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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『もやしもん』最終11話.「輝く菌未来」

 えっ、これで終わり?
まだ主人公らが過ごす日常の、それも取っ掛かりしか描いていないと思うのに。
 菌に関与できる能力を用い、バトル展開にも出来たかなあ。
「沢木、貴様が使役する菌は…ふん、1200程度か、ゴミめ。私の菌力は5万、相手にならんな。なっ何い!奴の菌力が跳ね上がっていく!10万…15万…奴は菌に愛されているとでもいうのか!」とかなんとか、まあ「ジャンプ」的パターンに。
そんなのが面白いかどうかは知らないけど。

 主人公の親友が、女装美少女に変身したのはともかく、主人公にキスまでしてしまう動機について、あんな簡単な説明では理解しきれない。
…のだけれど、同様に考えてか騒ぐ及川の口を、長谷川が唇でふさいで事も無げにしている所からして、この作品中ではキスに大した意味はないのか。
 「同性愛だ」とか言い出すと、ヤヤコシイ話になるし。
 まあ、酔っぱらい同士がよく ぶちゅ~っとやっていたりする、アレと同じぐらいの意味合い?

 「ファンシーキャラクター化した菌を可愛く見せる」という、なかなか思い付かないし、思い付いても実行に移す勇気が持てない極端なアイディアを、的確に、効果的に描き出し、楽しませてくれた。
 人間も菌も、登場キャラクターそれぞれが個性的で魅力あるため、彼らが生み出すドタバタをもっと眺めていたい気持ちが強く、こんなに短く終わってしまうのが寂しい。
 続きは原作で読む、あるいはアニメの第2部を待てば良いのかな。
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『機動戦士ガンダム00』12.「教義の果てに」

 刹那の母国(彼自身の国はもう無いが)で行われる、キャラ設定掘り下げ話。
 生身で、町へと出て行く刹那。
…捜査能力は低いのだし、ガンダム抜きで戦っても大して強くない事から、不穏な空気に包まれた街中になど出すべきじゃないと思うが。

 「ところがギッチョン」という言葉、耳にしたのはかなり久しぶりのような。
傭兵オジサンの個性に、「やたら死語を連発する」を加えて良いかも。
 アホなところがありつつ、戦闘能力の高さ(新型モビルスーツのお陰も?)を見せつけたグラハム。
モビルスーツ性能の差を考えれば、操縦の才能はガンダムマイスターを超えているのかも。
台詞回しのオマージュに笑ってしまう。

 メインストーリーの脇で、ゆるゆる進んでいく、ルイスによる対ママ「沙慈好感度アップ作戦」。
 ママの弱味を的確に突くルイスの戦術が素晴らしい。
「敵」のデータが揃っていたから、ではあるけれど、スメラギよりずっと戦術予報士に向いて見える。
 ただ、「予想以上の成果により、ママが沙慈に危険な好意を抱いてしまう」事と、「まだ現役で行けそうなママの美貌・沙慈の流されやすさ」を計算に入れていなかったのは、策士策に溺れる、かな。
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『仮面ライダー電王』44.「決意のシングルアクション」

 書き損ねていたので、今更ながら。
 存在を危うくする戦いに巻き込めないと、モモタロス達と袂を分かつ良太郎。
全てを知りながら、それでもなお、良太郎と戦い続けようとするイマジン四人組。

 ここで、損しか無いのに良太郎と共に戦う理由を、的確にはモモタロスが「語らない」。
 一言で言えば、「俺達、友達じゃねえか」という事なんだろうと思うのに、その言葉はあくまで使わない。
 もどかしくはあるけど、的確だが簡単な言葉だけで関係の描写を済ませようとしたり、酷い場合には「愛だ」と言えば全てを説明付けられたと制作者が勘違いしている作品も珍しくない現状、想いを乗せた不器用なセリフと、もっと不器用な行動のみを用い、画面から「気持ち」を伝えようとする誠実な作劇姿勢に、胸を打たれる。

 電王の変身システムや、イマジンの(まだ多くは謎ながら)設定・行動について、変だなあと思わせられる所があり、最終回まで見てもキレイに解決できるかどうかは疑問だけど、とにかく、良太郎、モモタロスらイマジン、侑斗・デネブ…彼らが生み出す関係、この面白さだけで、十分に引き付けられる魅力がある。
 やっぱり、キャラクターこそ命なんだなあ。
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お仕事の話

