オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『俗・さよなら絶望先生』04.「路傍の絵師」「恥ずかしい本ばかり読んできました」「薄めの夏」

 最初のエピソード。
 パロディーとして描かれる地球侵略の様子。
降下してくる巨大な母船、地上に降り立つ人型巨大兵器、その圧倒的な攻撃力の前に呆気なく壊滅する防衛軍戦力、御都合主義も極まれりの地球人によるデタラメな対抗戦力登場、戦局を瞬時に逆転させる無茶苦茶な超兵器(人面決戦兵器?)パワー…
 凄くベタなネタだけれど、見ていてやたら楽しかったのは、パターン外しやらリアリティーに遠慮してか、最近こういうアホみたいな侵略物が滅多に見られなくなっているから。
 『エヴァ』劇場版からのイタダキアクションも、「パンツを見せるサービス」を主眼に馬鹿馬鹿しく見せると、また違った味わいがあるなあ。
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『シゴフミ』04.「ナミダ」

 四話目まで来て、初めての良い話…というか、まあ普通なら第一話に持ってきそうな「シゴフミ」の価値が普通にある話。
 これまでは、ちょっと変則的な意味を持たせていたので。
 死んだ人間が、生前には伝えられなかった気持ちを手紙に書き、それを読んだ対象人物の心が救われる。
 素直な話すぎて、何か、物語中の大事な部分を見落としたように思えて仕方ない。

 直接的な描写にせず百合のドキドキを感じさせる演出は良く、新たな配達人少女も登場したけれど、もっとヒネくれた内容でないと、物足りなく感じてしまったり。
 前回引いた、フミカの内面に迫る話の続きは、また次回?
シゴフミ配達エピソードの合間に挟んで、少しずつ進めるのかな。
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『ARIA The ORIGINATION』04.「その 明日を目指すものたちは…」

 掲示板でも言われていたけれど、今期は、灯里の成長を描き、やがて辿り着く物語の最終到着点までの距離が、確かに短くなっていく様子を表していくのか。

 今回は、お馴染み仲良しトリオから離れた灯里が、別の場所に存在した、彼女らと似て非なる…少し先の未来とも言える?三人組に加わる。
 プリマを目指す勇気が挫けかけている少女、何度失敗しても立ち上がりプリマを目指す少女、二人とはまた別の「ゴンドラと共に生きる」道を元気に歩んでいこうとする少女。
それぞれ、外見が可愛いのは勿論として、なかなか魅力的に描けており、灯里が旧トリオを解散し、ここに加わって新たにカルテットを結成しても、物語は十分に成り立つだろう。

 同年代ぐらい?に見える少女らが、既に何度もプリマ試験を受けているらしい事からすると、灯里らはちょっと遅れ気味なのかな?
「凄く大事に育てられている」とも言えようか。
 三人組の中で飛び抜けて技量に優れている訳ではない灯里が、今回登場した三人に感心されるほど、優れた腕前を持っていた、という事は、トリオ揃って普通ならもうプリマになっていておかしくない段階にありそう。

 プリマになる事、だけが物語の目標ではあるまいが、大きな目標の一つに到る道筋がスッキリと見えてしまったようで、ちょっと寂しい。
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『ゲゲゲの鬼太郎』42.「オベベ沼の妖怪かわうそ!」

 深夜枠の『墓場…』を見ているせいか、普通に正義感を持ち、ねずみ男とも「悪友」としてとても良い関係を築いている鬼太郎に、すっかり和んでしまう。
 こうして見ると、ねずみ男ってイイ奴だ。
深夜枠の酷すぎる人格とは、大違い。

 二人の和やかな旅、かわうそへの疑惑と彼の誇りを賭けた戦い、真犯人だった一目入道の犯行動機と優しいエピローグ、等々、三十分には詰め込み過ぎと思えるプロットだったが、見事な捌き方で、どれも不足無く仕上がっていた。
脚本の三条陸は、凄いなあ。
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映画『大日本人』

