オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

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『スペース☆ダンディ』最終26話.「ネバーエンディングダンディじゃんよ」

 作画の爆発というか暴発が多々あるアニメだったが、最終話は一昔前のロボット・SFアニメのクライマックスから頂いたようなシーンが連続し、ストライクな世代としては単純に喜んでしまう。
金田火炎龍も懐かしかったけど、全体に『イデオン』のイメージが多くて嬉しい。
 思いつき、行き当たりばったりで投げっぱなしだったこれまでのエピソードが、ダンディの特殊性に集約されて、何となく繋がって感じられるのが可笑しい。
 ダンディ救出のため、ハニーが同行するのはともかく、いつも冷静・冷徹なスカーレットまで、というのが普通なら変なんだけど、後に引くとは思わなかった…カレシ代役をダンディがこなすエピソードを経ているので、流れとして自然。
しかし、僅かに重ねたダンディ・スカーレットの関係も、宇宙ごとやり直してしまうラストでチャラ、なんだろうなー。

 「能力不足でつまらない作品になってしまった」のではなく、「全力で下らないアニメを作りたい!のが最初からの制作目標」だと思え、それは見事に達成出来ている。
作画も演出も音楽も凄く頑張ってまでその目標をクリアすることにどれだけの意味があったのか、そこいらはちょっと分からないんだけども(笑)。
 「二次元からの侵略」なんてネタを大真面目にやれるのは、このアニメぐらいなものだろうな。
SFとナンセンスを強く感じられる、すげーエピソードだった。
 下らなさすぎて付いていけないネタも多く、正直、途中で集中力が途切れることもあったが、次回は何をやってくれるのか…期待と不安がこれだけ大きかったシリーズも珍しい。
 このアニメを新作劇場版にしたなら、その内容が「傑作」「上映時間が長く感じられすぎて耐えられない」どちらなのか非常に危険な賭けとなり、恐ろしくてなかなか映画館まで足を運べない予感。
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『残響のテロル』最終11話.「VON」

 周到な計画や頭脳戦を期待していたので、後半のアクション寄り展開が残念、それも「徹底した面白いアクション」というようなモノではなかったし。
 核爆発は結局、電子機器を破壊したのか?
直接間接に結構な死者を出しそうだけど…それはもういいの?
 最後の妨害は日本政府のせいではないのに(こういう事態を生んだ根本原因はともかく)、日本にばかりダメージを与えるのは納得いかない、せめて最後の爆弾ぐらい「実は米国内原発に仕掛けていた」程度の仕返しをして欲しかったもの。

 母親に行動を縛られていたリサは、どうなったのか。
壮絶な体験を経た今、「たかがそんなこと」平気になったんだろう、とは思うけれど、そこは見せて欲しかったなあ。
 ハイヴは、もっと恐るべき知性の発揮があるべき。
どうも、日米関係の悪化を考慮せず乱暴な指示を出す人、以上でなく。
これは随伴のオジサンが出してくる頭の悪い案として扱い、それを一蹴、「さすが」の対抗策を提案するのがハイヴ…なら良かったのに。
 迷惑の度合いが大きすぎるハイヴだったため、見捨てられ・最後を迎える流れも、悲劇性より「ようやく片付いた」感が強い。

 自分達に関わる真実を暴露したいなら、もうちょっとマシな手段があったんじゃなかろうか。
利用していたネット動画で告発しても良かった訳で(マスコミ操作によって潰される可能性があるけど、それは最終回の事件後でも同様の恐れ)。
 ハイヴの行動動機が愛?だった、という辺りはまあ理解可能として、どうもアテネ計画の被験者は余り優秀と思えない…だから中止された計画でもあるのかな。

 このアニメは、「知恵を尽くしたテロリストの、そしてそれと対抗する人間の戦い」ではなく、「心と体に深い傷を負った少年少女の悲劇」を描いたモノだと、最後まで見て思う。
 被験者全員が死亡し、最期に望むことが「覚えていて欲しい」だというのが切ない。
 彼ら彼女らの生き様が、残響となってリサの中にあり続け、人生に負けてしまいそうだった彼女を変えていく…それが一番の「テロル」だったのかも知れない。
いや、「VON」って「希望」だっけ。
 そうは俯瞰できるし、シーンでは面白い部分が多々ありつつ、全体としてみると傑作とは言いがたい中途半端な味わいが残る、惜しい作品。
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『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』最終12話.「【ろこどる】やってみた。」