 多分、22日ぐらいに新刊単行本「セレブの棲む家」が発売になります。
 ワニマガジン社様でのお仕事をまとめた物。
 タイトル通りセレブな奥様が登場する話も多くありますが、他にも様々なタイプの物語を収録してあり、どなたにもお楽しみ頂けるものと確信しております(せめて作者本人だけでも確信してなきゃ)。
 是非、よろしくお願い致します!
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『CLANNAD』11.「放課後の狂想曲」

 強烈だった風子のエピソードが片付き、また新たにキャラクターを彫り込み始めるのは大変だろうと思ったが、ことみを対象としても、個性と魅力の捉え方・演出が実に的確。
 ことみばかりでなく、彼女と気があっている様子の渚・椋もまた「ボケ」系統のキャラなため、差別化を計るのは、本来困難なはず。
しかし、見ていると、最も常識的…フツーに近いのが渚で、常識的でありつつ積極性が酷く弱いのが椋、「攻撃的」とも言えるぐらい周囲の人間を巻き込んでボケていくのが ことみ、という描き方になっている。

 本人が持つ「調子っ外れ」さ加減を、バイオリンの殺人的演奏にそのまま乗せ、外部へと発信させていく個性表現のアイディアが面白い。
まあ、「音痴」とか「料理と称して毒を作る」といった、傍迷惑な特性に繋がる描き方ではあるんだけど。
 ことみの持つ驚く程の悪意の無さ・頼りなさが、迷惑さを打ち消し、魅力へと変えていく。

 今回、椅子から素足で床に降りた ことみが、窓辺に歩み寄り、窓の桟でなくガラス部分に両手の五指を強く押し付け、その柔らかさと帯びた湿り気を用いてくっつけ、すうっと横にスライドさせ開けていく…ここが、ふわふわと実体を持たないかのような少女に「肉体性」を感じさせてくれ、何の えっちなシーンでもないのに見ていてドキドキしてしまう。
 作画の高いクオリティーと演出の細かさ、両方揃って初めて実現できる場面。
例えば作画が悪かったなら、「ナニ無駄なシーンを長々見せてやがる」という印象しか残せなかったろう。
 この作品は、割と頻繁に、目を奪う演出や動きを見せてくれるのが、嬉しい。
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『機動戦士ガンダム00』11.「アレルヤ」

 作戦の失敗はともかく、自身のガンダムが秘密の形態を明らかにしてしまった事まで、スメラギの責任として糾弾するティエリアが可笑しい。
 戦術の失敗を、一兵士レベル(元々四機だけで構成されたチームとはいえ)で挽回しよう、というのは無理だけど、その場での戦い方は兵士に任されている訳で、そこを責められても。
 「静かに自責の念に堪え、次回作戦への反省材料とする」のではなく(そればかりではなく?)、「八つ当たりでもしないと心のバランスを保てない」辺り、ティエリアもまたガンダムマイスターとしては、未熟。
 チームのメンバーに理想のガンダムマイスターへと成長してもらうため、であっても、個人的な色合いも濃い作戦に同行し、アレルヤへの配慮を見せるなど、やっぱりツンデレキャラとしての面白味があるなあティエリア。

 超人育成施設の破壊作戦。
 「仲間」に近づくことで、アレルヤが苦痛を受け正常な判断力を失う…というのをスメラギは把握していたのかどうか。
前回はそれが原因で捕獲までされたのだから、今回、単身潜入させるのは危険すぎかと。
 機関のビルを目前にして交わされるアレルヤとハレルヤの「狂」を感じさせる会話は、圧巻。
アレルヤが心の傷を乗り越え、強い意志をもって攻撃した…訳ではないのが不満だけど、それはまだ今後に成長の余地を残している、という事でもある。
 二重人格の解消を目標とせず、「能力」として同時発動を可能とし、単身ではとても操縦できない複雑な機構を持つガンダムが操縦できるようになる、とか。

 人革連。
鹵獲作戦を遂行するなら、今回のようにガンダム二機が地上で行動中、とハッキリしている隙を狙った方が効率よかったような。
 万が一、全機が地上で行動中だと、鹵獲不可能になってしまうから?
でも、現在 何機が地球に居るのか確認できないみたいだし、どのみち賭けに なってしまうはずだけど。

 腹黒そうな超人研究責任者に対し、隠し事への正確な推察を見せ、排除するセルゲイが格好良い。
 オジサンが要所を締めると、こういう戦いが主のアニメは、グッと面白く感じられるなあ。
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Wii Fit