映画公式サイト

 レンタルで、映画『大日本人』を見る。
 ダウンタウンの松本人志が、監督。

 かなり悪い評判を聞いていたため、警戒しつつ見たけど…
うーん、どう見るかで評価はまるっきり違ってくるだろう。
 「映画」としては、話らしい話が無いし、盛り上がらず、終わり方もヒネった末にポイと捨てたようなもので、面白いと言えるかどうか。
 「お笑い」を中心に見ても、爆笑できるようなネタは意外なほど少なく、物足りない。
 これは、『ごっつええ感じ』で時折挟まれたシュール系のコント、アレの尺をやたら長くして無駄にお金を掛けた物、として見るべきなんだろう。

 もうちょっと安っぽい物を想像していたので、CGの かなり本格的な出来に驚く。
獣の、よくここまで…と思わされるデザインや挙動の気持ち悪さと相まって、異様で巨大なモノ同士が見慣れた風景をバックに対峙する何とも言えない違和感を、上手く表現できていた。
 正統派ヒーロー物・怪獣物にするのも可能な技術の高さ。
この「無駄遣い」が、気持ち良い。

 全体を構成するインタビュー形式も、フツーであった前半から次第に逸脱し、無駄な部分に延々時間を掛けたり、主人公への態度が失礼さを増したりと、笑うほどではないが微妙に可笑しい。
 カメラワークは美しく、「インタビュー画面」とするとリアリティーが無いけれど、目には嬉しい。

 そういう、時間を掛けて積み上げてきた形式と、どういう終わり方をするのか、という観客の期待を、全部放り投げ台無しにして「オレの本職ってこうやろ?」とばかり開き直ってしまうクライマックス・エンディングが、凄い。
 凄いけど、コレは怒られる。
 怒られるだろうけど、ちょっと笑ってしまった。
「是非」とか。
 この衝撃度合いは、お金を払ってわざわざ劇場で見た観客の方が、より強く味わえただろう。
レンタルではショックが弱く、テレビ放送で見たら、なんて事もなく(長くてダルいコントの一本として処理され)見過ごされそう。

 個人的には見て損したと思わないが、他人様にはお勧めし辛い。
 ヨメに見せても、多分、途中で飽きてしまうだろうな。
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『みなみけ~おかわり~』04.「片付けちゃっていいですか?」

 この後期シリーズで初めて、かなり大きな作画崩れが見られた回で、ちょっと辛い。
のんびり まったり愉快に見せるのが売りの作品だから、作画レベルは是非 維持して欲しいところ。

 内容としても…
町内清掃にクラスメートを巻き込んでバタバタ、という辺りはいつも通りなんだけど、新キャラであるメガネ少年を扱いかねているようで、彼が出てくる度にコミカルな雰囲気が停滞してしまう。
 彼に対し、三女が、真面目でまっとうな意見を言うに到り…うーん、青春モノ?中学生日記?という気分に。

 三姉妹の強烈なキャラクターで包み込んでしまえば、メガネ少年の「生真面目で要領が悪い」所も お笑いのポイントとして活かせると思うんだけど、そうしようという意図は無いのかな?
 「彼が出てくると、普通のドラマになってしまう」という事そのものを、作品のアクセントとして使う手もあるか。
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『仮面ライダーキバ』01.「運命・ウェイクアップ!」

 むーうー…
いや、いつものように、先に進むほど面白くなる作品なのだと思う。
数週間後には、どこかにハッキリと賞賛できる、早く次回を見たいと思わせる要素が現れてくるのだろうと。
 しかし、これは余りにも未整理な、「考えた事を出せるだけ出してみました」という第一話。

 こういう作品では、第一話で説明すべき・見せておくべき事柄が多すぎ、どうしても混乱しがち。
 だから、「これだけは見てください」「ここだけは面白いと思って見終えてください」という部分、つまり「一年を通し、このシリーズでは ここが一番見て欲しいところ、面白いところになっていきます」を示し、視聴者に受け入れてもらうことが重要になってくる。
それだけ出来ていれば、逆に他の何が不足していようが、第一話としては成功。

