オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』05.「ルーキーたち」

 テレビシリーズだから出来る、主役級ジェダイ達をほとんど登場させず、クローン兵だけで構成する お話。
 無茶な事するなあ、と思いつつ、同じ顔をしていながら個性のあるクローン兵部隊の構成や、ドロイド兵との知恵を使った(そんな高度なものじゃないけど、『スター・ウォーズ』らしい)騙し合い、仲間の勇気ある行動の末に、兵士として成長を遂げる新人達、といったしっかりした内容で、見応えあり。

 この時点まで、クローン兵達には、自意識とか、才能や人格を認めた上でのジェダイに対する敬意が感じられるんだけど、『Episode3』で見せた突然の裏切りは、事前のプログラムに基づいて個別の意識を消去し命令への絶対服従だけ残したものか、そもそも「命令だからジェダイの下に付いていた」だけで命令が変わればジェダイを攻撃する事について何の抵抗もないのか。
 まあ、このために作られた存在だとはいえ、意識のあるクローン兵を戦場に送り込み戦死させる事を普通に捉えるジェダイも、「正しい」態度とは言い難く、逆襲を受けて無理ない気にはなってしまうが。

 いやあ、面白い、このシリーズ。
 超兵器を備えた巨大戦艦を破壊しようとする話など、『Episode4』を今風に作り直したような楽しさだったし。
戦艦内部の交通と物資輸送のため、列車が行き交っている様子には、『トップをねらえ!』を思い出してしまう。
 出し惜しみなく、念動力的なフォースを使ってくれるのも、嬉しい。
対ジェダイ用にバリヤーを張ってくるドロイドに対し、フォースでバリヤーごと弾いて敵軍団を跳ね飛ばすボウリングのボールに使ってしまう、猛烈に強いオビ=ワンの戦いぶりなど、拍手モノ。
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『戦場のヴァルキュリア』04.「束の間の休日」

 戦いにおいて要になるべきキャラクターであろうウェルキンが、ぼんやりしたイメージのままなのは大きなマイナス。
 「ぼんやりしているように見える男」なのは意図通りだろうから良いんだけど、作戦立案や行動指示に際して鋭い所が見られず、かといって無能ながら驚くべき人間的魅力で隊をまとめていく、といった特性を持つ訳でもない。
「適当な計画で戦っているのに何故か勝ち続けてしまう強運の持ち主」設定なのかな。
 頑丈で強力な攻撃力を持つ戦車で突っ込んでいけば どうにかなる、ばかりでは辛い。
どうせ架空世界の話なのだから、地下に廃坑を設定し砲撃で敵部隊ごと陥没させる計画を立てるとか、定期的に訪れる強風や大潮についての知識を利用して奇襲を掛けるとか、「ウソ」を使い、ウェルキンが策士であるかのように見せれば良いのに。

 彼が物足りないと、その絡みで大きくキャラを立てようとしているヒロイン・アリシアまで、影が薄い存在に思えてしまう。
 ウェルキンと、彼の親友に挟まれて、三角関係を構築し、そちら方向のドラマで見せようとしているのかな。
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ううう

 連続する〆切に、ずっとドタバタ。
 実際の仕事量は そう多くないのに、スケジュールがズレ込み、キツく感じてしまうのは、もうジジイだからだろうなー。
 月末までこの調子みたいです。

 あ、新装重版単行本「MAMAMA」が発売になっております。
 収録作品は前版と同じですので、ご注意を。
CD付きバージョンをお求めでない方は、その分 廉価なコチラを、是非よろしくお願い致します。
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『真マジンガー衝撃!Z編』02.「始動!マジンガー!」

 拍子抜けするぐらい真っ当な作り。
 兜十蔵が、エラく親しみやすい変人ジジイになっているけれど、永井豪作品には こういう「凄い奴だが時折アホ」な人格を持ったキャラクターは多く、らしいとも言える。
警護レーザーの実験で鳥を焼いてみたり、「こんなこともあろうかと」自分だけ脱出して警察官の命を全く意に介さなかったりと、見えてくるマッドな本性が楽しい。
 甲児に祖父への「偏愛」を植え付けたのは、上手い。
ボスとの対立を始め、DR.ヘルと戦い始める動機付けとして、不自然なく使えそう。
 フツーに、これを第一話として放送してくれれば良かったのに。
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『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』01.「待ち伏せ」02.「マレボランス襲来」

