オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ゾイド ジェネシス』17.「怒り」

 うぅ~~ん、こう来たか。
 前回の内容から、明暗二方向の展開が誰でも考えられたと思うけど、そうか、こういう手もあったんだ。

 どう考えても怪しい情報を真に受け、ノコノコ出掛けて行くのは どんなモンか。
まあ、ルージもガラガも感覚に基づいて行動する方で、策略家という訳ではないから、仕方ないかな。
 強大なディガルドを相手に、補給物資を強奪し続けていれば いずれ対策を取られ、死の危険に見舞われるのは当然で、ルージは緊張感に欠ける無敵団を止めるべきではなかったか、と思ったけど…
団員は皆、それぞれディガルドに対し悲惨な過去を抱え込んでいるのだろうから、ただ無謀だから止めろと言っても聞くはず無いのか。

 余りにも呆気なく命を落としていく5人が切ない。
弱い身ながら、誇りをかけて せめて一太刀…と果敢に挑み掛かる姿は胸を熱くする。
 自分で作り上げた団を失い、仲間達と離ればなれになり、今また自分を慕ってもくれた子供達を喪う事で、遂に最終兵器を使うガラガ。
それは敵味方関係なく、側に居る者を皆殺しにするまで止められないバーサーク・モード。
 同じように怒りを感じていただろうに、体を張ってデッドリーコングを止めるルージの、意外な冷静さに驚く。
「ガラガに、ディガルドのような無為な暴力を振るわせたくない」気持ちの表れか。
 「導いてくれる人が必要だ」と言うルージに向けられたガラガの視線は、この後の展開に繋がっていきそうだなあ。

 で、オチ。
内容が内容なので、許せる人・許せない人が出て来て当然。
個人的には、「ホッとした」ので、許容。
 この作品でこれまで提示されて来た世界観からすると、そぐわない存在である無敵団を登場させて、その有り様から必然とも言える最期を迎えさせ、そしてまた、反則技っぽい復活を見せる。
いいように製作者に振り回される自分が、楽しかったり( ^_^ )。
 ただ、このパターンは「番外編」とも言える無敵団エピソードだから許せるもので、これ以上使うと作品の緊張感を大きく損なう恐れアリ。
注意が必要。
 思えば、真正面から戦いに臨まず、セコい手で切り抜けてきた無敵団は、修練により、あるいは弱い者特有の本能で、「危なくなったら誰にも見破られない程 見事に死んだフリをして切り抜ける」スキルを身に付けていたのかも。
本気で自分たちを「無敵」と捉えていたように、「ズルい演技をしてしまった」事は自覚しておらず、ルージ達をも騙す形になったとは夢にも思っていなかったりして。
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『交響詩篇 エウレカセブン』16.「オポジット・ビュー」

 以前、レントンとドミニクが好きな女の子のために共同戦線を張る話で、ようやく視聴者と作り手の感覚の違いを埋められたかと喜んだが、また少し乖離気味。

 何しろヒロインのエウレカが、前回 突然不機嫌になり、それをまだ引いていて…
元々「凄く魅力的」と言える程のキャラではなかったが、理由不明でコミュニケーション不全に陥ってしまうと、もうお手上げ。
 『エヴァ』の綾波は、まず遠い存在として描かれ、次第にカラが剥がれて分かり合えるようになっていく悦びを、キャラクターの魅力として演出してあったのだが。
 エウレカは、まだ ほとんど内面が分からず、親しみを感じ辛いままだった所へもって来て、この断絶。
「エウレカどうしたんだろう?早く彼女の笑顔が見たいな」と考えられるぐらい入り込めていた人はともかく、それ以外の視聴者にとっては、何かもう面倒臭いからどうでもイイやと思われかねない。

 レントンを「ムカツク馬鹿ガキ」に描いた意図は?
今回、エウレカに驚くぐらい無神経な言葉を投げかけた後、食糧が不足しているらしい(前回は健康食ブームを起こせる余裕があったような…)ゲッコー号の仲間を放って置いて、自分だけ腹一杯ピザなど食べまくった挙げ句、不法侵入のどう見ても怪しい住宅内で就寝。
 エウレカへの暴言は、何とか彼女に感情の波を起こしたかったから…なのかな?
 前回、叔父さんにたれ込まれ、軍にエウレカ達を捕まえられてエライ目に遭ったというのに、まるでその教訓が生きていない無警戒ぶりは、どう考えれば良いモノか。
住宅侵入以前から、幻想世界に入っていた?
 …しかし、ドミニクとの共同戦線話で見せた意外な程の冷静さ、判断力、熱血男の子っぽさとは、別人。
キャラクターには幅があっても良いんだけど、こんなにマイナス方向に振って見せられると、醒める。

 不可思議なイマジネーションも、ついこの前見せられたばかりであり、しかもビジュアルや背景の意味に新しいモノがある訳でも無さそうで、ダレてしまう。
 コーラリアンを通り抜けた者達は互いの心の奥底で繋がってしまった、という事を言いたい?
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