オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『最後の恋のはじめ方』

 衛星で放送された映画『最後の恋のはじめ方』を見る。
 ウィル・スミス主演の、恋愛コメディー。
 恋愛下手な男達に雇われ、上手く行くよう指導する仕事をしている主人公。ある日、彼は一人の女性と知り合い…

 恋愛の切っ掛けを作る、コンサルタントの作戦がベタで楽しい。
本当にもう、「コンサルタントがヤクザに扮装して因縁を付け、彼女が困っている所に、依頼人が颯爽と登場して助ける」ぐらいベタベタ。
 こんなんで上手く行くのかなあ、とは思うけど、恋ってそういうモノだと言われれば、そうかも。

 こういう設定ならすぐ考えそうな、「コンサルタントが依頼人と同じ女性を好きになってしまい、苦悩」とか「『仕事』として、イヤな男の手助けもしてしまい、後でトラブルに」といったイベントさえ入らず、非常にスッキリした内容。
 恋愛の全てを見通す百戦錬磨のコンサルタント、だが実際は…という設定…それであんなに上手く行くものか?
結構 手間暇が掛かる仕事に思えるけど、代金は いくら取ってるんだろ?
疑問が色々。

 そういうヤヤコシイ部分に触れず、先が読めるストーリーになる事も恐れずに、恋愛の一番楽しい所だけを取り上げる事で、軽快なテンポの映画に仕上がり、最後まで気持ち良く見終えられる。
 劇中で語られるアドバイスについて、「そうかなあ?」もあるけれど、「なるほど」も割合多くあり、実恋愛の参考になるかはともかく、話の種にはなりそう。
 男前のウィル・スミスは当然ながら、依頼人として出てくるデブのオジサンまで、ストーリー進行と共に段々キュートに見えてくる、悩みのない、ハッピーな映画。
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『宙のまにまに』04.「夜明けまで」

 告白への美星の「妨害」に めげず、朔の、取りようによっては のろけに聞こえそうな話も素直に受け取って感動を分かち合う、姫は良い子だなあ。
外見から、もうちょっと傲慢であったりツンデレでも構わない気がするが、驚くぐらい素直で可愛い性格。
 美星よりヒロイン向き、かも。

 こちらは正しくツンデレの美味しい所を持っていきそうな、メガネ高飛車女子・文江もイイ感じ。
お互い通じる所を感じているようで、僅かな切っ掛けさえ あれば、一気に朔側に崩れてきそう。
 後は、小夜から強く好意を持たれれば、朔を中心としたハーレム構造が明確になるなあ。
 中では、美星が一番「女」としてのアピールに欠けており、幼馴染みとしてのアドバンテージ以外、朔争奪戦への勝ち目はほとんど無いかと。
現在は、ストーリーを引っ張り、コミカルな味付けを加える役割を果たしている彼女が、そこから はみ出す行動を見せ始める時、物語は一気に動き始めるのかな。

 合宿先、皆で見上げる満天の夜空は美しく。
やがて次第に明けていく朝の光に星が隠れていく様子を、清涼な空気さえ感じさせて見せる演出力が、素晴らしかった。
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『戦場のヴァルキュリア』17.「精霊節の贈り物」

 このアニメは、良く言えば「戦闘その物をテーマとしていない」、悪く言うと「真面目に戦闘を語れるだけ考えて作られていない」ため、今更だけど…
 『プライベート・ライアン』オマハビーチを思わせる、非常に困難な海岸要塞攻略。
遮蔽物もない海岸から、崖の上に数多く設けられた敵の射撃拠点をどう攻めれば良いのか、多少は練った戦術が見られるものと思っていたが、力業と言うにも余りに何も無い戦いぶり。

 どうやったのか、味方の軍は戦車も含め敵に気取られず海岸へと上陸を果たしており、視界が全く効かなくなる程の煙幕弾で敵の攻撃を遮断、なのに自軍戦車の砲撃は確実に敵拠点を潰していく。
 もう少し どうにか出来たのでは…
 大した傷でもない女性兵士の周りに隊長はじめ隊員達が集まり、一気呵成の進行を止めてしまうのも、どうだろ。
 いや、今回だけの話じゃなし、本当に今更か。

 部隊から初の戦死者が出た、らしい、というのが、今回描きたかった事なのだろう。
 こういう重いテーマを扱える程、しっかりした骨格を持つ作品なのかどうか。
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『うみねこのなく頃に』04.「EpisodeI-IV blunder」

