オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『がっこうぐらし!』02.「おもいで」

 第一話最後でこの世界の真相を見せたことにより、もう遠慮無く残酷な現実が、オープニングからも示される。
「ほのぼの日常部活系」→「僅かな油断が死(それより残酷な変化)に繋がる世界で、ほのぼのした日常の幻覚を見続ける少女と、彼女を守って上げたいと思う他部員達のサバイバル・ストーリー」に。
 現状を認識できていない由紀は確かに危険だけど、無理に目覚めさせては心を押しつぶすことにも繋がりかねず、また、明るく元気で居てくれる彼女の存在は他の少女達にとって「失われた日常」の残滓であり、救いなのかも知れない。

 大人が居ないのは辛い所。
 教師・めぐねぇが本当に残っていれば……彼女自身が精神的に耐えられたかどうかは不明だが。
死して(?)なお、生徒達・由紀を守る彼女の姿が胸に痛い。
 由紀の想像的存在にしては、通常の認識外の言動やリアクションがあり、霊……超常的キャラなのかと思えるフシも。

 ゾンビがどの程度の期間、行動可能なのかは、作品による。
夏が近いようだから、普通なら腐敗が進み、古いモノから動けなくなるはず。
しかし、何しろ常識を越える状態への変化で、「未知の病原菌により人体が全く異質の構造に作り替えられ腐敗しない」という解釈も成り立つからなあ。
 大体(主に映像技術的な問題によるが)腐って行動不能になったゾンビを登場させる作品の方が、珍しいぐらい。
 防腐剤入り食品を常食していると死亡しても腐敗しにくい、とかいう都市伝説も。
 少女達の受難が終わるのはいつの日か……
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『実は私は』02.「秘密を守ろう!」

 吸血鬼である葉子に対し、生真面目で硬い渚が人間視点で「吸血鬼なんて存在は許せない」「そんな子より私の方が……」といったポジションを取るものだとばかり。
 頭から小さい渚が出てくる驚愕の展開で、画面に向かい「えええ」とか声を出してしまう。
『メン・イン・ブラック』宇宙人のような、機械仕掛けの体を頭部で操縦している存在だった訳ね。
 こうなると、渚の体に触れたり水着姿など疲労されてもそれは単に機械、本当の彼女は頭部のごく小さい操縦者、ということで、ちょっと扱いが難しくなってくるような。
それは萌え・恋愛方向へ展開しようとする場合の話、ギャグ・コメディー作品としてはそこもネタに出来るのかな。

 金槌で殴って朝陽の記憶を失わせようとする渚が可笑しい。
これだけ高度な科学技術を持ちながら、エラく原始的。
 吸血鬼・宇宙人と来たので、これから登場する女の子達も異常な設定を持つのだろうか。
未来人、超能力者、異次元人等々……『涼宮ハルヒ』になってしまいそう。
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『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』02.「二つの軍勢」

 二話目も楽しい。
 数で押そうと攻め寄せる異世界軍……長距離攻撃用の武装を持たずこれほど単純に攻めてくる敵も珍しかろうが……に対して、マニュアル通り「楽」な対応で壊走状態に追い込む自衛隊。
夜襲はまだ考えた跡があるけど、自衛隊には照明弾があるし、暗視装置など使われたら一方的に異世界側が不利になるばかり。
 焦土作戦、『戦国自衛隊』的に現代と断絶された自衛隊にはいくらか効果があるかも知れないが、定期的に補給が可能では無意味。
衛生状態も分からない水をそのまま飲むほど馬鹿じゃあるまいし……井戸に桶を投げ込んだのはちょっと驚いたけど、飲む目的じゃないんだろう。

 怪獣物・宇宙侵略物他、架空の敵に対しては大体負ける「噛ませ犬」役を担わされることの多い自衛隊が、きっちり有能で強い所を見せてくれて気持ち良い。
この楽しさは、二次大戦中を舞台にした架空戦記物で、自衛隊・日本が現代技術を縦横に用い、戦力が遙かに劣り未来視点を持たない連合軍相手に勝っていく「そりゃ勝てるでしょ」のチート戦、アレに近いのかな。
 自衛隊を、いずれは滅ぼせる敵と侮り、自国内反乱勢力の粛正に使おうとする帝国国王の謀略など、可哀想になるぐらい。

