オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『マクロスFRONTIER』09.「フレンドリー・ファイア」

 メガネ男子・ミハエルの内面を描く話。
まだアルトやシェリルの過去についてもサラリとしか触れられていないのに、脇役…だろう彼を優先?
 主役クラスについては、何か大きなイベント…敵に囚われた際 問わず語りさせるとか、決戦を前にしたタメに使うべく、取ってある?

 ミハエルが抱える事情は、姉による友軍(不倫相手)への誤射と、引責自殺を原因とする、トラウマ。
なかなかヘビーな話だと思うが、イメージとセリフで軽く済まされたため「そういう設定か」と理解するに留まり、その心の傷をミハエルが乗り越えていく過程についても、通り一遍で説得力に欠ける。
 狙撃手は、大きな責任と、一瞬の判断ミスで仲間をも殺してしまう危険と、孤独を抱えた、特殊なポジションなので、そこいらをもっと面白く彫り込んで欲しかったところ。

 バトロイドに見舞う、ゼントラーディ女性のジャイアント・ビンタに大笑い。
この絵作りのセンスは凄い。
 しかし、ランカはなかなか売れないなあ。
外見ではなく「歌」が評価されている訳で、演奏を付け、街角でストリート・ミュージシャンの真似事でも させ続けた方が、話題作りとしても効果的かと。
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『図書館戦争』08.「策動セシハ手塚慧」

 まあ相変わらずというか、世界全体を包む状況や、手塚兄が抱く将来へのビジョン、それに反発するヒロインの気持ちなど、良くは分からない。
 武力闘争で戦死者を出したり、弾痕が点々と残る図書館から市民の足を遠ざけ、しかも それによる状況の抜本的打開がまるで望めないヒロイン側よりも、時間を掛けて力を手に入れ事態改善を図る…って事なんだろう手塚兄側の方に、理があるような。
 兄の何が良くないかというと、「ヒロインを陥れた」「会食の席で、ヒロインなど欲しくないと失礼にも明言した」「顔が悪役っぽい」など、感覚的な理由が多い。
双方、もうちょっと落ち着いて話し合い、互いの良い所を取り入れつつ理解を深めることは、出来ないモノ?

 そんな事より、ヒロインに対し、「か、勘違いしないでよね、アンタのためにやったんじゃないんだから。上官だから、職務だから仕方なく守ってやってるんだからね」とでも言いたげな態度を取る堂上に萌えるのが、正しい鑑賞態度かな。

 自分を騙していた男に対し、厳然とした態度を取り別れる柴崎。
その直後、特に感情を乱した様子が無く、「必要があるなら(誰とでも)寝られる」と平然と嘯く彼女に対し、「俺『も』一つグチを言うよ」と応える手塚は、柴崎の伺い辛い内面を鋭く読み取っており、意外な女性対応の巧さを感じさせてくれる。
 「出来れば晒したくなかろう弱い自分」を見せた柴崎への対価として、「大事な腕時計」を預ける手塚。
それに「質入れ」という散文的に過ぎる処分を施し、飲み代に換えてしまおうという柴崎は、やっぱり一筋縄でいかない強さを持っており、楽しい。
 …破壊したり どこかに捨てては取り返しが付かないが、質屋なら、あるいは状況や手塚の心境が変化した際、また質受けも出来ると考えて取った対応?
 そう考えても、まるでアホの子(「汚れていない」とも言え、それこそが多くの人の心を動かしていく要因となるのだろうけれど)のヒロインと違う「扱いづらさ」を感じさせてくれ、魅力的。
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『紅 kure-nai』09.「貴方と私と」

 紫が追っ手に発見され、追う側の事情も ある程度明かされた事で、これまで水面下に留まっていたような印象のある本筋が、ようやく動き始めた。
 ここからは、紫実家と、真九郎・紅香ら紫を守る者達との戦いに発展していくのかな。
 実家から派遣された追跡者達、せっかく紫を見つけたのだから、真九郎が留守の間に連れ出してしまえば良かったのに。
彼に対し、遊んでいるようなチョッカイを出しただけで帰ってしまうのも、不思議。
「逃げても無駄」というのを、紫に強く感じさせる狙い?