 美少年使用人と当主が片付いた事により、生き残りは八人。
 スッキリ分かりやすくなってきた…けど、この人数で最後まで進めるのは難しそう。
『ひぐらし』と同様に、バッドエンド?を繰り返しながら、全ての謎が解かれるラストを目指す構成なのか。

 夏妃が、怪しい。
 テーブルの上に残されたメッセージを戦人が読み上げた際、取りあえず一段落付く所まで読んだのに、先を読むよう促したから。
内容について一瞥すらしていない訳で、全文の長短を判断できるはずがなく、確信を持って「まだ続きがある」と考えた理由は無いはず。
既に内容を知っていた…という以外。
 いや、「そんな短文じゃ意味が分からない、いくら何でも もう少し何か書いてあるだろう」と判断しただけかも知れず、読み上げて驚く戦人に対しカウンターを当ててテンポ良く進ませる演出かも知れず、「特に意味は無い」可能性すらあるか。

 『ひぐらし』からの お馴染み、コワい顔を やたら見せる真里亞。
 二重人格か憑依現象を表しているのだと思っていたが、戦人達は特に気にして居ない様子。
劇中人物には、「普通の子供の顔」だと見えている?
あるいは、異常性を秘めた子だし そういう事もあるよね、とか鷹揚に構えているのか。
 夏妃が疑心暗鬼から使用人達を追い出した際、犯人が居るかも知れない その中にフツーに真里亞を含めたが、戦人を含め全員、特に異を唱えず。
やっぱり「気持ち悪い」と思われている、あるいは他者の事なんて気にしている余裕がないのか。

 まだまだ、どうとでも取れる程度の情報しか提示されていないため、推理は難しく。
 でも、見ながらふと考えたりしてしまうのは、だいぶ内容に引き込まれてきたという事かな。
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映画『スピード・レーサー』

 衛星で放送された映画『スピード・レーサー』を見る。
 『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟監督による、『マッハGoGoGo』の実写リメイク。

 原作となっているアニメは、子供の頃見たっきりで、「ボタンで特殊装備が発動する車に乗った主人公がレースをする」という基本設定以外、ほとんど憶えていない状態での鑑賞。
 こんなにガッツンガッツンぶつけまくるレースだっけ。
純粋な腕で他車を抜いていくより、ぶつけて落としてクラッシュさせ、リタイアにより競争車を少なくして優勝しているような印象。
主人公側からすると、「仕方なく応えている」という事なのかな。
 反則となる装備の設定があったけど、ジャンプするのは別に構わないのね。
いや、現実のF1とかでも、ジャンプしたけりゃ ご勝手に、かも知れないが、普通一度で自爆するか。

 物語は、単純明快の勧善懲悪。
巨大企業は汚くて、家族経営工場は正しい。
ファミリーの絆は固く、努力は必ず報われ、正義は絶対に勝つ。
 今時なかなか見ないぐらいスッキリした、誤解しようがない話。

 予告では、とにかく画面が安っぽく見えて、もっとリアルなレースを描けば良いのにと思っていたが、映画全体を見ると、最初から最後まで、作られた、加工された、ケバケバの漫画っぽい画面で通しているため、気にならない。
「ある美意識で全体を統一する」というのは、大切。
 コースの構成や、CGによる車の走りからは、ゲーム『F-ZERO』を思い出す。
無茶苦茶なスピードでの ぶつけ合いなど、特に。

 画面の動きが速すぎて、何をしているのか分かり辛い所があったのは残念。
『トランスフォーマー』でも、今 誰と誰がどういう戦いを繰り広げているのか見失う事があり、情報量を均等に盛り込みすぎてしまう傾向のあるCGの弱味、だろうか。
描き手が適宜情報を整理する「高いレベルの」手描きアニメでは、余りこういう事は無いのだけど。
 人の顔や体をスライドさせて場面を転換する、昨今 見ない古い演出を多用。
原作がこうなのかな?独特の効果を上げていたと思う。

 最後までハイテンションを保ち、闇雲なレースの迫力で見る者を圧倒し、「雑味」が無く後味のスッキリした、良く出来ている娯楽映画。
 劇場で見た方が、音と画面が織りなすトリップ感覚を堪能できたろうな。
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『かなめも』04.「はじめての、プール」

 新聞販売店、という舞台を活用して物語を作っているのが、楽しい。
 配達名簿に書かれた記号の意味とか、今回なら販売促進用チケットの存在。
チケットは、「勧誘される側」として自分も提示された覚えは多々あるけれど、「勧誘する側」が それをどう思い、客側からの要求をどう捉えているのか、という視点で描いているのが、面白い。
 チケットを、どういうルートからどのように入手し、新聞一ヶ月分の代金では元が取れない高価なモノに対して どう採算が取られているのか、まで踏み込むと更に興味深かったろうが、それは ほのぼのコメディー作品で やる事じゃないか。

