたモノね!」と即見破る洞察力とか、古屋への信頼感は凄く可愛らしい。
不必要なまでに妹ちゃんを追い詰める執拗さはどうなのかというと、まあ、まあまあ。
 付き合い始めたら人生を完全にコントロールされそうで怖い、しかし優柔不断男子にとっては「上手に自分を使いこなしてくれる」有り難い存在かも。
 逆に、こちらから積極恋愛攻勢に出てみたら、意外と不慣れそうな感じもあるがどうか。
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『NEW GAME!!』06.「あぁ……すごいなあ……」

 今期、第一期より「お仕事」方面の比重が増した感じ。
 可愛い女の子だらけ(社会人年齢設定だけど)で、社内が『けいおん!』部活のような雰囲気でありながら。
 描かれる仕事の辛さ。
まだ新入社員でありチームの一員だった前期から、青葉の責任が大きく拡大。
プロジェクトを巡っては、敬愛する先輩・八神とポジションを争うことになり、心理負担も増した。
 反面、その八神に認めてもらう喜びもある。
青葉にとって彼女は、単なる憧れの対象から、遠い目標を経て、競う相手に変化。

 同じ事を繰り返している「日常系」アニメではなく、苦難を経た成長が見て取れる。
 キービジュアル担当から外されようとしても、ただ落ち込んだり拗ねたり、または「私なんかより、八神さんの方が適任だと、私も思います」といった自己卑小化に陥らず。
ハッキリ「コンペは出来レース」と宣言されながらも、自らの仕事への情熱とプライドを掛け、「仕事を後輩から奪った・勝利を譲られた」形にしないことで八神への敬愛も表しつつ、勝負に臨む青葉の成長ぶり。
 「負けた!」と、他者による判定を待たず認めてしまえる絵を八神が描いていた事への、悔しさと、まだ敵わない憧れの人の位置に八神が居てくれる嬉しさ。
 実に複雑な心の動きだけれど、「分かる!」であり、ちょっとホロリ。
 自分も頑張らなきゃなあ、と思わせてくれる、良い話だった。
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『ナイツ&マジック』07.「New & Old」

 快調に面白い。
 銀鳳騎士団とラボラトリーとの模擬戦は、当然のように騎士団の圧勝に終わ……らず、意外。
シルエットナイトの性能ではエル特製の方が優れているのだろうが、ベテランパイロット達は実戦経験の豊富さでカバー。
 これまで世界に存在しなかった進化シルエットナイトを使いこなす操縦法や、集団での戦術がまだ確立されておらず、苦戦の理由になってしまった部分も。
コースや運転技量の差によっては、レースで軽自動車がポルシェに勝つことも普通にあるだろうし。
乗り慣れており機動力のある練習機に、主人公がコダワリ続けた『アルドノア・ゼロ』を、ちょっと思い出してしまったり。
 他国騎士団による襲撃・盗難事件に際しては、シルエットナイトの弱点を知り尽くしたエルならではの戦法で容易に制圧したが、彼の技術・戦闘力があればどんな戦いでも楽勝、「という訳ではない」のが、逆に嬉しい。

 以前の話で、エルを呼び出した公爵。
 大きすぎる才能への不安を抱き、もしもエルが、その力に見合う危険なほどの上昇志向を持っていたなら、先に誅する気持ちもあったのか。
 実際は、外見に比例して子供っぽい(オタクっぽい)ロボットへの憧れしか持っておらず、拍子抜けして、過度に恐れる必要は無いと判断。
 しかしそれは正しかったのか?
今回、ラボのジジイといきなり意気投合してしまったように、「同じ熱いロボット好き」に対しては警戒心を持たず、仮に相手が敵国エンジニアであっても情報開示をためらわない可能性が。
 まあ、それも程度問題で、長く技術革新のなかった世界において、エルは余りにも急激な進化をロボットに与えており、生じる戦力差に恐れを抱いた他国が機先を制するべく攻め込んでくる……なんていうコトも考えられ。
そのリスクを軽減するため、肝心な部分はキープしつつ完全独占を避け、情報を少しずつ出していくのは有効。
 シルエットナイトは対魔獣用の兵器でもある(主目的?)訳で、それを容易にし、戦死者を減らす技術を供与してくれるなら、王国は敬意と感謝を受けられそう。
王国と平和条約を締結した国にのみ技術を提供する、って手も。

 エルは、地位・金・女、どれにも興味を持たない。
せっかく可愛い女の子が寄ってきているのに、あんまり迫られると迷惑なんだよね、という反応すら示さない無頓着の徹底ぶり。
 これは、名家の一人息子として生まれ、可愛い顔立ちにも恵まれ、理解ある両親と良い友人に恵まれて育ったことも原因か。
極貧家庭に生を受け、肉体労働を強要されて学校へ行くこともままならず、蔑まれるほどブサイクで、全くチャンスの無い生活をしていたなら、「シルエットナイトに触りたい」というだけでも強烈な上昇志向を持たなければならなかったろう。
 この辺は、『異世界はスマートフォンとともに。』ほど極端ではないものの、本来の運命でなく死んでしまった主人公の転生に際し、神様がサービスしてくれた感じ?
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『異世界食堂』05.「カツ丼」「プリンアラモード」