 今回見せられた内容は…
 話が進んでいけば「ああ、そういう事だったのか」「ここに繋がるのか」というものであり、後で見返す事により「シリーズの先行きを かなり遠くまで見通して作られた第一話」と思わせられるものなのかも知れないが…面白くなければ、視聴者を引き付けられなければ、最悪 第一話で視聴を終えられてしまう恐れがあり、意味無し。
 軸にするなら、やはり、「まるで冴えない、異常行動すら取るダメダメな主人公が、格好良いヒーローに変わる」という所だろう。
ライダーやモンスターの造形・アクション・必殺技のスタイリッシュさは、素晴らしい出来なのだし。

 過去と現在が入れ替わりつつ進む、独特の構成は「売り」なのだろうが、視聴者に負担を掛けてまで、第一話から見せなければならないものでは、ない。
 時間を入り乱れさせるのは次回以降から、にするとか、出すとしても もっと作中に占めるウェイトをずっと減す、あるいは誰かの回想という視点を入れ分かり易くする、モンスターが起こした事件の原因と結果を示し時間の流れに筋を通す(『電王』っぽい)、等々、いくらでも やりようはあったかと。

 せめて、主人公のキャラクターがガツンと強く描かれていれば良かったけれど。
 余程 貧乏なのか、他人様の魚の骨を集めまくる異常行動(魚屋とか、ゴミ捨て場を漁った方が効率良いような)は印象に残ったが、それとヴァイオリンは上手く結びつかず。
 「この世アレルギー」というのも唐突で無理な設定だが、『からくりサーカス』「ゾナハ病」だって最初は相当に無理を感じたし、展開次第で活かしようはあるかな…と思う間もなく、第一話で既に「アレルギーじゃないんじゃないか」という概念まで出すのは、無茶苦茶。
この設定を、どう捉えて欲しいのか。

 商品のコアになるのだろうキバットを、既に普通に存在している形式で出してしまったためインパクトが無く、その行動・言動が熱血でも厭世でも乱暴でも丁寧でも主人公を馬鹿扱いでも保護者気取りでもなく、キャラクターが薄い。
 こういう変なモノに、変な性格付けをしていくのが、脚本家氏は上手い人なんだけど…
これぐらいなら、『カブト』ゼクターのように、無人格(でもないか)にしてしまった方がスッキリしたような。
 主人公と関わる少女の方に、面白い部分を持って行かれてしまったのが拙かったか。

 例えば、この第一話の内容を「原稿の持ち込み」として編集部に持っていったなら、まず「それで、これは何が言いたい作品なの?」「君は、これのどこを一番面白いと思って描いたの?」と聞かれ、主人公のキャラクターである・ヒーローの格好良さだ・設定への凝りように自信あり、と答えたなら、「じゃあ、それをもっと活かす事を第一に考えて、あらゆる要素を整理・強調・排除しなさい」と言われるはず。
 いや、編集さんが番組スタッフよりエラいとかそういう話じゃなく、全体を客観的に見て判断するプロセスが必要、という事。
 考えた様々な事柄を要点まとめず ずらりと並べ、どこかに面白味を感じてください、という作り方は、一番マズい。
 「何を言いたい作品なのか、言葉で簡単に表現できるなら そもそも作品にしない」というのも真実だけど、余りにも漠然と作り始めると、面白くするのがとても難しくなる。

 ライダーの背中に凶器が飛来する、「コレで、次回、ライダーが大変な事になってしまうのでは、なんて誰も思わない」次回への引きが、何だか懐かしくて笑ってしまう。
 初回の出来が悪く、ツカミが弱いライダーなら、これまでにもあった。
 第一話で視聴者に負担を強いただけの事はある、あの始まり方でなければ後の盛り上がりは無かっただろう、と思わせてくれる尻上がりの面白さを、期待。
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映画酔い