 フェスティバルに出場する流川ガールズ。
優勝を目指し必死になるとか、ライバルと火花を散らすような派手展開にはならず、あくまで「ろこどる」らしく地味に、ほのぼの進んでくれて嬉しい。
 地元を大事にする彼女らの姿勢は、トップアイドルとなったかつての「ろこどる」にも届き、出自に合った・テーマに沿ったアイドルの有り様はどういうものだったか示していて、作りのブレなさが強く感じられる。
 ライブも盛り上がったのだし、優勝でも良かった気はするが…お祭りに間に合った、応援してくれた人々との繋がりを再確認できた、ということの方が、彼女らには価値があったんだろう。

 全体に、とても可愛らしい、気楽に見られるシリーズ。
 頑張る姿が魅力的な奈々子と、無駄に高スペックでありながら奈々子を偏愛する縁の、互いに助け・助けられる関係が良かったなあ。
 後に加わったゆい、みらいは、流川ガールズの「愛」を邪魔せず、しかし個性を主張するポジションには居続けさせていて、上手い。
 そういう少女たちに若干ストーカー的な?愛情を向けるマネージャー・沙織も面白いキャラ。
 ふわふわ~っとしたことを喋る予告、好きだった。
 二期があるなら、また気楽に見てみたい。
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映画『ルパン三世』

 小栗旬主演・北村龍平監督による実写版
 そりゃもう、ダメダメなのを覚悟して見に行ったんだけど…

 配役やキャラの描き方は、良いと思う。
 最初、コスプレ隠し芸としか感じられなかった小栗旬が、次第にルパンっぽく見えてくる不思議。
切れる男「風」の描き方は嬉しい。
 次元、外見も行動も、ファンが納得できそう。
料理担当…アニメシリーズでも何度か次元の料理シーンはあるんだよね、この辺ある意味、忠実。
ガンマンとしての活躍をもっと見たかったけど、逆転劇の小技もあり、個人的に最も好感の持てる造形。
 五ヱ門。
ちょっとイメージと違う配役、いや、ちょっとだけ。
金銭交渉から仕事に入るビジネスライクな所は旧ルパン的。
何でも真っ二つの斬鉄剣にしては車が切れないなど、不満はありつつ、ここはリアル寄りな描写に止めたのだと思えば文句を言うほどでもない。
 不二子。
男を手玉に取るだけの悪女、ではなく、見事な体術を見せ一人で何でも出来そうなクールさは、好み。
もっと裏切っても良かったかなあ…最初だし、こんなものか。
 銭形。
ルパン逮捕に固執させた方が良かったが、まだルパンを泥棒組織の一人だとしか捉えておらず、この映画を終えることにより「許さんぞルパン!」方向に凝り固まってしまうのだと思えば、自然。

 ゲストのマイケルは、アニメスペシャルならそのまま女性キャラが演じる役割。
復讐を胸に抱き、ルパンと敵対するが、和解して手を組み、最後は…実に良いヒロインっぷり。
 ヒロインを不二子一人に絞ったのが結構。
特に『カリオストロ』以降、毎回ゲストのマドンナを無理にも入れて、そのため物語が破綻さえしかかる不手際をさんざん見せられてきたので、男同士の友情・信頼といった描き方に限ったのは嬉しい(上手く出来ていたかはともかく)。
 映画、一番の弱点は物語。
荒唐無稽とリアルの間をフラフラしており、見終わって充足感が弱い。
ラストの舞台になる要塞なんて、嘘なら「ルパン一家が死力を尽くし、仕掛けを一つずつ突破していく」ような見せ方か、「街中に立つセキュリティ厳重なビル、『ミッション・インポッシブル』的潜入方法で挑む」どちらかの方が良かったような。
ロクに作戦も無く突入、大人数の敵を相手にそれで何とかなってしまう本編の流れは、悪いとまで言わないけれどアニメスペシャル並み。