 7話では、環をメインにしたエピソードが語られた。
とらえ所が無さそうな彼女の、強さと弱さと女っぽさと どうしようも無さを綺麗事でなく描いてあり、強烈。
 失おうとしている男の気持ちを何とか繋ぎ止めようと必死で、現状 自分しか頼る者の居ない紫をナイガシロに扱おうとするセリフなど、ゾワッと来るほど「怖い」。
 この人間描写は凄いなあ…ここを見られただけで、この作品を見続けてきた価値があったと思えるぐらい。
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『RD 潜脳調査室』08.「ノー・フレンド」

 まだ季節としては ちょっと早い、幽霊話。
 学園での怪現象と、ソウタが調査している電脳関係の事件が示された時点で、ほぼ誰でも先は読めるだろう、特にはヒネりの無い内容。
デカいヘルメットを被って電脳授業に対応するアナログ脳のミナモ、というように、「大半の人間の脳環境が現在とは違っている世界」を丁寧に描いてくれたのは優しいが、そのため更に、展開は予想しやすくなってしまう。

 意外なオチ、で勝負しようとしていないのなら、ホラー描写をもっと頑張って欲しかった。
 「ところで、さっきからずっと私達の後を付いて来てるその女の子、誰だっけ?」というような、「電脳化されていないミナモだけに見える本物の幽霊」を示して終わる、こういうストーリーのアリガチなオチパターンも、いっそのこと使ってしまえば良かったのに。
ミナモは不思議な感覚を備えた少女だけど、霊方向じゃないからダメか。

 今回は、ユキノがヒロインの話だったのか、と思う。
 怪談好きで、友達に話す際 怖い顔を作って脅かす事まで好きだが、超然としている訳ではなく、さすがに幽霊を目の当たりにすると怯えるユキノが、変に可愛い。
 凄い量の昼食、今回も食べているパフェ等で、あの体型を維持する極意を披露。
水着姿になった際、そうして大事に蓄積してきた脂肪資産も お披露目。
 金子 拓作監らしい、ぷよぷよの作画が気持ち良い(^ ^)。

 女性キャラが みんな巨乳な世界。
仲間内で一番小さいサヤカでも、他のアニメなら十分すぎるぐらいデカい。
 環境ホルモン等の影響で、ほとんどの女性の胸はイヤでも膨らんでしまっている…とか、設定がある?単にスタッフの趣味?
 作品世界では、「微乳」「貧乳」が絶滅危惧種とか。
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『ブラスレイター』08.「僕はもう弱者じゃない」

 ここ三話をまとめて鑑賞。
 うう~ん、ゲルトが死ぬとは思わなかった。
てっきり、ジョセフと共に主人公の位置にあるものだと。
 ゲルト編を丁寧に描いたお陰で、今後デモニアックに変貌する人間達の内面描写…異形の者に変わってしまった苦しみと、溢れ出すほどのパワーと、次第に失われていく理性…等々、を、重なる部分では大きく省略できるようになったけれども。

 無自覚に、ではなく、明確な悪意と、自殺に追い込む意図さえ持って移民同級生に対しイジメを行う少年三人組が、憎々しい。
 彼らは、金持ちの親と、事態を揉み消したい学校側の庇護下にあり、同級生への非道な行為も不問に処される。
 あくまで常識的な対応を取る姉では、弟・マレクの心は救えず、悲しみと復讐への気持ちに身を焦がす彼を、デモニアック化させてしまう。
 「我が子の死」と「金銭」を交換してしまう極貧の母親とか、とにかく描写がシビアで重く、それに比べると「デモニアックに変身して加虐生徒らを虐殺するマレク」なんてのは、カタルシスにさえ感じられる。

