オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

『Wake Up, Girls!』最終12話.「この一瞬に悔いなし」

 佳乃が足首を痛めてしまったピンチを、I-1クラブの志保が連れてきた医療スタッフのテーピングで抑え、足に負担をかける振り付けを他の者が替わったり変更したりで乗り切ろうとする、この流れは妥当。
 しかし肝心のステージが…佳乃は無自覚にピョンピョン跳びはねているし、突然宣言して(呟きがマイクに入らないの?歌は口パク?)から大きく飛び、倒れかかる佳乃を支える動きも不自然さがバレてしかるべきもの。
 ここで見せたのは「この歌のための通常振り付け」じゃないかなあ?
「佳乃を庇い、それでも何とか見せられるものにしようと構成した今回だけしか見られない急場振り付け」ではないように思える。

 彼女たちに敵意さえ持っていた会場が、歌う間に応援する空気へと変わっていく…これも王道展開で結構だけど、最終回まで来てやはり作画が危うく、客席をも巻き込んでしまうステージの迫力をまるで感じられないため、段取り通り・脚本の都合としか感じられない。
 それでも盛り上がった様子なのだから「優勝」させれば良かったのに、何を歌ったのかも分からない他グループが持って行くため、更に段取り感が強くなってしまう。

 作中でチョイ、チョイと触れられる震災の傷跡。
作品として本気で取り組んでいる様子ではなく、これぐらいならむしろこの要素を無くしてしまった方がスッキリしたような…
 まあ、これは現地東北や関係する人々が僅かでも喜べる描き方になっていれば良い訳で、部外者がどうこう言えないか。

 全体に。
後発アイドル物としては弱かったように感じる。
 「社長が金持って逃げたため活動不可能に」なんて、構成上ほとんど意味が無く、納得出来るアイドル活動を描くのに使うべき時間を圧迫するばかりだった。
 劇場版(未見)を鑑賞してからでなくては入り辛い、疎外感すらあるシリーズ開幕部分も大きく痛い。
メンバーの見分けが付くようになったのは、ようやく中盤過ぎぐらいから。
それでも魅力があると言えるキャラクターは少なく、「うんめぇにゃー」で大食いの子以外は印象にすら薄い。
 リアルにする、というのと、キャラ付けを薄くする、というのは全然別のような。
現実のAKBやモー娘。などアイドルユニットでは、各自が自分のキャラ付けを際立たせようと必死になっている訳で、そういう所を参考にした方が良かったのでは。
 第二期…かなり厳しいんじゃなかろうか。
もし有り得るなら、今度は時間に余裕を取り、作画のクオリティーだけでも維持して欲しい。
スポンサーサイト
アニメ | コメント:1 | トラックバック:0 |

『中二病でも恋がしたい!戀』最終12話.「黄昏の…上級契約(ハイヤーエンゲージ)」

 このアニメの感想は難しいなあ。
そんな難しい事を描いている訳でなし、「つまりこういう事だね」と、見ている間は分かった気になるんだけど、伝わるように文章化しようとすると途端に飛び散ってしまう。
 自分も中二病だったと思われ、今になってなお完治していないのかも知れないなー。

 中二病とは、自身を中心とする閉じた世界で勝手な妄想を爆発させること。
同じく病に冒されている者同士なら、「邪王真眼」といったキーワードで同種の(全く同じ、とは限らないが)ビジョンを共有することが出来、妄想力…裏付けは無いがイタズラに自信ある行動や言動により相手を気圧すパワー、の強い方が勝つ。
 恋は、他者と幻想に加えて現実を分け合うことなので、大抵の場合齟齬を来し、単体で完結していた時よりも妄想パワーが落ちてしまう。
 それを恐れ忌避したのが七宮…いや単に「恋に踏み出す勇気が無かった」だけか。
 六花は、逃げず踏みとどまったのが偉いなあ。
彼女の場合、中二病であり続ける原因がある程度解消されている、という事情もあるのか。

