『コードギアス 反逆のルルーシュ』24.「崩落 の ステージ」25.「ゼ ロ」
約四ヶ月の期間を置いて、放送された続き二話。
スタッフの責任ではないんだけど、何しろかなりの時間が経っているもので、ごく短く入れられた あらすじで拾い切れていない部分につき、記憶が怪しくなっていて、特に冒頭、入り辛い気持ちになってしまう。
ニーナなど、周辺事情を忘れており、乗って出て来たナイトメアは何だっけ?学祭で出て来てたんだっけ?とか疑問を感じてしまう始末。
扇とヴィレッタ。
失っていた記憶を取り戻し、日本人に対する差別意識が甦っても、何故か扇を撃てない自分自身に戸惑うヴィレッタ…とかいうパターンを期待したが、スッキリ割り切って一発喰らわしてしまうのに、驚く。
しかし、危険な敵地の真っ只中までやってきて、記憶が戻っていないフリをすれば「幹部の女」という地位を上手く利用できたかも知れないのに、まだ何の成果も上げないうちに銃撃を喰らわしてしまう決断には、逆に愛があるのかな…などと考えてみたり。
単に、高いプライドが、不名誉な記憶喪失中の出来事を許せず、相手を抹消して「無かったこと」にしようとしたのかも知れないが(倒れた扇を見つめる彼女の目に、憎しみは無い)。
扇はまだ生きているので、二人のドラマにも、展開の余地がある…か?
黒の騎士団を丸ごと見捨てて、ナナリー救出に向かうルルーシュ。
リーダーを失った組織は瓦解の危機に見舞われ…
個人的事情ばっかり優先して酷いなあ、と思うけど、ルルーシュにとって騎士団の維持とか日本の開放は、ナナリーを含む「小さな願い」を実現化していくための手段に過ぎず、妹を失っては価値の無いモノなので、仕方ない。
戦う力の弱い日本が頼り切る、圧倒的な力を持つ異国(の人間)は、日本の事を考えているフリだけしながら、その実 自分の私的な事情のみを優先して行動していた…という図式?
コーネリアが直接指揮を執らなくても上手く機能できるブリタニア(軍組織)と、ゼロを中心に寄せ集めで構成しているため、彼が居ないと烏合の衆にもなりかねない騎士団の、差が出たものか。
能力値はともかく副司令官の地位にあった扇が、指令を下せない状態になっていたのも、誤算。
復活し、やたら強力になっているジェレミア。
最初、ゼロに対し崇拝するような言葉を漏らしていたので、憎しみの余り価値観が転倒して本気で崇める気持ちになってしまったのでは、と思ったけど、そんなはずもなく。
C.C.を巻き添えに死ぬほどのキャラに育ったのなら大したものだが、彼女はまだ片付くには早すぎるだろうから…何かあって二人とも助かるか、ジェレミアだけ死ぬのかな。
ルルーシュには、最強の敵・スザクの他に、ナナリー誘拐犯(まだ敵味方不明だけど)や、生き延びたコーネリア、シュナイゼル、ラスボス?の皇帝、ニーナまで居る訳で、ジェレミアをザコから昇格させ、『マトリックス』エージェント・スミスみたいな強大な存在にまで育てる余裕は、無いだろう。
カレンが そこに居る事を知りながら、彼女がゼロに抱く虚像を粉々にするような身もフタもない事を言い募る、ルルーシュ。
この迂闊さが彼の持ち味ではあるけど…逆上したカレンから銃撃を加えられても、仕方ないなー。
シャーリーに対しては、見事な言葉選びを見せていたのに、今回は追い詰められているせいか、酷く荒い語り。
扇が撃たれた報告を聞いても「代わりなら後で用意する」と言い捨ててしまうルルーシュと、スザクを道具として見ているような言動がありながら、彼のため命も賭けるロイドとセシルの対比が、鮮やか。
ルルーシュとスザクの決着はどうなったのか、ナナリーを攫った者の目的は、黒の騎士団はどうなる。
「一区切り」など付いていない、またもクリフハンガーな続き方。
今度はいつ、この続きが見られるんだろう?
