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『ドッグシグナル』01.「共倒れなボクら」

 原作漫画未読。
 犬の正しい飼い方・接し方レクチャー物、かな。
 別れた元カノが急に戻ってきて、主人公に犬を押し付け、消えた。
 主人公はその犬との折り合い(接し方)が悪く、噛まれたり、夜の吠えで住居を追い出されそうになったり散々。
 犬散歩中に出会った男から躾を教えられるが、プロのドッグトレーナーだという彼から高額の請求をされ、働いて体で返すことになる。
 ……これ、犬の可愛さとか一緒に過ごす楽しさ、感じられるかなあ?
自分は犬を飼っていたし、好きだけれど、描き方のせいかイラッとしてしまった。

 第一話は、生まれたばかりの子犬の愛おしさ、慣れた彼女が犬を世話してくれていた間の楽しい思い出、なんかを見せた方が良いような。
こんなの「犬めんどくさい」になりそう。
覚悟なく犬を購入し、世話が大変だからと捨てる層に対し、それぐらいなら最初から手を出すな!と警告する内容なら、これで良いけど。
 首輪を付けられた主人公が、ドッグトレーナーの男に連れられ、羞恥に耐えつつ四つん這いで公園を散歩するシーン。
ギャグとしては笑えない上、腐的な妄想喚起を狙っているようにさえ思え、子供がメインターゲット?の作品としてはどうだろ。
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『薬屋のひとりごと』03.「幽霊騒動」

 原作ライトノベル未読、漫画版は「ガンガン」の方を単行本で二巻まで既読。
と言っても読んだのは刊行当時で、かなり忘れてしまっており、アニメを見て、ようやく思い出すテイタラク。
 昔の中国王宮風の舞台設定。
 ヒロインがそこで働いていた理由。
攫われて売り飛ばされた、という人権もヘッタクレもない酷いもの。
誰か取り締まるべき!だけど、最高権力者である皇帝のお膝元でフツーに行われているんじゃ、誰にもどうにもできないな。

 薬学知識と知能自体の高さで、宮廷内の問題を解決し、次第に認められていくヒロインが気持ち良い。
 元薬師だったことと自らの身体まで使う実験により、薬の知識は深い……となっているが、もう「異世界転生した現代の薬剤師」の方が説明簡単そう。
しかし原作の開始は2011年、転生ジャンルが熱くなってくるより前か。

 アニメは初回、三話連続放送。
画面的クオリティは高く、ストーリーも、細部の省略を除きほぼ原作通り(読み直して確認)。
 強くて遠慮がなくて少々変なヒロインを、愛想のない表情含め、魅力的に描けている。
 三話までで単行本一巻分のネタを消化してしまっており、すぐ自分の既読範囲を超えそう。
 先を楽しみに、視聴継続。

『放課後少年花子くん』01.「放課後の花子くん」他

 漫画『地縛少年花子くん』を原作とする、10分枠のショートアニメ。
 娘は大ファンなんだけど、自分は原作未読の上、第一期アニメも初回ぐらいしか見ていないため、今作から見てもよく分からない。
 なかなかに高クオリティの作画、前期からそうだっけ?
ほとんど原作絵がそのまま動いており、厳しい娘もご満悦。
ファンには嬉しいアニメなのだろう。

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Rhyme Anima +』01.「Revenge is a dish best served cold.」

 「キングレコード内レーベル・EVIL LINE RECORDSが手掛ける男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト(Wikipedia)」メディアミックスの一環。
 えらく不親切な導入だと思えば、アニメ第二期だった。
一期を見た記憶がなく、それじゃ分からないのも当然。
 男性声優ユニットをまず売りたい作品、にしては女性キャラが多い。
 作画にも気合が入っており、こうして二期を始めたことからも、プロジェクトは成功してるんだろう。

『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。』02.「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、初デートする話。」

 原作ライトノベル未読。
 こういう思わせぶりなタイトルの場合、大抵が拍子抜けする意味しかなく、「海釣り経験済みなキミと、経験ゼロなオレ」の二人で釣りを楽しむ内容だったりする訳だけど、驚くほどそのまんまなストーリー。
 男性には処女信仰の強い者が多く、そういう層は非処女を蛇蝎のごとく嫌う。
ハッキリ「経験済み」で大丈夫かなあ、などと余計な心配してしまうが、作中では最初からそう公言しており、合わない人間は見なければ良いのか。

 男好きで誰とでも寝るヒロインだと、そういう行為自体が目的のエロ漫画なら話が早くて助かるぐらいだけど、恋愛の過程を楽しもうという一般作では難しい扱い。
 驚くほど純粋で、擦れてなく、「付き合った男性が求めるから・喜んでくれるから」行為に至っていた、とするのは、おバカさんではありつつ「オレが何とかしてあげなきゃ」的な保護欲を掻き立てるキャラ付けとして、なるほど。
 しかし、美人で、都合よく扱いやすく、異常なヤキモチ焼きでもないなら(これはまだ分からないが)、男は別れたがらないような。
今回彼女が口にしていた「高校卒業後、すぐ結婚した両親に憧れている」というのを他の男にも聞かせていたなら、早めに逃げなきゃヤバいと思われたかもしれないが。