 七宮は、もっとあがいて、勇太を巡る恋のライバルとなっても良かったような。
他者のカレシを奪い取ろうとする、なんて、相当なパワーを消費することで、中二病妄想なんてとても維持出来ないだろうが。
 森夏・くみんなんかも心の傷を設定可能なキャラクターであり、その傷を埋めようとする勇太の行動によって、彼を中心とするハーレムの構成要員になっても不思議なかった。
しかし…可愛い子が何人も出てきていながら、作中で主人公を好きなのは六花…と、諦めてしまった七宮だけなのね。
ライトノベルとしては珍しいような。
SFやファンタジーがかった中二病妄想に特化した作品で、思春期モテモテ妄想には浮気してないってことか。

 六花、及び彼女を取り囲む困ったキャラクター陣に対し、世間の目はとても優しい。
『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』など見た後だと、ちょっと違和感を持ってしまうぐらい暖かく、差別無く接してくれている。
 妙なことを喋り行動する子たちであっても全く問題なく楽しい学園生活が送れている、ということが、描かれた一番の中二病妄想だったかも知れないな。

 一期から引き続き高品質な作画は崩れず、女の子たちは可愛らしく、妄想バトルに迫力があった。
 キレイな終わり方だと思うけど、原作はまだ継続中?
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『未確認で進行形』最終12話.「わかってる?わかってる」

 のほほ~んと見終えてしまったシリーズ。
 もうちょっと盛り上げることは出来たと思う。
白夜・真白の正体、異質な存在との交流をためらう小紅、白夜との恋を邪魔する強敵として現れるこのは…全部一応は劇中で扱っている題材なんだけど、余りにも淡々と、アッサリ描き終えてしまうため、ハラハラとかドキドキなんて全然無い。
 それはもちろん意図的に成されたこと。
緊張感が無い替わりに、素晴らしく居心地の良い雰囲気を感じさせるのに成功している。

 小紅は、恋愛沙汰に疎い、という点を除けば、取り立てて欠陥の無いキャラクター。
「胸がある」「料理が上手い」「成績も悪くない」…パターンとして笑いのネタに使われそうなダメポイント、皆無。
 白夜も、感情表現が下手という所以外に問題は無く。
 なので、この二人のもどかしい恋の進行は非常に微笑ましく見ていられた…が、ちょっと物足りなくも感じてしまう。
 美点・欠点を大量に持ち合わせている強烈な紅緒・真白に、すっかり食われた印象。
恐らく原作者も、当初予定していたより、彼女らを描くのが楽しくなってしまったんだろうな。
真白の「小姑」キャラを強化するには、「嫁」である小紅に、紅緒が持っているどうしても認められない問題点を一つぐらい分け与えた方が良かったかも。

 しかし、とにかく紅緒・真白の活躍は楽しく、すっかり好きになってしまった。
 もっと眺めていたかったので、最終回が残念。
 二期を期待したい。
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『Wake Up, Girls!』11.「アイドル狂詩曲(ラプソディ)」

 前回、なまはげアイドルが登場したので、物語上、何かしらの役割……侮っていたイロモノなのにヒロインたちより人気を取ってしまったり、その純朴さを前 に、I-1を追いかけるヒロインたちが忘れていた物を思い出したり、というような働きを期待したが、え?スケバン刑事のパロディーだけ?
 なまはげのステージパフォーマンスもほぼ見せられず、これなら出さなくて良かったような。
 WUGが予選を勝ち抜けた理由を(作画の残念さもあって)納得出来るように描けておらず、「強敵」とされたのがなまはげ程度のモノだったから勝てて不思議ないという、踏み台扱い?

 早坂が認めた、らしい、WUGの魅力、よく分からないな。
ここまでの物語中で描き出していなければならなかったことだろうが。
 仮にもアイドルを目指そうというグループに、彼が関わるまでマトモに踊りの練習やボイストレーニングが行われていなかった様子も不思議。
 厳しく選別され振り落とされて優秀な者のみ残されるI-1の非情さに比べ、WUGの暖かさ・チームワークが優れている、ということにしたいのか。
しかし…客はプロデューサーよりもずっと厳しい訳で、商売上問題のある(と考えられる)少女を落としていくのは仕方ないこと。
WUGだって、メンバー募集への応募が多数来た場合は落とすのだろうし、雇用側の姿勢として「優れた者のみ残そうとする」と「金を持ち逃げしてグループ自体や事務所を消滅寸前まで追い込む」どちらが悪質なんだか。