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

 3DCGアニメ作品。
映画公開されたものから、順次放送してくれるのが嬉しいよNHK。
 本編の『2』と『3』の間を埋める…というか膨らませたシリーズ。
 自由に、どんな話でも作れる、とはいかない、制約の厳しい制作体制になる事が予想され、そんなんで大丈夫なのか…と思うけれど、同条件下、手描きアニメで作られた『スター・ウォーズ クローン大戦』は非常に面白い作品だったので、期待を込めての視聴。

 映画公開版から、良い出来。
 本編には登場しない、アナキンのパダワンである少女・アソーカを新たに設定したのが、効果的。
未熟ではないがジェダイとして完成されてもいないアナキンの微妙な有り様を、まるで未完成な…かつてのアナキンを思わせる彼女が浮き上がらせてくれる。
 …といっても本編には居ないのだから、このアニメシリーズの最後では、死ぬか、そこまで行かずとも何らかの形で片付けざるをえまいけど。

 「ジャバ・ザ・ハットの息子が誘拐された」とする筋の作りも、楽しい。
『1』で、ジャバの嫁さんらしい姿が見られ、「結婚してたんだ」と驚いたものだけど、息子が居た事で更にビックリ。
 ジャバの承認を得る事により、ある領域の通行が安全になる、として、結構な大物なのだと感じさせてくれるのも、嬉しい。
宮殿の様子とか、アニメオリジナルの設定を作り、すっかり描き変えて良かったのに…ボディーガードも大した数居ないし、どうもビジュアル的には小物ヤクザっぽく思えて。
 まだ若い(?)ジャバの、本当の恐ろしさ、というようなモノも見たかったかな。

 ジェダイが、とにかく強く描かれているのが素晴らしい。
本編では、特に計画もなく集団で突っ込んでいって危なく全滅しそうになる お間抜けぶりだったり、ヨーダでさえ「やたら元気に跳ね回る」以外はマスター・クラスの実力を見せてくれないから。
 シリーズ一話で、ザコドロイド集団や戦車相手ならヨーダ一人で十分殲滅できたり、崩れ落ちてくる無数の岩塊をフォースで支えて弾き飛ばしたり(本編より遙かに力が強い)、「さすが」。
 それより、クローン兵にまでも「道」を説く、その態度こそ「見たかったヨーダ」なのかも知れないが。

 キャラクターを絞り、シチュエイションを限定し、その話での目的を明確にして、一話ずつ しっかり作ってある。
 クローン兵士が、それぞれある程度の個性を持っているのは、意外。
総じて有能であり、素直で従順。
 いかにも怪しげなクローン兵を主力として使い、やっぱり裏切られて総崩れになる本編のジェダイを間抜けに思っていたけれど、こういう姿をずっと見せられていたなら、信用して仕方ないかな。

 基本的に良い奴であり、アソーカとの関わりを通して成長し、年若いジェダイへの気持ちを深めていくのだろうアナキン。
 このままだと、本編に上手く繋がるのかどうか。
いや、もう繋がらなくて良いから、アナザー・ストーリーとしてでも、完成された素晴らしいジェダイ・アナキンの姿を見せてくれる事を望んでしまう。
 この流れの果てに、ダークサイドに堕ちダース・ベイダーになってしまうアナキンの悲劇を、このスタッフで新たに語り直してくれても良いな。
 まあ、ルーカスが許す訳ないけど。

 現在のレベルをキープして、価値あるシリーズになってくれるよう、期待。
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『クイーンズブレイド』01.「気炎~流浪の戦士」