 マレクの行動には(物語として)正当性があるけども、この作品としては彼に、生き残る資格を認めるのかどうか。
ゲルトの死で一度途切れかけた視聴者の関心を繋ぎ止める手腕は、さすが。
 もっと極悪に引っ張るには、虐めっ子側もデモニアック化させ、しかも戦闘能力をマレクより上に設定する事、だろうけど、そこまではしないのかな。
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『SOUL EATER - ソウルイーター -』08.「魔女メデューサ ~大いなる凶き魂を持つ者?~」

 マカとソウルでは まるで相手にならなかった強敵を、登場と同時に圧倒してみせるシュタイン(プラス マカ父)の強さが気持ち良い。
それに対し、飛び散った血液の一滴まで武器として個別の攻撃を行い、逆転を図る敵の能力も凄まじい。
 バトルの演出と作画が素晴らしく良いアニメで、引き付けられっぱなし。
シュタインがデスサイズを振るう際、軽く体を揺らして勢いを付ける細かさなど、もうタメイキ。

 朧気に見えてくる大きな敵(組織?)の姿。
 ここからは、その打倒に向けてストーリーが集約されていく…かと思えば、次回はまた お気楽話っぽいな。
 バカなギャグも非常に楽しい作品なので、それもまた楽しみ。
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『コードギアス 反逆のルルーシュR2』08.「百万 の キセキ」

 ナナリーの新総督就任は、甘さと付け込みやすさから黒の騎士団にとってはチャンスか、とも思えるが…
ナナリーには欲や傲慢さといった判断を曇らせる負の素養が無く、周囲の人間の話をよく聞く、という意味では、逆に付け込み辛いのかな?
 ともかく、妹の登場は、ルルーシュにとって最悪の事態。
 戦う気力をすっかり失い、さまよい歩く前回の様子からも、本当に「妹命」なんだなあ。
肉親をも簡単に切り捨てる父親・皇帝への憎しみが、幼い心にトラウマとなって刻み込まれた、その父を否定したい心の働きが もたらしている反応、って部分も?

 第二期冒頭、ロロを本当の弟だと思い込まされていたように、実はナナリーも妹ではなく、ギアスの力によって植え込まれた偽りの記憶だったり。
それでいうなら、母親が殺された記憶から、本物かどうか怪しくなってくるけど。
 心から日本人の側に立ってブリタニアの非道に怒っている訳ではないルルーシュは、ナナリーに関して何か衝撃的な事実が明らかになった場合、戦う意味を完全に見失うのかも。

 ナナリーの立場を危うくするような事は出来ない、しかし皇帝の前にヒザを屈し死んだように生き続けることも出来ないルルーシュが、採った手段は…
 ちょっとギャグっぽくさえある無茶なやり方だけど、絵としてのインパクトは大きく、何だか感心。
 次回から、舞台を中国(中華連邦)に移す?
そうなると、もうルルーシュが学園に戻ることは出来なくなるのか。
 これまでも、作り上げてきた設定やらキャラクターに拘りすぎず、景気よく片付けたりひっくり返したりする作品ではあったが、「学園」からはブレずに来たと思えるのに、それをも捨てていく展開には愕然。
いや、ルルーシュだけは学園に戻って これまで通りの生活を送り、中国の配下を遠隔地から操作して戦力を蓄えさせ、いずれ日本に呼び戻して…という流れも考えられる…?