 決戦に臨む歌が両グループ同じになってしまったのは面白く、それなのにWUGが勝つ(ある程度まで良い勝負になる)ことを納得させられるかどうかがアニメ制作者の力量、と思ったけど、「もっと良いのが出来た」なんてプロデューサー自ら宣言する曲を用いるのかあ…(I-1とは競わない。公式ライバルを決める大会なんだからそりゃそうだ)
 佳乃が足首を痛めるアリガチな流れ、必要?
歌や踊りの実力的にはとてもI-1に敵わないはずで、まだマイナス因子を加える理由が分からない。
足の痛みで動けなくなった佳乃を庇い、本来の踊りとは全く違う動きでステージを構成し、それが逆に観客を魅了して…なんて流れを演出と作画で納得させられれば大したものだけど。
 シリーズを通し、しっかり見せるダンスシーンがこれまで無かった分、埋め合わせて余りある盛り上がりを期待したいところ。
ようやく盛り返してきた作画に、過酷すぎる期待かとは思いつつ。
アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |

『ウィッチクラフトワークス』最終12話.「多華宮君とウィークエンド・後編」

 知能犯・ウィークエンドも、仄・綾火の前に敗れ去る。
 危機を迎え、仄らの仲は進展したようなそうでもないような。
キスさえマトモに出来なかったし。

 この作品は、特に秀でた所のない少年・仄が、全てがハイスペックでアリ本来とても手が届かない雲上人・綾火に問答無用で好かれてしまう、願望充足型アニメ…と考えていた。
それは間違いでもなかろうが、周囲の何者も…自分自身のことでさえもそう大事に考えない欠けた心の持ち主である綾火が、普通に「誰かの犠牲」を喜ばない仄との関係を通し、変わっていく物語、でもあったろうか……いや、あんまり変わってない?
 仄のためならどんなことでもしてしまう綾火の極端なキャラクターがとにかく面白く、強い魅力を放っていた。
眠る仄の側について、一晩中「彼と結婚したら私の名字が変わってこうなる」なんて馬鹿なことをひたすら書き続けている可愛さなど、好きだなあ。

 前も書いたけど、KMM団は、順次登場して綾火の強敵になりつつ仄に好意を抱き、ハーレムを構成する要員になると思っていたため、余りにも雑魚扱いなのが残念。
たんぽぽ以外は印象にさえ薄いぐらい。
 エンディングにもある通り、「君の世界はどっちもこっちもウィッチウィッチ」で、魔女キャラが大量に登場するから、その割を喰らってしまった形か。
 まだ腹に何か抱え込んでいる様子のエヴァーミリオン、メデューサ、クロノワールらについても、もうちょっと描き込んでくれないと物足りない。

 作画は最後まで良く、バトルのアイディアや、「強敵を倒せば物語が進展する」といった単純少年漫画とは違えたストーリーも興味深かった。
 何よりとにかく綾火をもっと見たいから、第二シーズン希望。
アニメ | コメント:1 | トラックバック:0 |

『いなり、こんこん、恋いろは。』最終10話.「いなり、こんこん、恋いろは。」

 連載は継続中であり、この最終話がどのくらい原作に沿ったものか分からず。
 アニメだけで言えば、ちょっと無理を感じるクライマックス。
 うかが危機に見舞われていたみたいだけど、何しろ文字通り「神」の力を持つ(しかも頂点の)キャラクターが関わって・見守っているため、いざとなったら何とでもしてくれるんだろうと思えて、緊張感は薄い。
 岩戸を開く辺りにも、??はありつつ…しかし、キツネたちまで揃って懸命に力を合わせるシーンの盛り上げは上手く、理屈抜きでホロリ。

 ここで終わりと考えると、いなりに与えられた神通力はプラスよりマイナスの働きが多かったような。
これのため騒動が起き、その切っ掛けで結局は事態が良い方向へと動き出す、ということはあったにしても。
 だから、いなりが神通力を返すシーンでは、神々やキツネが見えなくなる以外に困ることは無く(それも、兄には見えているのだし)、早く返せば良いのにと思ってしまう。
 神通力よりも、いなりが持つ「他者と良い関係を築く能力」の方が遙かに有益であり、驚異的に感じられるなあ。
 それこそがテーマ、なのかも知れないか。