 うわー、映画『クローバーフィールド』、結構楽しみにしてたんだけど…こうなのか
 『ブレアウィッチ』を家のテレビで見て、時々視線を逸らしてもなお画面酔いで気分が悪くなってしまった身としては、大いに不安。
劇場の大画面で見ると、更に症状は悪くなりそうだし。
 酔い止めの薬でも飲んでおけば少しはマシ?(3Dゲーム酔いには効果があるとかないとか)
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『機動戦士ガンダム00』16.「トリニティ」

 ハッタリの効いた登場で、前機体よりも圧倒的に強いことをアピールしてみせる、新ガンダム三機の演出が楽しい。
 ただ、これだけ機体(操縦も?)能力差があると、既存四機が色あせてしまいそう。
 新機体に何らかの制約を設ける、もしくは旧マイスターズが奮起して操縦能力の向上を図る、等して、性能を並べていくのかな。
新しい武器を装備して強くなる、割と簡単な性能差解消法もあり?

 まるで知らされていなかった新機体・新マイスターの登場に、ボロボロの敗戦で打ちのめされたはずの旧マイスターズはどう対応する?という興味で、今回後半を楽しみに見たが…
ありゃ、総集編?
 ソレスタルビーイングの行動を監視する(拒否権を持つ)上部集団の存在が示され、新マイスターズ三兄妹のキャラクターが描かれたけれど、今 見たいのはそればかりではなく。
面白くなりそうな所だったので、ちょっと失速感。
 まあ、昨今のアニメ制作事情からして、「16話まで総集編が入らなかった」事を誉めるべきかも知れないが。

 三兄妹の性格付け、既出キャラのパターンと似通ってしまいそうで、不安。
既に、結構 色々なキャラクター・バリエーションを使っているからなあ。
 どうやって差別化を図り、魅力を付加していくか、制作者の腕の見せ所。

 しかし上部組織。
これだけ失敗続きのスメラギや、命令違反が甚だしい上パイロット能力にも疑問が残る刹那を罷免できないのでは、結局「別に力など無い」って事?
 アレルヤが、脳量子波の干渉によって正常な行動が失われる、という事を知っていて(知らないのかと思ってた)、別に手を打たないのも不思議。
脳量子波の研究は人革連が先んじているのだとしても、「ソレスタルビーイング驚異の科学力」があれば、どうにか出来そうなモノ。
せめて、ソーマの機体が出てきた際には全力で逃げ出すよう指示するとか、パイロットに異常があれば自動操縦・撤退モードに強制移行させるとか、何らかの対策を講じたらどうか。
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『CLANNAD』15.「困った問題」

 主人公達の会話をブチ切り、突然に世界観を違えた「魔法少女変身中」みたいなキラキラ(ヨロヨロ)回転登場を果たす風子に、驚く。
 彼女のエピソードは終わったというのに、何度も出てくるなあ。
 幻ではなく、きっちり この世界に実在しているのか。

 こういう形式を取った作品で、風子のように姿を消す切っ掛けを与えられた訳ではないため、仕方なくはあろうが、前回までメインで描かれていた ことみが、すっかり存在感のない「その他」キャラに。
ここに突っ込んじゃいけないとは分かっていつつ、何だかちょっと可哀想。
 今回は、誰、といって中心ヒロインを決めず、全員横並びで描写されたような印象(部の命運を背負った渚が目立っていたが)。

 昇格を賭けて演劇部と対立することになる部の美少女三人とか、そういえば居たなあ、の図書資料室のヌシ少女など、魅力を描いていけば新たにヒロインズの一角を占められそうな女の子達が画面に。
いや、そこまで主人公争奪レースを混沌とはさせないんだろうけど。
 友人のため汚れ役も引き受けようと、渚宛てに脅迫状を出してくる少女など、少々マイナスの印象を与えるイベントからスタートしているせいもあり、内面描写により評価をプラスに持っていけば、メインヒロイン達に負けない輝きを放てそう。
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