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『キディ・ガーランド』01.「ラッキーアイテム」

『キディ・ガーランド』

 2002年の作品『キディ・グレイド』の続編。
 前作、そして『うた∽かた』『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』に続く、監督・後藤圭二、脚本・きむらひでふみコンビの新作。
キャラクターデザイン・門之園恵美など、他のスタッフも多く重なっているようだが。
 前作は全話見たけれど、ヒロイン二人が違う体に移り変わるという思い切ったイベントを組んでいた事以外、ぼんやり。
ラストは、ええと、「そして更に彼女達の活躍は続く」といった終わり方だっけ。

 今期第一話で、前作ヒロイン二人が、かつてこんな事件があったという扱いでチラリと姿を見せる。
この事件の真相はいずれ語られ、前ヒロイン達も本格的に再登場するんだろう。
 記憶と体を失ったエクレールとリュミエールが、今作のヒロイン二人になっている…のかと思ったんだけど、性格がちょっと違うし、そういうサービス?は視聴者が喜ばないか。

 一話では、世界観の説明より、シリーズへの期待感を煽るより、まずヒロインの一人・アスクールのキャラ立てを優先。
 それはそれで間違っていないと思うけれど、残念なのはそのキャラクター性が「ドジで天然、しかしイザという時は凄い力を発揮する」というアリガチなもので、目新しさはまだしも、固有の魅力に欠ける。
 ブルマを脱ぐか脱がないかに関する下りは、もっと刈り込めたはず。
間抜け過ぎるテロリスト、無駄に長く飛ぶドラゴン、そのボディーにしがみついて見せるアスクールのアクションが冴えない……
全体に間延びしてしまっている印象。
 シリーズ構成の都合なのか、「アスクールって実は凄い」をまだ余り強調せず、ドジで天然なままに留めてあるため、一エピソードとしてのカタルシスも弱い。

 上手く対比し、ドラゴン上でのアクションに的確な指示を出していく形にでもすれば、相棒少女のキャラも多少立てられたかと。
ヒロインの固有魅力の薄さだって、二人の掛け合いによっては埋められた…可能性もあるのに。

 仕込み櫛をニードル・ガンに使ってみたり、テロリストの鎧だけが合体して巨大ドラゴンになるなど、小道具の設定は変わらず面白い。
 一部不安定だったが、作画は良く、女の子達を可愛く描き出している。
 特にシリーズ後半、良くない…いや「個人的好みに合わない」展開を迎える事が多い後藤・きむら作品。
先行きに不安を感じつつも、視聴継続。

『FAIRY TAIL』01.「妖精の尻尾(ようせいのしっぽ)」

『FAIRY TAIL』

 原作未読。
 …ただ、連載開始当初、色々な意味で話題になった事は知っている。
長期連載になり、アニメ化もされるという事は、相当な人気があるんだろう。
 アニメ化にあたり、制作現場では『○○○○○』という単語は禁句だったんじゃなかろうか。
「『FAIRY TAIL』?どんな漫画だっけそれ?」
という質問にも、他の作品を用いた説明は一切禁止で、
「少年マガジン連載、魔法とアクションと冒険の物語」
と答えなければならない、とか。
 平成『ガメラ』の劇中だと、「カメ」を絶滅種という設定にして、似てるとか何とか言わないで済むようにしていたんだよね、いや関係ない話。

 内容は悪くなく、魔法ギルドに憧れを抱く少女の視点を通し、世界観や、男の子が大食いで乗り物に弱く戦う時は異様な力を発揮する、といった基本設定を分かりやすく語っている。
 アクションにも力が入っているし、少年漫画的ツカミとしては上々の出来。
 負担を感じない限り、しばらく見続けてみようかな。

『たまごっち!』01.「ワクワク!たまストリートで大レース」「ドキドキ!ラブリンは誰にほほえむ?」

『たまごっち!』

 一世を風靡した携帯ゲーム「たまごっち」を、アニメにした作品。
 同ゲームを題材に、かつて何度かテレビアニメや映画が作られているけれど、ちゃんと見た憶えはない。

 意外と面白かった『キョロちゃん』、子供に分かるのかどうか心配になるヒネたエピソードが散見された『星のカービィ』など、いかにも子供向けの体裁を取りながら内容に侮れない物を含む作品があった事で、この『たまごっち!』も一話を見てみたが……
 冒頭数分しか見ていないけど、「普通に子供向けアニメ」といった出来で、変な方向へ暴走していく可能性は低そう。
 安心して、視聴はここまでに。

