FC2ブログ

オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『機動戦士ガンダム00』04.「対外折衝」

 「ガンダムに乗る少年達によって世界が変わる」のではなく、「変わる(変わらない)世界によってガンダム側が利用される」という、物語の持って行きようは、シニカルで面白い。
…前回の、ザコ敵相手に弱い者イジメ戦を仕掛けるガンダム、みたいなもので、まだ物語が始まったばかりの この時点で描くストーリーかどうかは分からないけど。
 主人公達が思い描く夢に向けての前進と、理想の姿に近づいているかに思える世界をしばらく見せ、その実、まるで変わっておらずヘタをすると より悪くなっている世界への失望を示し、その後、そういう状況を踏まえて どうすれば良いのか、というのがパターン。
 ガンダムマイスター関係者の根底に、「夢」よりは最初から「諦念」があるように感じられるのは、時代だろうか。

 今回は、物事の裏とその裏まで描いてあり、フクザツになりそうな話を、少々過剰なぐらいのセリフによるフォローで理解しやすくするのに成功。
「画面で示す」所がもっと多くあって欲しかったけど、そうするとこの倍ぐらいは尺が必要になるかな。
 大国の圧政への反抗、という理由付けがあっても、戦争は許さないソレスタルビーイング。
だとすると、彼らの行いは、大国による支配・現世界秩序維持に有利なばかりのような。
 タリビアには、裏の目的があったから特別?
でも、こうしてガンダムから攻撃を受けることが、アメリカ・タリビアの利益に適う行動だったようだし…

 主人公達が、どこまで事態を読み、どこまで利用されることを「良し」と考えているか、それが分からない限り何とも。
そもそも、彼らの本当の目的、それと必ずしも合致しない可能性がある「上」の目的さえ、明かされてない訳だけど。
 巨大兵器に寄らない自爆テロや生物テロには どう対応するのか、住民を死に追いやるほど酷い圧政にも武力蜂起してはいけないのか、等々、分からないことは多々あるが、今の時点では、疑問を持ってもらうのも狙いなんだろうな。

 長距離狙撃型ガンダムが、単身突っ込んでいって敵を掃討するのに、ガッカリ。
役割分担・チームでの作戦行動は、もう終了?
今回は、敵戦力が余りにも貧弱だったので、闇雲に戦ってオッケーだと判断したのか。
 歳のせいか大量に出ているキャラ…特にキレイ方向キャラの見分けが付かず、あれ?この人誰だっけ?と、時折 思わせられてしまう。
いっそ、『銀河英雄伝説』に倣い、キャラが画面に出る度「人類革新連盟 中佐 セルゲイ・スミルノフ」「経済特区・日本 高校生 沙慈・クロスロード」というようなテロップを出した方が親切かも。
 主人公達にまでキャラクターとしての魅力が弱い(画面への登場時間さえ少ない)のは、そろそろ どうにかして欲しい所。
スポンサーサイト



アニメ | コメント:0 | トラックバック:1 |
| HOME |