『クイーンズブレイド』

 原作ゲームブックは、カトレアを始め何人かの本を所有。
といっても、参考に絵を眺めるだけなので、ゲームとして遊んだ事はない。

 取りあえず分かり辛い所もなく、美女達がよってたかって裸身を晒しながら戦い合う、作品の基本構造を これでもかと描く第一話だった。
 地上波放送の限界なのだろう、霞やボカシで露出した胸など局部を徹底して隠してあり、ちょっと画面が見辛い。
この先もずっとコレが続くのか…いっそ脱がないで、鎧や衣服を着けたまま、えっちに見えるよう演出的工夫を加えてくれる方が見易くて嬉しいんだけど…それじゃ作品の基本理念・成立理由に反する恐れも?
視聴者にフラストレーションを感じさせて、全開放になるのだろうDVD・ブルーレイ等への購買意欲に繋げる目論見もあろうし。

 イキナリ弱いレイナが、この作品のヒロインか。
何かしら特別らしい鎧を身につけたら無敵化するのかと思えば、そうでもなく。
彼女の武人的成長を描くのが主軸?
 ウサミミ流体女を倒した方法は、鎧で乳先の液体噴出口をふさぎ、圧迫して体内に逆流させた事で爆発させた…という事なのだろうか。
レイナによる咄嗟の勇気や判断力を描く、大事なシーンだったと思うので、彼女が全く無傷だったのは何故かも含み、もうちょっと親切に描いて良かったような。

 本当のところ、ストーリーや設定などの細かい事は、制作陣・視聴者共に気にする必要がなく、女性キャラをキレイに・サービス満点で描けていれば それで良い、キッパリ割り切った(割り切って見るべき)作品だと思う。
 それにしては…と言うと失礼だけど…マトモな第一話だった。
 視聴継続。
「カトレア」登場回は、金子ひらく作監で是非。
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『東のエデン』01.「王子様を拾ったよ」

『東のエデン』

 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『精霊の守り人』の神山 健治監督が、原作と脚本も手掛ける、新作。
 キャラクター原案は『ハチミツとクローバー』原作者の羽海野チカ。
 今期、最注目作か、と期待を込めての視聴。

 最初は、ちょっと分かり辛い。
 ホワイトハウスを世界の中心と考え、その中に何やら投げ込む女の子。
 全裸に拳銃を振り上げて登場する、記憶を無くした男。
 結果的に助けられる形となった、とはいえ、そんな男にコート等を無分別にも上げてしまい、そのポケットにパスポートやサイフが入っていたと後になって騒ぎ出す女の子…

 何だコリャ何がしたいんだ、特にコートの件について、登場人物を「アホ」に描く事が滅多に(意図しない限り)無い監督の作品にしては、若い娘だからといっても迂闊すぎるなあ、と思いつつ見ていれば、通りすがりのオジサンからズボンを貰う男、というシーンからすると、「他者の分別を一時的に奪い、過剰な好意を寄せられる『才能』を持っている」って事なのかな。
 ホワイトハウスに向ける女の子の気持ちは、第一話中で語られ、男の事情はまだ多く謎に包まれているにしても、反応や決断の早さから相当な頭の良さと、彼を陥れた「計画」の周到さ・厄介さを伺わせる。
 疑問から、その解消へとスムーズに繋げ、興味を繋ぎ止めていく作り方は、さすが。

 作画は、羽海野チカのラインを色濃く残しており、特に崩れた女の子の顔が可愛い。
描き込まれた背景美術の美しさも、ポイント。
 しばらくは、ライトな『ボーン・アイデンティティー』といった雰囲気で物語を進めていくのか、と油断していれば、ラストで愕然とさせられる。
この作品の企画が立った頃には予想も計算もできなかったと思うが、某国の発射強行とタイミングが合っており、不思議な気分。
 日本を揺るがす大事件と、二人は、どう関係していくのだろう。
 先は全然読めず、興味津々で、視聴継続。
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『リストランテ・パラディーゾ』01.「ニコレッタ」02.「指輪」

『リストランテ・パラディーゾ』

 原作未読。
 メイド喫茶はもう普通の風景として街にあり、執事喫茶もボチボチある(のだろう)現在、なるほど、美爺ばっかり集めたリストランテ、っていう手もあるか。
 現実に存在したとして、こんなに上手くキレイなジイちゃんばっかり働かせるのは困難だろうけど、そこはフィクション、最上級のジジイばかりが就労するお店に設定。
 未来を見据えれば冷静な判断があるべきではないかと思いつつ、「今」にのみ生きる女性達にとっては、恋愛、ひいては結婚の相手として考えてしまいそうな お年寄り集団。