『青い文学シリーズ 人間失格』01.「鎌倉心中」

『青い文学シリーズ 人間失格』

 原作となった太宰治の小説は、既読。
……随分昔の事なので、細かい事は余り憶えていないが。
 硬くて読み辛く取っつきにくいイメージがある…と思う名作文学。
その表紙を人気漫画家に描いて貰う事で、ドカンと売り上げが伸びた、という話は聞いた事がある。
 そういう流れに乗ってなのか、表紙イメージを拡大してのアニメ化企画。

 それはまあ良いとして、全12話だというシリーズの中に、6作品も詰め込む構成はどうだろ。
 『蜘蛛の糸』『地獄変』あたりは短く済ませられるかも知れないが。
せっかくだから、『人間失格』『こころ』『桜の森の満開の下』は、時間を取って しっかり描いて欲しいなあ。
 特に『桜の森の…』は、狂気が重なり合って誰が「正常」なのか分からなくなっていくのがゾワゾワするほど恐ろしく、咲き乱れる桜のイメージは凄まじくも美しい名作なんで、大事に作って欲しい所。

 『人間失格』は…
 アニメになってしまうと、何だか『絶望先生』が連想されてばかりで、いつ「絶望した!」と言い始めるか不安だった。
『絶望先生』の方が、こういった文学作品や作家のイメージをパロディーにして形作られているので、仕方ないけれども。
 昏い雰囲気や、心中に到ろうとする心理が、文学っぽく描けていて悪くないかと。
小畑 健らしさが出ているかは疑問ながら、作画も高水準。
 萌えも爽快感もハラハラドキドキもない こういうアニメで、今日どのぐらい商売になるのか、興味あるなあ。

 視聴継続。

『こばと。』01.「…願う少女。」

『こばと。』

 原作は、単行本一巻だけ既読。
 久々の?CLAMP漫画原作テレビアニメ。
といっても、『XXXHOLiC』から(これが一つ前のテレビアニメだったと思う)そんなに時を置いた訳ではないし、キャラクターデザインでは『魍魎の匣』も放送されているんだけど。
一時期、CLAMP物が溢れていた印象があるため。

 第一話は、コミカルな演出が楽しく、作画も可愛く描けており、問題のない仕上がり。
 漫画では表現の難しい「歌」を感動的に見せるのが、なかなか。
歌自体も、圧倒的な歌唱力、というより、一生懸命歌っている事が感じられて心地良い。
 小鳩とは・いおりょぎとは何者なのか、最終目的は何なのか、分からないと思うけれど、取りあえず「他者のために頑張る、ちょっと常識の欠けた天然系少女の活躍を楽しむ」姿勢で。
「もの凄く怖いガンツ先生に常時採点されているロボコン(ロビーナ?)」と捉えてもオッケー。

 一巻目以降の話を知らないため、先の展開が気になる。
 感想を書くタイプのアニメになるかどうかは分からないが、視聴は継続。

『DARKER THAN BLACK 流星の双子』01.「黒猫は星の夢を見ない…」

『DARKER THAN BLACK 流星の双子』

 前作は全話視聴済み。
 「ヤングガンガン」で連載中の、前作後を描いた漫画版とは全然違う話(更にその後の時代か)。
 ほのぼの学園物の雰囲気も、一転して緊迫感溢れる展開を迎える後半も面白く、相変わらず隙のないクオリティーの高さ。
今期トップクラスの注目作になって、当然だろう。

 しかし…良く出来ている事は何の抵抗もなく認められるが、大好きな作品かというと、うーん。
 星空が本物ではないとか、能力を使うのに代償が必要とか、この辺りの設定が不思議と しっくり来ないせいか。
真面目にシビアに作られている通常ドラマパートとの齟齬を感じて…いや、違うなあ。
 大体、それらは前提条件となる超常設定なので引っ掛かりを感じられても困る、だろうし、これより遥かに不自然な部分を持つ作品でも普通に楽しめているクセに、と自分で思うんだけど…
 合理的理由ではなく、「相性」とかそういった話なのかな。

 黒猫・マオが好きだったので、再登場を期待(一話に出てたのは違う…よね?)。
多少の物語的救済措置があれば、復活させられない事はない退場の仕方だったはず。
 ただ、このスタッフは、そういう所がホントにシビアだからなあ。
 「何でも出来る設定」を持つ作品だという自覚からか、過剰な便利さ、都合の良さに対し、ストイックなまでに警戒的。

 最後まで見続けるつもり。

『ご姉弟物語』01.「下町の双子天使だよ」「おねいのニオイ!!」

『ご姉弟物語』

 原作未読。
 何の情報も知らず、アニメを見て、初めてこれが安達 哲先生の漫画を原作としている事を知る。
安達先生といえば、『さくらの唄』『お天気お姉さん』といった、正気と狂気の境目にあるようなゾワゾワと来る凄い作品を描かれた事で有名。
 だから、期待して見始め…ようとしたけれど……