 一話目を見た時は辛いこと言っておいて、まだ視聴を続けている。
 相変わらず、料理を作画や演出の技術によって美味しそうに見せることには、無頓着。
いや、そんな悪い描き方ではないのだけれど、今時の、料理描写に過剰なぐらい力を入れる作品群に比べると、はっきり見劣りしてしまう。
 食べた客のリアクションも、無難というか普通。
何も、服が破けたり巨大化して目からビームを出したり発情した表情まで見せる必要は無いが、地味な?『美味しんぼ』でもセリフを重ねることによって美味しさを表現しようと頑張っていたのに。

 それでも、割合面白く見続けられているのは、原作に寄るのだろうストーリーが、しっかり出来ているから。
 料理は、親との大事な思い出だったり、命を賭けた任務を後押ししてくれるものだったり、勇者の特権だったり……
 「現実世界の料理店に、普通の人間である客が来る物語」に翻案したって、成り立つ内容もあるけど。
ただそうすると、カツ丼のような普通の料理に、「初めて食べた、何だこれは!」という衝撃を乗せるのが難しくなるのか。
 料理をかなり珍しいメニューに限定する、客を特殊にする(長年服役していたので甘い物に飢えている等)、料理人の腕前を神業レベルとし普通の料理でも驚愕の仕上がりに出来る、なんていう風にでもしないと。
客を現実知識の無い異世界人、エルフや獣人など「特殊」な存在にすることで、その他は、ありふれた料理、腕は良いのだろうがグルメを唸らせる類いでない街の料理人、という取り合わせなのに、特別な感動を生じさせている。

 ツケが多いようだけど、よく成り立ってるなあ、ねこや。
王族の客などからは少々多めに頂いてるのか……メニューの値段は固定だろうが、チップとか。
 金貨を溶かして売れば現実でかなりの価値を持つ?いや異世界の貨幣そのままで、コレクターには結構な値段で売れそうか。
 色々な事情を抱えつつも、店に入れば「美味しいものを食べたい」だけしか思わない客達。
彼ら彼女らに「美味しいものを食べさせてやりたい」と、一番に考えている店主。
異様な設定を持ちながら、とても平和なお話で、見ていて心地よい。
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『THE REFLECTION –ザ・リフレクション–』02.「サバイバー」

 眠くなってしまう妙な間は、そのまま。
コンテ・演出共に一話とは違う人がクレジットされているのに、変わらないということは、これが最後まで貫かれるこのアニメのスタイルなのだろう。
 アクションシーンはそれなりに動く(好みの動きかはともかく)けれど、それ以外、心が不安になってくるほど画面に変化を起こさせない演出も、維持。
 加えて、唐突に始まった第一話に到る事情を説明するためのストーリーだった、とはいえ、前回見たアクションを、そこそこの長さで再び見せられ、集中力が保てない。
まだ主人公・敵側に伏せられた設定があるのだろうから、次回は、1、2話の内容を回想として流しつつ、何故そうなったか更に遡って語るのはどうだろう。
話数が進むほど総集編割合が増えていく、恐るべき省力アニメとして歴史に名を残せそう。
 キャラの性格付けや動機が少し見えてきたし、ようやくプロローグが終わり(まだ終わってない?)これから大きな物語が始まっていくのだろうが、もう限界で、視聴脱落。
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『異世界はスマートフォンとともに。』03.「将棋盤、そして地下遺跡。」

 相変わらず、ゆる~いアニメ。
 今回、冒頭で助けた迷子姉妹、てっきり本編で絡むと思ったらそれっきり。
さすがにいずれは関係してくると思うけど、こんな扱いなら、急いで登場させなくて良かったような。
 地図表示、時間確認、写真撮影を行い、スマートフォンの存在意義が示された。
しかし「タイトルにも入れてあるから無理して使っている」印象。
実際、前回は使わなかったんじゃ?
 人捜しとか、スマホマップよりサーチ魔法を使った方が早いだろう。
写真撮影はちょっと難しいのかな……印画紙的なモノを用意し、念写の要領で魔法転写とか出来そうだけど。
 主人公の超人っぷりにスマホ機能は負けてるんだから、改題して「凄すぎるオレ様の異世界生活」とした方が、合いそう。

 前回は、貴族の令嬢救助、執事救命、ついでに貴族母の失明回復と、実にアッサリした連続人助けで上流階級に恩を売った。
相手から生涯感謝されるような行動を、こうもポンポン続けられては、見ている方に取っちゃ有り難みが薄すぎ笑ってしまう。
ついでに街中の病人を一瞬で全員完治させてやれば。
 今回は、珍しく強敵が登場。
魔法を吸い取る相手なのに、「盗み取る魔法」は有効?
周囲の空間ごと圧縮して粉々に潰すか、マントルまで穴を掘って落とし焼き尽くせば済んだような……いや「そんな魔法を主人公は持ってない」のかも知れないけれど、このアニメの主人公なら突然どんな力を振るっても、「へー凄いね」で見ている方は済みそう。
敵の外観を美少女に変えてしまい、主人公への恋心を芽生えさせてパーティーメンバーに加える、ってのが作品傾向に沿ってるかな。
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