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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『境界の彼方』01.「カーマイン」

 今期、京都アニメーション枠。
 原作未読。
KAエスマ文庫という、京アニが所有するライトノベル・レーベルからの刊行。
最近は、出版社や作者からの横槍を嫌ってか、権益独占が目的か、自社ライトノベルや自主企画のアニメ化が多いな。
 『Free!』と同じく、会社イメージCMで先行して見せられていた作品。
となると、他のCM内容もいずれシリーズ化されるのかな?

 今にも自殺しようと校舎屋上の端にたたずむ少女、それを止めようと懸命に(ズレたことを)語りかける主人公少年、人間ワザでないほど高く宙を舞って少年の前に降り立ち赤い剣でその胸を貫く少女…
呆気にとられる突然の展開。
『中二病でも恋がしたい!』の妄想パートかと。
 その後、普通のクラブ活動を行っている主人公・秋人。
冒頭の事件はどうなったのか、ちょっと混乱。
 時間を遡って描いているのか、記憶や体の傷までも操作され事件がなかった事にされたのか…などと考えていると、親切にも秋人のセリフで「不死身」という設定が語られる。

 その後も、事件から一週間経っていること、ヒロイン・未来からもう何度も刺されていること、秋人が不死身な理由、ヒロインの武装やそれが使える理由と境 遇、飛び込んできた化け物とそれを追っていった女性の正体…等々、親切と言えば親切だけど延々説明が続き、第一話ではある程度仕方ないとは思いつつ、 ちょっと参る。
 屋上事件の直後から話を続ければ、秋人の不死身さや他の設定も、セリフにのみ頼らず順次示せたような。
 一週間の経過があるため、秋人・未来の会話による基本設定の確認が、「今までそんなことも話していなかったのか」と不自然にさえ思えてしまうし。

 しかし、京アニらしいアクションシーンの高品質さは、やはり素晴らしい。
 超絶の身体能力を発揮しながら呆れるほどドジっ子、という矛盾を同居させてみせる未来の可愛い描写も、さすが。
 毒舌家でヒネくれた言動が可笑しい美月だって、パターンではありながら魅力的。
 構成には不安を感じつつ、どうなる話なのかには興味あり。
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映画『宇宙人王さんとの遭遇』

 衛星で映画『宇宙人王さんとの遭遇』を見る。
 謎の相手に雇われた女性、中国語に堪能な彼女の仕事は、宇宙人「王(ワン)」の言葉を通訳することだった。

 「宇宙人が何故中国語を喋るのか?」「世界で一番多く使われている言語だから」という会話が可笑しく、何だかハッとさせられた。
そうか…つい宇宙人は英語でアメリカ人にコンタクトをとってくる(あるいは攻撃してくる)と思いがちだけど、中国人の数の方が圧倒的だもんね、外から見ればコレが地球共通言語だと理解して不思議ない。
 それなら中国に降り立てば良いのに、何でローマ?

 タイトルや中国語の宇宙人というイメージから、コメディーを予想するが、実際は笑うところなど全くない。
 悪意を持って地球に来訪したと決めつける無理解な政府機関の人間?による、王への容赦ない尋問、そして拷問。
 しかし、機関内に中国語ができる人間ぐらい居なかったのか。
外から何も分からないヒロインを呼んできたばっかりに、色々手間取ってしまった訳だけど。
トップシークレットに触れた通訳は、記憶消去・監禁・最悪では存在の抹消までしてしまう恐れがあるから、後腐れのない人間を選んだのかな。
 ヒロインも、無事に帰してもらえそうにない危機を感じ取り、宇宙人と、「今は地球より私の命が大事」な取引をするとか、後半の展開はもっと様々考えられたと思う。
ストーリーのヒネリや意外性に、大きく欠けた映画。

 とにかく低予算で、安っぽい尋問室や機関施設のセットと、モブの少なさ。
 ラストに賭けた…ってことなのかな。
 このラストが、いかにも賛否両論呼びそう。
自分は不満足。
もっと徹底するならともかく、ポンとネタだけ放り投げてきたようで、こういう終わり方には感心しない。
 心に残る何がある訳でもなし、話のタネ以外には見る必要ないかな。
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