『サムライフラメンコ』11.「フロム・ビヨンド」
しばらく見ていなかったので、まとめての鑑賞。
相変わらず地味なご近所ヒーロー物…と思えば、7話「チェンジ・ザ・ワールド」で文字通り世界が一変する。
ギロチンゴリラ?キング・トーチャー?
首を切断されるむごたらしい警官の死人を出し、最後は自爆して散る敵の存在に、ただ驚き、「こんな突然路線が変わる訳ないし…前回見逃してる?」と不安を感じてしまう。
正当派ヒーロー物として、ここからは進めていくのかと思えば、イキナリ世間から飽きられている怪人バトル。
くだらない作戦、死者を出さない呑気な侵攻、フラメンコの前に呆気なく散る毎度の展開では、興味がつなぎ止められなくなったらしい。
しかし、脅迫状一通、無関係な個人への暴行一件でもニュースとなり、世間を不安にさせるのに、こんなに無関心になってしまうモノか…「この世界ではこうなんだ」と言われれば仕方ないが。
上層部は何かしら考えがある…のかな?とも思われたし。
と、油断させておいて、レギュラーのキャラクターを攫い、シリアスな拷問を加える悪の組織。
人間心理の「嫌」な所を突く、笑い事で済まない行い。
これほど悪辣なマネをしたキング・トーチャーが、大間抜けな毎回の作戦を指示していた…?
うううーん、どうもイメージがつながらない。
死闘の後、倒れるキング・トーチャー、壊滅する組織。
そのとき姿を現す黒幕フロム・ビヨンド、またも死人を出しつつ侵攻する恐るべき敵。
巨大化する敵に対し…レッド勢揃いのバカ会話を交わした後、戦闘機の変形合体で力が入らない顔をした巨大ロボとなり、撃退するサムライフラメンコとフラメンジャー!
最近あんまりやらなかったことだけど、文字の大きさを変えさせて頂きます
なんじゃこりゃあ!
ビックリしたというか呆然としたというか、
大丈夫か?
いやあ、凄い。
数話かけて真面目に描いてきた、力はさして強くないが正義を愛する心を持ち、得も無いのに戦い続ける主人公の行動が世界を目に見えないぐらい僅かに変えていく…この筋立てを気持ち良く捨てて、割合よくある特撮ヒーロー物パロディーに移行したのね。
まあ、「ヒーローになりたかった男がその夢を叶えていく話」としては一貫しているし、元ネタであろう『キック・アス』だってラストはトンデモな活躍をする訳だから、別に問題無いのかな。
「自分の傘を盗まれたからといって、他者の傘を盗んで良い訳では無い」といったあたりの、ハッとさせられる主張が面白かったので、大騒ぎ・大雑把な展開は個人的に残念だけれども。
まだもう一捻り二捻りしてくる可能性があり、油断できない。
今後も「なんじゃこりゃあ!」を連発する事態が起こりえる。
ただ…倉田英之脚本は後半で大きく破綻することがあって、不安。
作画の崩れは困りもの、頑張って欲しいなあ。
相変わらず地味なご近所ヒーロー物…と思えば、7話「チェンジ・ザ・ワールド」で文字通り世界が一変する。
ギロチンゴリラ?キング・トーチャー?
首を切断されるむごたらしい警官の死人を出し、最後は自爆して散る敵の存在に、ただ驚き、「こんな突然路線が変わる訳ないし…前回見逃してる?」と不安を感じてしまう。
正当派ヒーロー物として、ここからは進めていくのかと思えば、イキナリ世間から飽きられている怪人バトル。
くだらない作戦、死者を出さない呑気な侵攻、フラメンコの前に呆気なく散る毎度の展開では、興味がつなぎ止められなくなったらしい。
しかし、脅迫状一通、無関係な個人への暴行一件でもニュースとなり、世間を不安にさせるのに、こんなに無関心になってしまうモノか…「この世界ではこうなんだ」と言われれば仕方ないが。
上層部は何かしら考えがある…のかな?とも思われたし。
と、油断させておいて、レギュラーのキャラクターを攫い、シリアスな拷問を加える悪の組織。
人間心理の「嫌」な所を突く、笑い事で済まない行い。
これほど悪辣なマネをしたキング・トーチャーが、大間抜けな毎回の作戦を指示していた…?
うううーん、どうもイメージがつながらない。
死闘の後、倒れるキング・トーチャー、壊滅する組織。
そのとき姿を現す黒幕フロム・ビヨンド、またも死人を出しつつ侵攻する恐るべき敵。
巨大化する敵に対し…レッド勢揃いのバカ会話を交わした後、戦闘機の変形合体で力が入らない顔をした巨大ロボとなり、撃退するサムライフラメンコとフラメンジャー!
最近あんまりやらなかったことだけど、文字の大きさを変えさせて頂きます
なんじゃこりゃあ!
ビックリしたというか呆然としたというか、
大丈夫か?
いやあ、凄い。
数話かけて真面目に描いてきた、力はさして強くないが正義を愛する心を持ち、得も無いのに戦い続ける主人公の行動が世界を目に見えないぐらい僅かに変えていく…この筋立てを気持ち良く捨てて、割合よくある特撮ヒーロー物パロディーに移行したのね。
まあ、「ヒーローになりたかった男がその夢を叶えていく話」としては一貫しているし、元ネタであろう『キック・アス』だってラストはトンデモな活躍をする訳だから、別に問題無いのかな。
「自分の傘を盗まれたからといって、他者の傘を盗んで良い訳では無い」といったあたりの、ハッとさせられる主張が面白かったので、大騒ぎ・大雑把な展開は個人的に残念だけれども。
まだもう一捻り二捻りしてくる可能性があり、油断できない。
今後も「なんじゃこりゃあ!」を連発する事態が起こりえる。
ただ…倉田英之脚本は後半で大きく破綻することがあって、不安。
作画の崩れは困りもの、頑張って欲しいなあ。
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