『パパのいうことを聞きなさい!』02.「家へおいでよ」
『パパのいうことを聞きなさい!』
原作未読。
パパと、血が繋がらない娘達、という設定で漫画を考えたことがあって、このタイトルを聞いた時、あー先にやられた!と思ったけど、実際見てみれば予想とはかなり違った内容。
ロリ少女ばっかりなのね。
高校生ぐらいの娘も揃えて良いような気がするけど。
そういう役割は大学の先輩女性が担うのか(こちらは「ママ」?)。
女の子達は、一番主人公と年齢の近い子が「半裸の姿を見られ、最初は抵抗を示す」王道展開。
積極的な次女、まるで子供の三女(三歳だから当たり前)と、悪くない取り揃え方。
もう少し人数が居ても良かろうけど…まあ、十二人も娘が出来て、それぞれ「パパ」「お父さん」「父上」「パパちゃん」「ととさま」「ダディ」「師父」と違った呼び名をする、なんて訳にもいくまいし。
自分が考えてたのはそんな感じのバカ話。
そもそもこの作品では、誰も主人公を「パパ」とは呼ばないのか。
主人公と姉の関係を先に示すのは、三姉妹を引き取る動機として必要だから、だろうけど、大学の先輩・莱香は登場からして後回しにして良いような。
実は彼女も「娘」の一人…とかいう真相が明らかになるならともかく、二話までのストーリーに彼女はほとんど必要じゃないからなあ。
三姉妹との同居に到る過程を手早く説明するのが序盤最重要ポイントのハズだから、回想シーンで初登場とか、せめてもう少しウエイトを軽く、「大学にはこういう先輩も居ます」と紹介する程度に留めれば良いのに。
「萌え」「ハーレム」作品で、処理が面倒なのは「親」の存在。
海外出張に夫婦共に出掛ける、というのはパターンながら手堅い処理。
あとは「出張が予期せず長引いて…」「娘達も大丈夫だと言ってるし、もうしばらくお願い」とでもして、ストーリーの都合に応じ不在状態を続ける、あるいは赴任地に娘達も呼び寄せようとして日本での疑似親子関係を危機に陥れる、で済む。
殺すのは予想外。
行方不明、音信不通で構わないはず。
物語のテイストから考えて、実は生きていた、ってのも十分有り得る話だけど、死別をこんなにハッキリ匂わせて、ストーリーのテンションを落としてしまうのは、得策だったろうか。
主人公が侠気(父親気?)を見せて全員引き取ると言い出す、このシーンのためにそうしてしまったようにも。
これはまあ、この先の話だけど…
3人も女の子を引き取って、生活できるの?
ウチなんか娘一人だけど、酷く不自由させないよう面倒を見ていけるかどうか不安な状況なのに。
フィクションなんだから、死んだ両親が結構な遺産を残してくれていた、事故の補償・会社からの見舞金が膨大な金額、大学の先輩等が主人公に恐ろしく効率の良い働き先を紹介してくれる、娘達がメイド喫茶でバイトなどしてガンガン稼いでくれる、主人公を投資の天才に・娘達を奇跡的強運の持ち主にして宝くじ連続当選、お金持ちだが生活不適応能力者の次女母が転がり込んでくる…最終兵器としては「慎ましく何とかやってます」だけで細かいことは何も描かない、という手もあるが。
気楽なバカ萌え話に留めておいた方が良かったと個人的には思うけれど、シビアな現実をどう捌くか、それによりこの作品独自の魅力が現れてくる…のかなあ?
そういう意味で、先が気になる。
原作未読。
パパと、血が繋がらない娘達、という設定で漫画を考えたことがあって、このタイトルを聞いた時、あー先にやられた!と思ったけど、実際見てみれば予想とはかなり違った内容。
ロリ少女ばっかりなのね。
高校生ぐらいの娘も揃えて良いような気がするけど。
そういう役割は大学の先輩女性が担うのか(こちらは「ママ」?)。
女の子達は、一番主人公と年齢の近い子が「半裸の姿を見られ、最初は抵抗を示す」王道展開。
積極的な次女、まるで子供の三女(三歳だから当たり前)と、悪くない取り揃え方。
もう少し人数が居ても良かろうけど…まあ、十二人も娘が出来て、それぞれ「パパ」「お父さん」「父上」「パパちゃん」「ととさま」「ダディ」「師父」と違った呼び名をする、なんて訳にもいくまいし。
自分が考えてたのはそんな感じのバカ話。
そもそもこの作品では、誰も主人公を「パパ」とは呼ばないのか。
主人公と姉の関係を先に示すのは、三姉妹を引き取る動機として必要だから、だろうけど、大学の先輩・莱香は登場からして後回しにして良いような。
実は彼女も「娘」の一人…とかいう真相が明らかになるならともかく、二話までのストーリーに彼女はほとんど必要じゃないからなあ。
三姉妹との同居に到る過程を手早く説明するのが序盤最重要ポイントのハズだから、回想シーンで初登場とか、せめてもう少しウエイトを軽く、「大学にはこういう先輩も居ます」と紹介する程度に留めれば良いのに。
「萌え」「ハーレム」作品で、処理が面倒なのは「親」の存在。
海外出張に夫婦共に出掛ける、というのはパターンながら手堅い処理。
あとは「出張が予期せず長引いて…」「娘達も大丈夫だと言ってるし、もうしばらくお願い」とでもして、ストーリーの都合に応じ不在状態を続ける、あるいは赴任地に娘達も呼び寄せようとして日本での疑似親子関係を危機に陥れる、で済む。
殺すのは予想外。
行方不明、音信不通で構わないはず。
物語のテイストから考えて、実は生きていた、ってのも十分有り得る話だけど、死別をこんなにハッキリ匂わせて、ストーリーのテンションを落としてしまうのは、得策だったろうか。
主人公が侠気(父親気?)を見せて全員引き取ると言い出す、このシーンのためにそうしてしまったようにも。
これはまあ、この先の話だけど…
3人も女の子を引き取って、生活できるの?
ウチなんか娘一人だけど、酷く不自由させないよう面倒を見ていけるかどうか不安な状況なのに。
フィクションなんだから、死んだ両親が結構な遺産を残してくれていた、事故の補償・会社からの見舞金が膨大な金額、大学の先輩等が主人公に恐ろしく効率の良い働き先を紹介してくれる、娘達がメイド喫茶でバイトなどしてガンガン稼いでくれる、主人公を投資の天才に・娘達を奇跡的強運の持ち主にして宝くじ連続当選、お金持ちだが生活不適応能力者の次女母が転がり込んでくる…最終兵器としては「慎ましく何とかやってます」だけで細かいことは何も描かない、という手もあるが。
気楽なバカ萌え話に留めておいた方が良かったと個人的には思うけれど、シビアな現実をどう捌くか、それによりこの作品独自の魅力が現れてくる…のかなあ?
そういう意味で、先が気になる。
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