 ツンデレライバルなようでいて、既にヒロインに籠絡されまくっている少女・久地院美華。
ヒロインが、「新聞販売店で生きていく自分」を自覚するのに必要なキャラだと思え、笑いを生み出すだけでない存在感が。
 テレビやネットに押され、厳しい局面にある現実の新聞業界を思えば、美華と仲良くするヒロインより、敵意剥き出しにする所長代理の方がリアルだろうな。

 水着姿でのミュージカルを披露し、契約を取る配達ガールズ。
こういうサービスがあるなら、新聞を取ろうかという気分にもなるだろう。
 必ずしもプラスなばかりとは言えない新聞勧誘員のイメージを、向上させてくれるアニメ(向上・補正対象は、美少女から美女に限られるが)。
 朝日も毎日も読売も、CM枠を取って応援すべきじゃないか?
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『化物語』04.「まよいマイマイ 其ノ貮」

 分かったような分からんような、キレイに決まっているような言い掛かりのような、理屈と言葉遊びを多用し、かなり力業で話を進めていく作品。
 キャラクターが二人以上集まり、話し始めると、もう止まらない。
延々と続く妙な会話劇は、それ自体として面白いものではあるが、下手をすると「これなら音声のみで良い」と言われかねない所を、奇妙さ加減では引けを取らない演出により、画的にカバー…というか真っ向勝負のぶつかり合いに近い体裁。

 声だけ聞いても、画面だけ見ていても、ダメ。
両方をバランス良く取り入れて咀嚼し、バランス良く聞き流し・見流す事が必要。
 視聴者に楽を許さない、面白い、しかしシンドさも若干含むアニメ。
 会話・画面について、過剰なデコレーションを取り除けば、割合シンプルで、まっとうなストーリーかと。
その余剰こそが、この作品の面白さだと思うけど。
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『狼と香辛料II』03.「狼と埋まらない溝」

 ホロに対し、余りにも真っ直ぐな気持ちをブチ上げるアマーティ。
 しかし、ロレンスとホロの関係がそう簡単に揺らぐはずはなく…
と思えば、思わぬ所から入る亀裂。

 動揺と孤独感に突き動かされ、子供を作ろうともちかけるホロ。
妄想やら同人誌展開的には大変嬉しい言葉だけれど、こんな状態に付け込むようなマネをするのは、ロレンスのプライドが許さず、ホロへの想いも そこまで安っぽくなかった、という事かな。
 ショックを受けても、ホロはロレンスを拒んで逃げ出したりしなかった訳で、子作りはともかく、いくらか気が利いた言葉や態度によって割合簡単に関係は修復できそうに思う。
別にウソをつく必要はなく、ホロが求めているモノはロレンスの内に元からあるだろうに。
 悪いヤツじゃないけど、男として・商人としても、まだまだ だなあ。
 いや、自分が彼の立場に置かれてベストの対応を取れるか、そもそも「そういう対応を求められる関係」をホロとの間に構築できるか、といえば、はなはだ疑問ではあるが。

 二人の絆が強固なものであるのは確かでも、意外にまだ「恋」という段階に達していなかったのだろうか。
 この大きなイベントを経て、ようやく一歩を踏み出す事になるのかな。
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『涼宮ハルヒの憂鬱』17.「エンドレスエイト」

 このタイトルを何度も打っているため、「エンドレ」ぐらいの時点で「エンドレスエイト」が変換候補として出てくるようになってしまった。
 いや、それはもう何回も前からだっけ?
もう一万回以上も同じタイトル入力を繰り返してきたのではなかったか?

 そうそう、書き忘れていたけど、みくるの言葉の中に強制的に割り込んでいるかのような「禁則事項」という単語。
 うっかり ぼんやりの みくるが、自覚して危険なワードだけを飛ばして(伏せ字変換して)いるとは思えず、過去に来る際、未来技術により脳の一部知識へとブロックが掛けられ、そのことを口にしようとすると本人の意志に寄らず「禁則事項」に誤変換されているのかな…と思った。
だから、本人はアレでフツーに話しているつもりではないかと。
 …「何話前のネタだよ今更」とか言われかねない話題だけど、ほぼ同じ内容を繰り返してくれているお陰で(一回目にだけはなかったんだっけ?)、別に今書いても時季外れにならない。
有り難いんだか有り難くないんだか。