ネットで予約してあったWii Fitが発売日に届き、連日体重測定中。
 体重計自体は持っていたんだけど、ダイエットを頑張っている訳でもなし、毎日乗る、という事はまず無かったため、画面にグラフで表され一日ごとに結構体重が増減している実感を持つのは、なかなか面白かったり。
デブだと思っていたのに、BMI値が「フツー」に留まっていたのも、意外。

 毎日計る事を考えると、Wii起動から体重測定までに(僅かながら)ボタンを押して画面を進めるプロセスがあるのは、善し悪し。
「ボードに乗っただけでスグ計れます」の方が、より負担無く済んだような。
 大して時間が掛かる訳ではないし、そのプロセスその物を「イベント」として楽しめば良いのかな。

 「うわ!しまった!昨日より体重が増えている」と測定されたら、そのままボード上で運動に移行して、不摂生を反省しつつ増加分をダイエットしている「気分」になれるのが、精神衛生上、良いところ。
 ヨガやら有酸素運動やら、どれも やってみると割合にキツく、汗をだくだく流す程ではないけれど、「運動した、頑張った」実感を持たせてくれ、楽しい。
 ボードを使わない室内足踏みジョギングは、すぐ飽きると思ったが、割合に楽しくて続けてしまう。
「床でドスドス足踏みしてないで、外に出て散歩すれば良いんじゃないの」というのは実にその通りだけど…「気楽に、構えず出来る」のが大きな優位点。

 買っても、面白いと思えず すぐに投げ出してしまうゲームが多いことを考えると、既に半月ほど、なんだかんだ利用しているWii Fitは、まずまず元を取っていると考えられる。
 …もっと頑張って運動利用すると、更に元が取れるゲームなんだろうな。
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『機動戦士ガンダム00』10.「ガンダム鹵獲作戦」

 ガンダム各機の能力の高さは、セルゲイも知っていただろうに、完全な武装解除とかパイロットの戦闘不能(死亡)を確認せず、内部が無防備な輸送機にキュリオスを仕舞い込むのは迂闊。
コックピットを潰すとか、外装から電流を流し続けてパイロットの意識を奪う措置が必要だったかと。
 すぐにガンダムの分析が出来、ハッチを開けられるはずだったのだろうが…
しかし、「死んだふり」をして油断させ、船を破壊し、逆襲を掛ける作戦だってあり得る訳で。
 すぐ捕まってしまうアレルヤも情けないが、彼を評して語るティエリアの「万死に値する!」に笑わされてしまったから、いいや。
面白いので、これを彼の口癖に設定してはどうか。

 対ヴァーチェ作戦の、大出力火器が発射に到るまでのタイムラグを計算した回避行動は、合理的で嬉しい。
 至近距離から連続攻撃を加えるソーマ、パワーの差を機体数でカバーしようという拘束作戦、関節を固着し、搭載砲の動きさえ押さえ込もうという徹底ぶりは、老練な軍人が指揮する部隊の有能さを感じさせてくれる。
…輸送艦に仕舞い込む前に、キュリオスの関節も、粘着物質で固めておけば良かったんじゃ…

 キャスト・オフするヴァーチェ。
 長い髪の女性っぽいガンダムになる所からして、パイロットであるティエリアの実体も女性?
「あ、あんたなんか、まだまだガンダムマイスターとは認めてあげないんだからねっ!」というようなツンデレキャラ化してくれると、野郎のファンが増えるかも。
 担当声優が男性のような気はするけど、まあ人間誰しも欠点はあるもので(笑)。

 再度、凶悪な性格が表面化するアレルヤ。
ソーマを いたぶったりしているから、敵の殲滅に失敗してしまう。
 おまけに、一パイロット相手にベラベラと自分のことを喋ってしまうし。
敵パイロットの機体にブラックボックスが搭載されており、最後の会話を録音したそれが後に回収されたなら、マズい事にもなりそうだけど…まあ、もう「極秘で完璧なガンダムチーム」という前提は崩れている訳で、今更か。

 命を賭けてセルゲイらの脱出を助ける人革連のパイロットが、格好良い。
キュリオスと共に自爆していれば男前のままで散れたろうに、迫る死を前に恐怖で取り乱す様を見せては台無し…なんだけど、その格好悪さが人間として「リアル」。
 非道なアレルヤに怒りを燃やすセルゲイ。
うーん、こちらの方が主人公っぽいなあ。
 次回、アレルヤの抱える事情が描かれることで、感情移入のバランスを変えてくれるのだろうか。