 女性に対するドリーム成分が相当に濃く、それだけに気持ちよく見られる。
 二話で少々落ちはしたが、特にヒロインの作画は可愛い。
 スポーツカーを見て、早く走るだけの車つまり急ぎすぎる自分と同じだと捉えるヒロイン、対して、スポーツカーは走ることを楽しむ車であり青春を楽しんでいるヒロインみたいだと重ねる主人公の、視点の取り方に感心。
こういう気が効いたオタクならモテるかなあ。
 しばらく様子見。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』02.「はじめてのチュウ」

 原作漫画未読。
 ムチャクチャなタイトルだけど、本当にその通りの内容なのね。
もっと言うと『君のことが大大大大大好き「で愛し合って幸せになれないと死んじゃう」100人の彼女』。
 こういう設定からシリアスになるはずもなく、終始ギャグベースで進む。
笑いのツボを外すと痛々しくなりがちだが、原作も良いのだろう、速いテンポで次々繰り出してくるネタを上手く演出してあり、笑ってしまう。
そもそも千葉繁の声で喋るキャラが出た途端、反射的に笑う年代なんだけど。

 主人公は、バカながら誠意のある子で、なんでモテなかったのか不思議な容姿も合わせ、不快感がない。
 巨乳おっとり積極的少女と、ヤンキー風ツンデレ自爆少女、どちらにも魅力を感じられるよう描くため、細心の注意でバランスを取ってある。
 主人公の目に誤ってクッキーやポッキーを突っ込んだ後、少しの間、充血して赤くなっている描写を入れるコダワリが可笑しい。
 男子生徒を狙う教頭先生の、異常な行動と気持ち悪い動きが凄い!
夢に見そう。

 100人の彼女候補から一人を選べ、とだけ言われても辛そうだけど、全員と付き合わなきゃ相手が死ぬ、に至っては、幸せより恐怖。
 女性関係で何股もかけている人、羨ましさはあんまり感じず、大変そうだなあコレが甲斐性というものなのかマネできない、と思うばかり。
 二話最後で、三角関係にもう一人加わりそう。
 100人はどうやっても描ききれないと思え、彼女総数10人ぐらいの設定にしておいた方が良かったのではと要らない心配。
 気楽に視聴継続。

『帰還者の魔法は特別です』02.「試験」

 韓国のウェブ小説が原作なのかな、もちろん未読。
 その韓国で映像化されたのではなく、アニメのスタッフは、ほぼ日本人だと思う。
 悲惨な結末を迎える未来からの、時間巻き戻しやり直し系物語。
決戦で敗北する過程について、アバン程度で終わらせず、一話の半分も時間を費やして描くのが異色。
……初見キャラ達の奮闘と悲劇について、イキナリ見せられたところで感情移入などできないけれど。
 過去に戻った際、決戦参加者がすぐ出てくる訳ではないため、二話時点、もう顔を忘れてしまっていた。

 主人公の力、学園において強力なんだけど、それは「元々規格外の能力」なのか「未来から激戦を通して成長した力を持って戻った」のか「経験から相手の攻撃が分かっているので反攻が簡単だから」か、ちょっと分かり辛い。
帰還者の魔法は「どう」特別かを、描いて欲しい所。
 あと、未来から過去へ戻った人間を「帰還者」というのかなあ、この作品では。

 主人公が持つ「帰還者」設定が故の優位性や、未来を変えようという必死さがまだ薄く、作品独自の魅力は弱め。
 これくらいの原作なら、韓国に求めずとも日本ライトノベル界にだっていくらもありそう。
なんでわざわざ他国のものを使ったのか、不思議。
 作画は、二話目にちょっと緩さを感じつつ、水準クリア。
 様子見。

『アイドルマスター ミリオンライブ!』02.「夢のとびらはオーディション」

 2013年にリリースされたスマホゲームを、原作とするアニメ。
 「アイドルマスター」世界は多くのシリーズを抱えており、熱心な視聴者と言えない自分には、とても全貌を把握できない。
 一つ前のアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』は、珍しく最後まで見たけれど。

 まだ何者かも分からない二人の少女、そして将来を嘱望される少女が出会い、物語は動き出す。
 既にあるシリーズと比べ、そんなに斬新なスタートではないと思うが、それだけに手慣れた作りで、キャラそれぞれの立ち位置と個性、二話までの目的・オーディション合格を目指すストーリー構成も、上手くできている。
 オーディションであがってしまい歌声が出てない、というのを表現する声優さん、凄いなあ。

 3DCGの画面は、たまに手描きアニメかと思ってしまうぐらい自然。
数十人が集まって歌い踊るシーンなど、この技術でなければ実現は難しいだろう。
 三人でユニットを組むとして、グループ全体ではこんなに人数がいる?
ゲーム既プレイの人なら「推し」がいたり、メンバーを多く記憶しているから、問題ないのかな。
アニメ初見組だと、とても覚えられない、というのは制作スタッフとしても分かってるはずか。
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飛龍 乱

Author:飛龍 乱
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ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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