 全体に作画が良く、女の子たちはそれぞれ個性的・魅力的に描けていた。
マルと朱美の、特段に理由がある訳ではないけれど微妙に距離を取り合うエピソードなど、実に繊細。
 女神・うかはヒロイン級の可愛さ、というか、彼女こそヒロインだった?
男子攻略ゲーム好きで恋愛に疎い彼女と、中二病の燈日とは、どちらも「大人に見えながら内面は意外なほど子供」であって、良い組み合わせのような。
 この二人の関係を含み、仕方ないことだけど様々な要素が未発展・未消化。
続きは原作で、あるいはアニメ第二部を期待して、ということになるかな。
アニメ | コメント:1 | トラックバック:0 |

映画『永遠の0』

 今頃、映画『永遠の0』を見る。
 百田尚樹原作、山崎貴監督作品。

 原作未読で、物議を醸す原作者の発言から、そういう方向の作品を予想したが…
戦争の理不尽さ、恐ろしさがしっかり描かれており、「反戦」テーマの映画だと言って良いと思う、少なくともこの映画版は。
 零戦パイロットについて、知らなかったこと(長い航続可能距離が乗員には大きな負担だとか)も語られ、興味深く見た。
 他の零戦より戦果は上げているぐらいなのだろう、とはいえ、積極的でない主人公の戦いぶりが軍内で許されるモノなのか、とか疑問はあるけれど。
まあ、フィクションだし。
そのツケ?は非常に重い形で自ら払っており、作品としてはカッチリできあがっていると思う。

 それでも「戦争物」という括りで見ていたが、特に最後の方、伏線が次々回収され「なるほど」と思わされるエンターテイメント的展開を迎えるのに驚く。
他の人から話を聞くにつれて次第に祖父の人生が明らかになっていく、この物語構造を上手く活かした意表の突き方に、感心。
 CGも頑張っており、迫力がある。
 いや、面白かったなあ。
映画 | コメント:0 | トラックバック:0 |

映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』

 レンタルで映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』を見る。
 松本零士原作の漫画を、フルCGで映画化したもの。
 監督は『APPLESEED』の荒牧伸志、脚本が『機動戦士ガンダムUC』福井晴敏。

 冒頭の長~い設定説明ナレーション、気むずかしい・自由さ皆無のアルカディア号乗船条件…辺りでもう、映画内容から気持ちが離れてしまう。
 結局、この映画を見終わってどう感じて欲しいのか、「すっきりしたエンターテインメント」ではないし「考えさせられるストーリー」でもなく。
ハーロックについても「格好良い漢」じゃなく、「弱い人間」でもなく、「原作への忠実さ」とかガン無視だけど「新たな魅力」を生み出せている訳でもないから、困惑。
 作中で一番悪い奴、というかダメな人はハーロックだったように思え、何をしようと「お前のせいだろうが!」「お前が言うな!」で感情移入出来ない。
どうして、愚かな上層部に対し一人反抗する信念の男ハーロック、といった分かりやすい図式にしなかったかなあ?(いや一応はそういうことなのか、間の抜けた行動してるだけで)

 主人公・ヤマに惹かれる部分が無く、いかにも企んでいるっぽい兄も大したこと考えてないし、駆け足で描かれた恋愛を対立の原因にされても困ってしまう。
 兄弟対決をヒキョーなやり方で解決してしまうハーロックに唖然…松本世界では絶対有り得ないことだと思うのに。

 CG画面には気合いが入っており、見応えアリ。
 原作やTVアニメでいつもプラモを作っていたチビの副長がマッチョな大男になっており、敵兵士を薙ぎ倒す大活躍。
口癖の「ワイは今忙しいねん」が口だけでなくホントに忙しそうで可笑しい。
 女性キャラも美しく描けてはいたかな…ミーメとか原作から設定を変えて、魅力を失わせていたけれど。
 『ハーロック』を構成する大きな要素だろう「友」、一応はメインコンピューターになっていたようだが、とにかく影が薄く、物足りない。
アルカディア号を友の魂の船でなく、よく分からないダークマターテクノロジーの船にしてしまったことで、強さや活躍に感情を乗せられず、一個のキャラクターとして弱くしてしまったような。
 TVシリーズや『999』劇場版でのハーロック・アルカディア号の勇姿が恋しくなるばかり。
映画 | コメント:1 | トラックバック:0 |
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。