 全てが上手く行かない、グズグズの戦いだったが、意図して描かれたその戦いの面白さがきちんと演出されており、見入ってしまう。
 チーム(軍隊)として連携が取れている人革連軍に比べ、バラバラなままのソレスタルビーイング・ガンダムチーム。
もうちょっと相互理解が必要じゃなかろうか。
 「弱点をカバーし合わなければ勝てない」事が身に染みて分かったはずのこの戦いを、その切っ掛けにするのかな?
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『スケッチブック~full color's~』10.「出会いの先」

 絶賛したり、内容から深い感銘を受けたり、という作品ではないと思うが、ほのぼのとした日常の描き方と、どこか抜けたキャラクター達が織りなすコミカルなドラマに笑わせられ、癒されてしまう、良品。

 時折、こう詩的なイメージがあって、今回冒頭でヒロインが呟く「長い試験が終わって、顔を上げてみたら、辺りの色が変わっていた」というセリフなど、生活から言葉を切り出すセンスの良さに感心してしまう。
 自前の水筒からお茶を飲みつつ、ふとした変化に感動し、日々を言祝(ことほ)いでいくヒロインに説得力を持たせて描き出すには、作者自身にも そういう素養が必要。
原作者は必要十分にそれを持っている、という事なのだろう。

 妙にテンションを上げ校舎裏写生会を意味づけていた先生が、突然カバンから枕を取り出しベンチに横になって漏らす、「自分を欺くのも限界が来た、後は好きにやってー」というホンネになると、内心を正直に言葉にし過ぎていて、詩的を遠く離れ言っちゃならんエリアに。
 そういえば、自分の高校には校舎裏スグに大きな川が流れていて、河原もあったのだが、学生で居た間(今に至っても)一度もそこに降りてないような。
「必要」が、まるで無いからなあ。

 遠くまで引率するのが面倒だから、という動機ではあるけど、特別でない裏山の中からでも美しさを見出し、楽しみなさい、とする先生の考え方は、「普段行かない場所のキレイな景色を見て当然のごとく感動する」より、もしかして多くのことを教えているのかも知れない。
 いや、先生自身はそんな教育的なことまで考えていないと思うが。
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『電脳コイル』最終26話.「ヤサコとイサコ」

 やっぱり、謎解きが先行し、ドラマが従になって終わってしまったような印象。
 示された世界の全体像は、かなりよく考えられている、興味深いものではなかったかと思う。
だから、「そこそこ」「まあまあ」ぐらいのアニメだったら、この終わり方でさして問題を感じなかったろう。
 しかし、ここまで見せられてきた個々のキャラクターが持つ魅力と互いの関わり方、電脳空間を親しみやすく「子供のごっこ遊び」を延長したものとして楽しく示す手腕など、それだけを目指しても他作品ではなかなか実現できない高いレベルにあったので、それらを差し置いてまで、「謎解き」を優先して終わってしまう作り方を、勿体なく思う。

 ヤサコとイサコの関係は、距離を詰めていく過程を不足気味に感じつつ それなりに描けていたが、とにかく終盤、フミエやダイチ・黒客メンバーの影が薄く、残念。
 フミエとダイチによる幼い恋の進展とか、アキラが姉に負けない「男の子」になって行く(意味を持たすなら、負けっ放しでも)様子は、是非見たかったところ。

 ヤサコについて、前の学校でイジメを行う立場に居た?という情報が示されるが、さしたる葛藤も克己もなく、放置で終わってしまうのに拍子抜け。
かなり重要な要素だったと思うのに。
 イジメ対象と交わす僅かの会話や、イサコに対する態度で、全てを含め「ヤサコの成長」として終わらせた、と取れなくもないが…
 ラストで彼女が見るのは電脳ペットの幻(?)であり、友人達の元に駆け込んでいく、今を生きていく姿では「ない」、というのも、なんだか消化不良な気分にさせられる要因。
いや、デンスケは、他の人間キャラを凌駕するぐらい良い・泣かせるキャラだったと思うけどね。

 繰り返すが、この作品に対する不満は主に、「もっと面白くなったはずだ」「これで満足して見終わるには、途中までスタッフが見せてくれた可能性が大きすぎる」という、過度な思い入れと傍迷惑な期待に寄る。
 友情もアクションもバトルの迫力も謎解きも、見た事が無いようなビジュアル・イメージまで詰め込まれている作品で、この上まだ何か求めるのか!と言われると、全くその通りなんだけど。
 すぐ再放送が始まるみたいだから、見返してみて、理解しきれなかった部分を補完しようと思う。
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