あんまり遠いと、また色々な事を忘れてしまいそう。
シリーズ完結後、DVDなどで一気に鑑賞するのが、一番楽しめる方法なのかも。
と思いつつ、待ちきれず、一話ずつでも早く見たいのが、ファン心理。
なるべく早期の再開を…今度は完結まで途切れず続ける放送形態で、望みたい。
スタッフの責任ではないんだけど、何しろかなりの時間が経っているもので、ごく短く入れられた あらすじで拾い切れていない部分につき、記憶が怪しくなっていて、特に冒頭、入り辛い気持ちになってしまう。
ニーナなど、周辺事情を忘れており、乗って出て来たナイトメアは何だっけ?学祭で出て来てたんだっけ?とか疑問を感じてしまう始末。
扇とヴィレッタ。
失っていた記憶を取り戻し、日本人に対する差別意識が甦っても、何故か扇を撃てない自分自身に戸惑うヴィレッタ…とかいうパターンを期待したが、スッキリ割り切って一発喰らわしてしまうのに、驚く。
しかし、危険な敵地の真っ只中までやってきて、記憶が戻っていないフリをすれば「幹部の女」という地位を上手く利用できたかも知れないのに、まだ何の成果も上げないうちに銃撃を喰らわしてしまう決断には、逆に愛があるのかな…などと考えてみたり。
単に、高いプライドが、不名誉な記憶喪失中の出来事を許せず、相手を抹消して「無かったこと」にしようとしたのかも知れないが(倒れた扇を見つめる彼女の目に、憎しみは無い)。
扇はまだ生きているので、二人のドラマにも、展開の余地がある…か?
黒の騎士団を丸ごと見捨てて、ナナリー救出に向かうルルーシュ。
リーダーを失った組織は瓦解の危機に見舞われ…
個人的事情ばっかり優先して酷いなあ、と思うけど、ルルーシュにとって騎士団の維持とか日本の開放は、ナナリーを含む「小さな願い」を実現化していくための手段に過ぎず、妹を失っては価値の無いモノなので、仕方ない。
戦う力の弱い日本が頼り切る、圧倒的な力を持つ異国(の人間)は、日本の事を考えているフリだけしながら、その実 自分の私的な事情のみを優先して行動していた…という図式?
コーネリアが直接指揮を執らなくても上手く機能できるブリタニア(軍組織)と、ゼロを中心に寄せ集めで構成しているため、彼が居ないと烏合の衆にもなりかねない騎士団の、差が出たものか。
能力値はともかく副司令官の地位にあった扇が、指令を下せない状態になっていたのも、誤算。
復活し、やたら強力になっているジェレミア。
最初、ゼロに対し崇拝するような言葉を漏らしていたので、憎しみの余り価値観が転倒して本気で崇める気持ちになってしまったのでは、と思ったけど、そんなはずもなく。
C.C.を巻き添えに死ぬほどのキャラに育ったのなら大したものだが、彼女はまだ片付くには早すぎるだろうから…何かあって二人とも助かるか、ジェレミアだけ死ぬのかな。
ルルーシュには、最強の敵・スザクの他に、ナナリー誘拐犯(まだ敵味方不明だけど)や、生き延びたコーネリア、シュナイゼル、ラスボス?の皇帝、ニーナまで居る訳で、ジェレミアをザコから昇格させ、『マトリックス』エージェント・スミスみたいな強大な存在にまで育てる余裕は、無いだろう。
カレンが そこに居る事を知りながら、彼女がゼロに抱く虚像を粉々にするような身もフタもない事を言い募る、ルルーシュ。
この迂闊さが彼の持ち味ではあるけど…逆上したカレンから銃撃を加えられても、仕方ないなー。
シャーリーに対しては、見事な言葉選びを見せていたのに、今回は追い詰められているせいか、酷く荒い語り。
扇が撃たれた報告を聞いても「代わりなら後で用意する」と言い捨ててしまうルルーシュと、スザクを道具として見ているような言動がありながら、彼のため命も賭けるロイドとセシルの対比が、鮮やか。
ルルーシュとスザクの決着はどうなったのか、ナナリーを攫った者の目的は、黒の騎士団はどうなる。
「一区切り」など付いていない、またもクリフハンガーな続き方。
今度はいつ、この続きが見られるんだろう?
あんまり遠いと、また色々な事を忘れてしまいそう。
シリーズ完結後、DVDなどで一気に鑑賞するのが、一番楽しめる方法なのかも。
と思いつつ、待ちきれず、一話ずつでも早く見たいのが、ファン心理。
なるべく早期の再開を…今度は完結まで途切れず続ける放送形態で、望みたい。
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