 既に多くの視聴者を振り落としているのではないかと思われる、六回目。
 作画の頑張りは変わらず、だけれど、さすがにずっと内容を注視する事は出来ず、申し訳ないけど気が付けばネットを眺めていたり。
 本放送でさえ集中力が欠如してしまう騒ぎなのに、これをいつか、購入・レンタルの形で お金を払ってまで見返したいと思うだろうか……

 意図が分からないなあ。
 前代未聞の挑戦をしたいだけなら、繰り返し三回ぐらいで、もう今後アニメ界において同様の試みが成される事はないと、断言できる。
想像を絶する馬鹿制作者と馬鹿上層部の揃う作品が現れない限り、だけど。
恐らくは、ここ数話をソフト化した際の売り上げが、追随作品の制作を更に難しくするだろう。
 話題作りにしても、とうに限界を超え、「完結編になるまで見る必要がない」「最後の数分間だけ見て『またか』を確認すればもう十分」という宜しくない話題にしか、ならなくなっているかと。

 繰り返しにしたって、ドコか一部が大きく変わりつつ、しかしループからは逃げ出せないとするとか、視点を一回ごとに変え、キョンの次は みくる、長門、古泉が体験した「エンドレスエイト」という形態で見せれば、こんなに飽きられる事はなかったろう。
 ……そんな事ぐらい分かってるんだよね、制作者。
分かった上で、客を振り落とすだけの「ほとんど変わらない繰り返しを今週も」見せてるんだよね。

 これで「オチ」が上手く決まらなかった場合、そのダメージは大きすぎる物となりそう。
 六回目まで来た、という事は、本当に「エイト」で八回目までは繰り返すんだろうな。
 果たして奇跡のラストは有り得るのか?
どうまとめれば良いのか、自分などには想像も付かないけれど。
視聴者の興味は、今もう、そこにしか無いと思うので。
 既に、「実はハルヒは こういう事(デートしたいとか、みんなで宿題やりたいとか)を物足りなく思っていました」というだけのオチでは、納得できない気分。
物語として、じゃなく、異様な構成を取ったアニメとしてのオトシマエが必要。

 演出・作画・声優さんなどスタッフは、頑張った結果として「つまらない、出来が悪いと言われた」ならまだしも、「同じ事の繰り返し何回目かなので、必要を感じず見なかった」と言われては、立つ瀬が無かろう。
 そういう事態への責任を、上の人はどう考えているのかな。
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映画『呪怨 パンデミック』

 衛星で放送された映画『呪怨 パンデミック』を見る。
 日本のホラー映画『呪怨』の、ハリウッドリメイク二作目。
 監督は、日本オリジナル版と同じく、清水 崇。

 ビデオ版から ずっと見てきた身としては、さすがに限界を感じてしまう。
 白塗りの子供が膝抱えて座り込んでニャーと鳴き、白塗りお母ちゃんが怖い顔して迫ってくる、という、ほぼこれだけしかパターンがないため、もうほとんど怖くなく。
 かといって、CGを用いてみたりヒネったパターンを使ってみたりすると、「こんなの『呪怨』じゃない」になってしまうのが、難しい所。

 舞台を日本と海外に分ける構成が、追い詰められるような怖さを分散させてしまっており、残念。
 時系列をいじる作りも、恐怖に繋がらないのは勿論、なるほどと感心させてくれる事さえなく、ただ分かり辛くしているだけかと。
 お母ちゃん誕生の秘密は、明かす必要があったのかどうか。
『呪怨』は、道理の通らない気持ち悪さがキモだと思うので、変にスジを通してしまうのは良くないような。
まあ、山奥の寒村に住む老婆が英語ペラペラなのは、スジが通らず居心地悪かったけれど。

 長い廊下の向こうから、天井の灯りが次々に消えていき、闇が迫ってくる度、一瞬だけ お母ちゃんの姿が見える演出が妙に格好良い。
バットマンに似合いそう。
 学校教員室で、友人二人が行方不明になった(死んだ)と怯える女生徒に向かい、女教師が「何言ってるの?あなたの横にずっと居るじゃない」というシーンは、怪談っぽくて楽しい。

 国内・海外と、時間も場所も問わず飛び回り、呪い殺す人数の増加に多忙を極める白塗り母子の奮闘ぶりを、「なんでだよ!」「そんな所から出てくるのか!」「いくら何でも頑張り過ぎだろ!」等と突っ込みつつ、楽しむ映画。
 海外で起こした事件により、新しい「呪いの家」が誕生した、って事で、次作に続ける目論見なのかな?
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