 全体に、数多いルパン作品群の中で、完成度が高いと言えるかはちょっと疑問…ながら、少なくとも真ん中より下ではないと思われる。
 最初に宝を盗み出すルパンのアイディアは、個人的に「ルパンだなあ」と思っていた『ミニミニ大作戦』冒頭とよく似ている、が、それより分かり辛くて爽快感に欠けてしまう、けれども、ルパンで感心させてくれる盗みのアイディアがこれまでにいくつあったかと考えれば及第点。
 大仕事を前にそれぞれ真剣に準備をする一家、なんて絵、アニメでもほとんど見せてくれたことが無い「見たかったシーン」。
 同じキャストで、ストーリーをもうちょっと頑張ってくれるなら、次回も見たいと思わせてくれる映画。
 ああ、大野雄二のテーマ音楽がなかったのは残念、アレがあると無いではルパン気分が全く違ってくるので、次回作では使えると良いなあ。
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『アルドノア・ゼロ』最終12話.「たとえ天が堕ちるとも-Childhood's End-」

 圧倒的戦力を備える敵に対し、決め手となるオーバーテクノロジーを有さない地球側が、知恵を振り絞りギリギリの抗戦と勝利を積み重ねていく…物語になるものと期待していたので、途中からの失速が残念。
 段々とショボくなるアルドノア・カタクラフトの武装。
最初に出てきた無敵バリアが、その威力と欠点を突く逆転劇として最も面白く、ビームサーベル、ロケットパンチと順調に物足りなくなってきており、それもあって一応のラスボスが用いる合体と既出武装の複合ワザにも切迫感が無い。
また、「複数武器により互いの弱点をカバーする」発想を敵パイロットが持っていないことで、実にアッサリ倒されてしまうし。
 知恵比べのネタ出しは、本当に大変だと思う。
なので「全て傑作アイディアで構成せよ」なんて言えないけれども、せめて登場順番を入れ替え、バリアカタクラフトを最後の方に持ってくるような構成に出来なかったのかなあ(初出武装がビームサーベルでは視聴者の期待感を下げてしまう恐れはあるか)。

 ドラマ。
 天才パイロット、戦争の切っ掛けになってしまった姫様、その姫を慕う火星側の地球人少年、裏切り者の娘、PTSDの軍人…それぞれ、深く掘り下げられたとは言えず、消化不良。
 主人公を心配する余り、ではあるが、対案も無くその作戦行動に反対し続ける姉、なんてのはあっても無くても構わない要素であり、何を優先して描くシリーズなのか、絞り込みが不足しているように思える。

 最終回、三十分ではとてもキレイに終わらせられそうにない…と思えば、最近珍しくないが、二期に続く。
 クリフハンガーな終わり方、というつもりかも知れないけれど、バタバタ人が死んでおり、うーん。
姫様なんてこの前、死んで(割合安易に)蘇生したばっかりなのに。
 「また蘇生させました」「脳死に至ってませんでした」では安易に思われそうだが、「瀕死状態を治療するアルドノア・テクノロジーがある」「姫はデューカ リオン、主人公はカタクラフトに脳(あるいは脳内データ)移植を行う」「実は途中からスレインが見た夢(カタクラフト能力による未来予測)になっている」 「フツーに二人とも死んだまま、他キャラを主人公に格上げして続ける」……どれも、どうだろうなあ。
 納得の解決法は考えてあるんだろうか、第二期でそれは興味ある。
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『ハナヤマタ』最終12話.「ハナヤマタ」

 前回、ハナの渡米でシリーズ終わり…なのかと思った。
もう一話ある、ということで、ハナが帰ってくるのは当然。
 イヤな部分にまでは踏み込まないスタンスで、しかし少女たちの心理が細やかに描かれ、見応えがあった。
 引っ込み思案な少女・なるの成長と解放がメイン。
初回で、何者にも(重力にも?)縛られないスーパーガールぶりを見せたハナ、そんな彼女に憧れる なる、という風に示された関係が、なるは友人達と自分自身のワダカマリを解いて身軽になっていき、ハナの方が母親への思いのため自由を失う、上手く出来た構成。

 クライマックスのよさこい踊りは、躍動感があってなかなか。
 癒やし系、ほのぼのアニメとして、気持ちの良い作品だった。
 好評なら第二シーズンもすぐ作れるし、キャラクターに愛着はありつつ、ここで余韻を残し終わっても悪くない。
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映画『めめめのくらげ』

 衛星で放送された映画『めめめのくらげ』を見る。
 アーティストの村上隆原案・監督による実写作品。
 評価を耳にすることさえ無いぐらいマイナーな映画で、つまらなかったら途中でも視聴を終えようと思いつつの鑑賞。
 が、最後まで見た。