 面白い面白くない以前の話として、自分には合わないアニメ。
原作は好きなのに、一話限りで視聴を終了してしまった『うちの3姉妹』『毎日かあさん』と同系統の匂い。
 いずれ毒が出て来たり、スタッフのノリによってドカンと化ける可能性はある、と思いつつ、この第一話は体が受け付けず、半分も見ない内に脱落。
 良くなってきたよ!という評判でも耳にしたら、また改めて見る事にして、とりあえず視聴終了。

『ファイト一発!充電ちゃん!! 』01.「ぷらぐ・いん!」

『ファイト一発!充電ちゃん!! 』

 原作未読。
 AT-Xで放送が完了している作品を、MXで放送開始。
 タイトルを見ても内容がよく分からなかったけど…ああ、ごくごく乱暴に言ってしまえば「充電プラグの萌えキャラ化」という事なのか。
代償を求めず、人間にパワーを注ぎ込もうとする行動からは、「天使」とかそういった存在も連想される。
 ヒロインが属する組織の有り様、任務サンプルの提示、人間側が抱える事情と、彼女の介入により危機一髪から好転するドラマを不足無く描いており、第一話として堅実な出来。
 目新しさには欠けてしまうが、作画は悪くないし、色気方向のサービスもあるので、掴める視聴者は掴めただろう。

 原作者・ぢたま某先生が、えっち漫画方面で活躍されていた頃、得意技としていた「尿」描写が何度も出てくるのに、驚く。
 ヒロインが一話目で、絶望的な恐怖を表すとか そういった意味は特に無く失禁してしまう一般向けアニメも、珍しい、というか史上初じゃなかろうか。
 絵だし、汚く描かれている訳ではないが……見る人を選んでしまうだろうな。

 負担にならない限り見続けようかと思うけれど、感想を書くタイプの作品にはならない予感。

『ささめきこと』01.「ささめきこと」

『ささめきこと』

 原作未読。
 『青い花』が終わったばかりだというのに、また百合物?
人気があるジャンルなんだなあ。

 『青い花』と違うのは、もっとコミカルな味付けが成されている事、か。
主に心理面のシリアスさは、この作品でも結構な深度まで掘り下げられそうだけど。
 片思いに次ぐ片思いのストーリー構成が、上手い。
みんな、立ち止まって振り返れば すぐシアワセになれそうな気が…それじゃドラマにならないし、妥協するのは「恋」と言わないのか。
 出ているキャラクターをバランス良く捌いており、それぞれの物語を一度 閉じてみせる事で、「読み切り作品」として完結している。
これで終わりだとしても、特に文句ないぐらい。
その巧さ故、「引き」は弱くなってしまったかな…贅沢な言い掛かりだが。

 演出も作画も高いレベルで、女の子達それぞれの美点・欠点を、生き生きと魅力的に描き出している。
 重い展開が続くとシンドくなってしまいそうだから、息抜きを多めに入れてくれると見易くて、嬉しい。
 視聴継続。

『11eyes イレブンアイズ』01.「赤い夜」

『11eyes イレブンアイズ』

 原作ゲーム未プレイ。
 主人公と、同じ施設出身のヒロインは、如何なる切っ掛けに寄るのか、現実世界から不気味な異世界へと引きずり込まれかかる…というのが第一話のストーリー。
 展開をゆっくりにした事で、分かり辛い部分は無く、主人公らの基本性格とか置かれている状況は理解できた。

 ただ…いや、難しい所なんだけど、割と よくあるパターンの話を緩めのテンポで、しかもアクション等の大きなイベント無く見せられると、「視聴継続したい!」という気力に若干 欠けてしまう。
 こう視聴者に言われるのが怖くて、飽きさせないよう一話に無理矢理 話を詰め込み頑張り過ぎる事で訳分からなくしたり、かなり物語が進んだ見せ場の回を最初に見せて客の心を掴もうとする余り逆に離れさせてしまっている、残念なアニメは多い、それに比べれば正統派、見る側に優しい作りだとは思うが。

 演出も作画も、悪くはないが「普通」というレベル。
 日常描写で掴むのはなかなか難しいから、突然 異世界に飛ばされる理不尽、そこで奇怪な者達に襲撃を受ける恐怖、ここいらを渾身の力で描き出し、見せ場とするべきだろう。
 頑張って、物語の流れとは無関係にヒロインのパンツなど晒し、サービスしようとしている努力は分かるんだけど。

 本当の物語は次回から始まる、と思うので、とりあえず三話ぐらいまでは見続けよう。
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飛龍 乱

Author:飛龍 乱
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ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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