 今、中国は、フィクションとしても描くのが難しい舞台だと思うけれど、この作品では どういう場所に見せてくれるのだろうか。
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『仮面ライダーキバ』18.「カルテット・心の声を聴け」

 これまで、戦っている動機がよく分からなかった渡が、その疑問を自ら口にし、乗り越えていく重要なエピソード。
 悩むについては、二話前の「記憶喪失のファンガイアを、そうと知らなかったとはいえ定食屋に就職させ、客もろとも店の人間全員が殺される事態を引き起こしてしまった」という重い成り行きを受けて、虚無感に囚われるものと思っていたが…
見ていると、どうもイクサにボコボコにされたのが怖くなったとしか取れないのは、残念。

 心の傷を乗り越え、もう一度戦う気力を甦らせる場面にしても…ポジティブな方向に駆け出そうとする主人公の姿なのだから素直に喜んでやりたいが、これまでの積み重ねが余りにも弱く、説得力に欠けてしまう。
父親の「本当にやりたい事だけやればいい」という言葉に対し、「イヤでたまらなくても、やらなきゃならない事がある」と渡は考える、とする手とか、色々考えられたのでは。
 この辺りの齟齬は、前回・今回の脚本を、放送開始以来 初めてシリーズ構成・井上 敏樹ではなく米村正二が書いている、という事も関係?
いや、この二話だけで見れば まとまりが良かったとさえ言えるんだけど、これまでのシリーズの流れからは ちょっと浮いているように思えて。

 壊れきって、物語の進行を邪魔する役割しか果たさない名護。
なんでここまで酷いキャラになってしまったんだっけ?
イクサの装着が脳に負担を与えているのか、元からこんなモノか。
 過去編で、少女の心から負担を(意図せず?)取り除く音也は、なかなか格好良い。
しかし、少女がバイオリンを諦めるのはともかく、現代でアーチェリーを志す事について伏線らしいモノも無く、唐突。
音也と次狼のアホな勝負を見て、ハスラーを目指したというならまだしも。
 また、過去と現代を重ねるなら、少女は、弦が切れてしまう危機一髪の状況を上手く回避する才能を見せた事もあり、「嫌々やらされていると思っていたが、私は、本当はバイオリンが好きだったんだ」と気付く展開にすると、上手く繋がるような。
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『炎神戦隊ゴーオンジャー』15.「炎神ストール」

 敵の新幹部登場。
 割と普通に飛んでいたような気がする炎神メカ達が、実は飛行能力を有せず、全部ジャンプでした、というネタに、笑ってしまう。
バーニアを駆使して自由な空中戦を見せた、初代ガンダムみたいなものか。
そういえば、今回はセリフで『ガンダム』ネタがチョイチョイ入っていたような。
 飛べない弱点を、メカ達が互いに協力する無茶苦茶な、しかしそれだけに熱い方法で克服し、自分達を見下していた敵機体をブチ抜いて倒す、アクションのカタルシスにトリハダ。
これがエンターテインメントだ!

 そのバトルが凄すぎて、新登場メカによる活躍は霞んでしまったが…
「今日は もう一段階、謎のメカによる戦いまである」という構成はサービスたっぷりで、子供達は喜んだんじゃなかろうか。
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『仮面のメイドガイ』08.「その名は怪傑! いちご仮面」

 ヒロイン・なえかの重要な設定である「巨大な財産の相続者候補」という設定について、相続権争いをするキャラが登場するとか、財産を譲るにあたり その資格を有するかどうか判断するための試練を科されるなど、すぐに考えつくようなネタにはほとんど触れず、彼女の「巨乳」という特性に着目した・拘ったアホな小ネタで延々と引っ張る物語の作りようが、素晴らしい。
 ヒロインは、相続権設定ばかりでなく、周囲から人格や面相まで無視され、ひたすら「巨乳」のみを求められる。
馬鹿馬鹿しくも、可哀想。

 周囲の狂いっぷりが暴走しているので、非常識さのレベルが変わらないコガラシが、比較的常識を持っているように思えてしまう不思議。
 なえかの下着に緊急用の装備を無断で取り付けている、という今回のオチなんか、実際に危険な事態が多々発生している現状では、怒るよりも「ありがとう」ぐらいの処置ではあるまいか。
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