 傷を乗り越える少年の成長、少女との淡い恋、不思議な存在と結ぶ友情、陰謀によるサスペンス、CGを駆使したアクション…雑多な要素をギュッと詰め込んでいるが、全部中途半端。
 特に最初の三つ、震災による父親の死を心に重く抱える少年がそれを克服する過程、なんてのはほとんど無く、淡い恋も淡すぎて食い足りず(女の子の可愛いさに凄く助けられているが)。
何より、不思議な存在・くらげ坊と主人公の間に通り一遍の交流しか無く、それがクライマックスやラストを「都合」ばかり感じさせるものにしてしまっている。

 黒ずくめの四人組は、最初、何かのギャグかと思った。
目的や、持っているオーバーテクノロジーの根拠が分からず、言動・行動の馬鹿馬鹿しさから悪役としても不足。
 新興宗教に狂っているヒロインの母親は、どうにもならない現実を表す存在としてリアル。
大学を指して悪の総本山であるかのように叫び続ける様子は常軌を逸しているが、実はその通りである所なんて面白い。
ただ、異常であるにしては母親の娘への干渉が弱く、クライマックスにも絡んでこないし、母親の変化が描かれないなど、出しただけで扱い切れていない印象。
 恐ろしくスペックの高い少年…一人だけ美少女フィギュア的キャラクターを用いていることからも監督自身を表す?…により、困難がアッサリ解決してしまう。
「少年の日の思い出」にして良かったような。
これじゃ精神的成長もままならない。
不思議キャラクターを創造する立場の監督としては、それらと別れて欲しくなかったのか。

 これら様々な疑問も中途半端も全て、エンドテロップ後に付けられた『2』予告編に繋げるため!だと思われるのがオドロキ。
うううーん、「凄く面白かったから続きが見たい」と観客に感じさせたならともかく、「もやもやするでしょう、それは次作で解消するんですよ」といった作りには感心しない。
 実際、興業成績は悪かったようで、続編の制作はかなり困難かと。

 文句ばかり書いたけど、『E.T.』か『のび太の恐竜』みたいにするつもりだろうと侮っていた所、転入したクラスの全員が不思議存在を伴っている展開には意表を突かれた。
 CGはかなり頑張っていて、実写との合成に違和感が無い。
ラストバトルもそれなりの迫力…ちょっと『大日本人』を思い出したけど。
 ツリ目のヒロインが可愛くて、惹かれる。
彼女の孤独、絶望、ふれんどと出会って救われる過程など、もっとちゃんとした形で見てみたい。
 後半部、ハア?誰これ?何それ?どうしてそうなる?の連続ながら展開は早く、飽きる隙が無い。
 きちんと出来上がった価値ある映画を求める人は見ない方が良い、しかし、未完成さやダメ加減も楽しむ余裕があるなら、眺めてみるのも一興。
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『残響のテロル』08.「My Fair Lady」

 緊張感が続いており、きちんと頭脳戦が描かれるなど、手のかかった、満足度の高い作品。
 都庁爆破については「謎の方法で行った」描写に止めるかと思ったのに、(ホントに実行可能かはともかく)原理が示されるのに驚く。
現実の模倣犯、あるいは模倣犯だと言い張る人間を生み出しては、放送・作品公開を継続する都合上の危険があるため、ぼかすのが普通。
結構な覚悟だなあ、油断?

 新キャラ・ハイヴの登場によって、更に高い知能戦が展開される…のだろうが(まだハイヴの作戦は雑に思える)、何というか、物語がフィクション方向に大きく振れてしまったようで、個人的にちょっと残念。
 ナインとツエルブ以上の極悪な攻撃方法を採るハイヴ。
しかしやり過ぎで、真相が明るみに出た場合は日米関係にまで影響が及んでしまいそう。
 リサの存在をハイヴが把握したことから、母親を使って脅迫するのでは、と思ったけど、意外に本人を直接捕獲。
ナインらも、リサにもう少し配慮して上げれば…そういう心理的機微を捉えるのは苦手なのか。

 もう後半戦?
 どうなって終わる話なんだろ、ナインらが何を目的としているのか、に寄るのか。
虚しすぎる終わり方にはならないと良いなあ。
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