 漫画(アニメ)であっても、主人公を女性にし、相手が「高齢の男性」だから何とか成り立つ物語。
 青年が主人公で、熟女…老眼鏡が必要なお歳の ご婦人方相手に、ドラマとして恋愛関係が成立するかというと……
キャラクターとして、女優・岩下志麻とか竹下景子、松坂慶子辺りをイメージ…ああ、割合 不可能でもないなあ(笑)。
 男性側の嗜好で「熟女萌え」は あるのだから、女性に「老紳士萌え」があっても不思議無い。
 様々な性格付けを施した美形老人達に囲まれ、ヒロインがハーレム状態に陥っていくのか。
…雰囲気としては、『桜蘭高校ホスト部』のメンバーが老齢に達したような感じだけど。

 年若い少年少女では、抱えるドラマがある程度 制限されてしまう。
この作品のキャラぐらい高齢に達していれば、人生のウチで、おおよそどんな経験があっても不自然ではない。
 「大人向け作品」としては、この設定は優れているのかも。
…激情のままに老紳士を押し倒して服を脱がそうとする ご無体なヒロインを見ていると、「大人向け」なのかどうかは分からなくなってくるけど。
 視聴継続。
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『シャングリ・ラ』01.「少女帰還」

『シャングリ・ラ』

 原作未読。
 ヒロインの足…靴だけが画面に映った瞬間、キャラクターデザインは村田 蓮爾先生だと分かる。
凄く特徴的な、古さと新しさが融合した服装の造形センスをしてるから。

 「お勤めを終え、出所する」所をヒロイン登場のファーストシーンにする、インパクト重視の構成がなかなか。
 続き、迎えに来た男と美女と太めの女性…かと思わせて、実は声からして全員 男?という「驚き」の見せ方。
 地球温暖化により?水没が進み、緑に覆われた東京(これは、『AIKa』や『ヨコハマ買い出し紀行』で見た風景だけど)。
 お姫様っぽい幼女と、その前を進んでくる車を邪魔者としてゴミのように排除する その世話役。
 炭素排出量についてインチキな取引を、どこかの国のトップに持ちかける少女。
 ……等々、「おっ」と思わせて視聴者の心を掴む、一風変わった設定やビジュアルが満載。
第一話として、高得点の出来。

 炭素排出量取引少女のセリフが、面白い。
基本的世界観を提示する、言えば説明ゼリフに近い物なんだけど、こういう形だと受け入れやすいなあ。
 アニメでのキャラの顔立ちは、村田 蓮爾先生のラインとは かなり変えてあって、残念。
『青の6号』『LAST EXILE』では、もっと忠実に描けていたと思うのに。
いや、これはこれで悪くないが。
 ヒロインの武器をブーメランにしたのも、そういえば最近見ないアイテムだなあ、と思わせて楽しい。
 今後の展開に期待しつつ、視聴継続。
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『蒼天航路』01.「少年 曹操」

『蒼天航路』

 原作は、途中まで既読。
読んでいると疲れるぐらい、怒濤のパワーと迫力に溢れた作品。

 アニメ。
 うーん、この第一話で打倒 李烈のエピソードまで詰め込もうとしたためか、略されてしまった所が多々。
それらは「不要な部分」ではなく、曹操の人物像を掘り下げ、怪力の持ち主キョチョ(名前は表示し辛い文字)との仲を固め、戦いに勝つ理由を納得してもらうのに必要な箇所なので、とても残念。
 そこにこそ、原作の面白さがある…ようにも思うのに。
 奇襲を掛けさせるシーンでは、まず巨岩を落とす描写を入れる事で、アニメの方が分かりやすくなっていたけれど。

 作画は別に悪くないが、アニメでは仕方がないと思いつつも、画面から吹き付けてくるような迫力と作者が込めた気力、を感じ取るのは さすがに無理で、冷静に物語だけを追っていって面白くなる作品なのかどうかは不明。
 もう少し見続けるけれど、アニメならではの優れた部分が見えてこない限り、「いずれ原作をちゃんと完結まで読む」事にして視聴を終えてしまいそう。
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