 異世界の民間人と交流を持とうとする自衛隊。
……言語はどうなってるんだっけ?と思い見直したら、異世界語で立ち入り禁止の看板を出してるのね、東京侵攻の際、捕虜にした異世界人から習得したのか。
 異世界軍が自衛隊に対抗しようと思うなら、現実界の他の場所にゲートを繋ぎ、資源や権益と交換で他国、ロシア・中国・アメリカなんかから武器や人含む戦力の供与を受けることかなあ。
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『干物妹!うまるちゃん』01.「うまるとお兄ちゃん」

 原作漫画未読。
印象的な単行本表紙絵は覚えがある。
 「干物」というから素直に「水分が不足すると乾いて干物状になってしまう妹」「ミイラ少女が水を得て復活、妹と自称して主人公部屋に居座る」なんて内容かと。
そうかー「干物女」って、恋愛放棄してるような女性のことを表してるんだっけ。

 とにかく妹・埋が可愛い。
お話らしいお話など無い第一話だけど、埋の魅力だけで視聴者の心を掴んでしまうのは、大した物。
 完璧美少女らしい外面より、ダメダメな自宅内の姿こそがキュート。
一緒にゲームやって、いいだけポテイト食べさせてやりたい(社会復帰不可能になる)。
 こんな生活で、テストの点数が良いのもだけど、スポーツ能力に優れているのは不思議。

 妹の姿を、「兄に迷惑ばかり掛けるワガママ娘」と取るか、「世界中で兄にだけ安心して本当の自分を見せる甘えっ子」と取るかで評価が変わりそう。
 癒やし系アニメ、ぼちぼち見ていきたい。
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『GOD EATER』01.「空木レンカ」

 原作ゲームは、確か買ってあったように思うけれど、その前にと始めた『モンスターハンター』でチュートリアルの焼き肉さえ上手く焼けない反射神経の悪さに挫けてしまい、そのまま未プレイで積んである。
 アニメ。
 人類を襲う脅威があり、対抗できるのは特殊な武器を使える選ばれた者達だけ、その新人である主人公、突発的危機に対処すべく命令を無視して出動、才能の片鱗を見せて事態は収束……
破綻が無く見やすい、悪く言うと新味には欠けた第一話。

 キャラクターの彩色は独特で、目を引く。
一枚絵のイラストが動いているように見えるほど。
髪や服装の塗りむらのようなモノが動作に合わせて形を変えるのは、どうやってるんだろ?
 この画面効果だけでも、しばらく見られそう。
早い内に「この作品ならでは」の魅力が出てくると良いなあ。
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『VENUS PROJECT -CLIMAX-』01.「開幕、クライマックス!」

 ゲーム・漫画とのメディアミックス企画らしい。
 地元商店街から愛されており「食べてよ」と売り物の食料など投げてもらえるヒロイン、出身施設の子供たちの期待を受けて、歌ロボットバトルに臨む……病室で将棋をしているコーチといい、実によくあるパターンのストーリーを、パターンで流した演出により披露。
 重要な引きであろう「いよいよ始まるヒロインたちのバトル」への期待が、全然盛り上がらない。
どうせパターンなら、資金不足で子供たちの施設が閉鎖されようとしており、ヒロインは絶対に優勝して賞金を手に入れなければならない、とかすれば良いのに。

 崩れている訳ではないけど、まあ普通の作画。
 これを「先行放送」として流す(五週間後にまた放送される)のは、バラエティーと取り混ぜて全13回の放送枠を、とにかく埋めなければならないから?
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『監獄学園』01.「ノゾキ大作戦」

