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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『World Destruction ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~』10.「カラクリロボには108の原則がある」

 量産されたものと思えるロボットの一体が、主人公達(特にクマ)との関わりを通して「心」に目覚めていく。
 こういう話は好みなんだけど、さすがに30分で描き切るには無理があり、ロボットの変わりように不自然さを感じてしまう。
声優が山口勝平なので、てっきりレギュラーに…「世界撲滅の六人」の一人に加わるものだと思っていた。
 次第に人間らしくなっていくロボット、というのは、ドラマティックであり、『オズの魔法使い』の例に寄らず、旅のお供に適していると思うが。

 レギュラーにならないのだとすると、ラスト、都合良く無事で再登場するのが蛇足。
 この作品は、意外なところで以前のエピソードを引いていたりするから…今回も、指名手配書がニセ撲滅委員会であったり…いずれまた、物語に関わって来る事もあるのだろうか。
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『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』22.「皇帝 ルルーシュ」

 この作品は、ルルーシュが全てを失っていく話かと思っていたが、前回から、ブリタニア皇帝の地位を得、頼り甲斐のありすぎる右腕としてスザクとの関係も修復され(かつてのような「友達」として、ではなかろうけど)、過度に色々なモノを抱え込んでしまったような。
 といっても、最愛のナナリーはおらず、倒すべき敵としての父を、大事なものであったはずの母と共に、自ら否定して消し去り、内心を打ち明けることが出来ずカレンには別れを告げられ(自らも告げ)、旧友リヴァルも切り捨て…これは破滅に向かう自分の運命に巻き込むまいとする優しさか…孤独の度合いは、より増しているのかも知れない。

 ルルーシュは、「世の中全てを正しく変える」事に情熱を感じていた訳ではない…と思うので、絶対的な地位を得ても、そこから先、は無いような。
 余りにも大きな喪失で空いてしまった心の穴を、強力なエネルギーで突き進める改革や謀略、未だ存在する強敵・シュナイゼルとの戦いで埋めようというのか。
 ブリタニア内部の大改造はともかく、超合衆国の国々まで どうこうしなければならない理由は分からず、ルルーシュが目指す未来は見えてこない。
 世界を思うがままに変えようという意味では、彼が否定した父親と同じ事をしているだけのような。
 「全ての人々が分かり合える、優しい世界」を拒絶した以上、「誰とも分かり合わない、混沌とした(だからエネルギーに満ちた)世界」を築き上げる狙いか。

 ルルーシュとスザクが組めば無敵かなあ、と思っていたけれど、ナイトオブラウンズさえモノの数としないスザクの強力さは壮絶で、呆気なささえ感じてしまう。
 しかし、ルルーシュも分かり辛いが、スザクは今、一体何を目指して戦っているのか、更に不明確。
現在はまだ台風の目の位置にあるから安定を保っているだけの日本を、恒久的に自立して安全な立場に導くのが目的?
そもそも彼は「日本人の自由のため戦っていた」…とは思えず、最終目標が分かり辛かったからなあ。
 大規模破壊への自責の念から逃れようと、「自分の正義」を捨てて「ルルーシュの大義」に乗った、とか。

 そして、やはり生きていたナナリーの再登場。
ルルーシュが取る行動の原動力となっているキャラなのに、直接描写すらなく死亡扱いにされていたので、どう考えても…だったけれど、知らぬ間(ハッキリとは)に兄の敵になっていた総督就任と違い、今回は自ら敵となる意志を表示。
 こうなると、ルルーシュは完全に戦う理由を失ってしまうのでは。
現在のルルーシュが、どこを目的地と考え、どれだけのエネルギーをもってそこに辿り着こうとしているのか分からないので何とも言えないが、それは妹よりも大事なのか、そうでないのか、問われる事になるだろう。
 父親の大義を否定する理由をくれたナナリーに、より良い世界を作ってくれる期待をもって世界を任せ、自身は退任して穏やかに暮らす…というのも手だろうけど、ルルーシュに相応しい生き方とは思えないし、この作品がそんなエピローグを迎えるはずもない。

 父皇帝が消えても、なお閉じられたままのナナリーの両目が開かれる時、世界の趨勢は決する…?
 実はナナリーこそ全ての黒幕でした、とか、ルルーシュはまだ父と対峙したまま「シュナイゼルと戦う未来」を見せられている、とか、何とでも無茶な展開は考えられるけど、想像を絶しつつ視聴者の期待に応えられるクライマックスを、無責任に希望。
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