 水島 努監督なんだ、『SHIROBAKO』で見たように、一本シリーズが終わったらすぐ次、という感じなのかな。
 原作漫画未読。
単行本の表紙は見た事があって、シリアスそうな絵柄から、『男組』軍艦島刑務所みたいな所を舞台にハードな物語が展開するモノかと予断。

 全然違う、おバカさんな内容。
女尊男卑的な考えを持つ学校……生徒会ではあるものの、虐待される原因を自ら作ってしまった男子生徒達がダメすぎて、可笑しいやら呆れるやら。
 美人生徒からSM風に虐待されるのを「悦び」とも受け取る歪んだ性癖、無敵だなあ。
もっと趣味を先鋭化させれば、空手で殴る蹴るされるのまで快感に出来るんじゃなかろうか。
 気楽に、ヘラヘラと見て行けそう。
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『がっこうぐらし!』01.「はじまり」

 原作漫画は……掲載誌で読んだのだったか一話目の内容のみ何となく知っていつつ、未読。
 もう居ないだろうけど、一話目未視聴の方はここから読まれないようお勧めしておきます。

 ほのぼの女子だけクラブ活動、日常癒やし系コメディーアニメ。
だと思うだろう、普通、疑う理由もなく。
 そこをトラウマになるレベルで裏切る、ゾワッとするほど恐ろしい一話のオチ。
 言ってしまえば、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』と同様の状況に陥っている(と思われる)世界。
 呑気に見える日常は、現実を認識しない(出来ない)由紀の幻想と、それを壊さないよう合わせて上げている他部員……生存者?によって、ギリギリのバランスで成り立っている。
 見返せば、チラチラ伏線となる悲惨な現状の描写が。

 凄く面白かった!けれど、ここからどうするんだろう?
『学園黙示録……』のように、血みどろの殺し合いを見せる作品じゃなかろうし。
 「勘違い系コメディー」然として、幸せそうな由紀の「日常」と、絶望的世界を知らせまいと懸命な部員達のリアクションによるギャップで見せるのか。
 実は、他部員達こそが異常になって幻を(いつか卒業して優しくない世間に出なければならないことへの恐怖から)見ており、由紀は彼女らを現実に戻すべく治療している……とか。
 長期もたせられるアイディアの作品かどうか、興味津々。
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『空戦魔導士候補生の教官』01.「E601小隊」

 原作ライトノベル未読。
 今期、これだけ多数のアニメが始まりながら、意外と無かった「テンプレートに忠実な作品」。
パンを咥えてきた少女と主人公、曲がり角で鉢合わせ、しかも偶然?胸に触ってしまう。
パンツ一枚の姿を女生徒に目撃される、間違えて女子トイレに入りまた別の子と出会う……心和むお約束通りの流れ。
 「今時まだこんなことやってますよ~」とギャグにしている訳でなく、パターンを新たな気持ちで丁寧に描いている訳でもない。

 タイトルからも空戦が売りの作品になると思われるのに、冒頭の戦いは画面にまるで力が入ってなく、残念。
それより、女性陣の顔やボディーラインに注力した方が視聴者に喜ばれる、って事ならその通りかも知れないけど。
 ブツブツとウルサイことを言う年寄りにではなく、素直なお客様に向けて作られた、要求に対して過不足のないアニメ、だろう。
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『オーバーロード』01.「終わりと始まり End and beginning」

 原作ライトノベル未読。
 完全没入型ネットワークゲームを題材にした作品……ちょっと食傷気味。
そこに異常事態が起こり、日常に帰れなくなった(?)ことからゲーム世界での生死を賭けた冒険が始まる、という筋立てもほぼ見慣れたモノ。

 違うのは、主人公が魔王側に居ること、そして、直後にネットワーク提供サービスの終了が迫っていること。
 一時は隆盛を極めたのだろうゲーム世界に、ログインしている人間はほぼ居ず。
プログラムで動くだけのNPCのみ、主人公の周りに付き従う。
最後の時を惜しむ仲間さえ集まらない寂しさが何とも言えない。
 この「寂しさ」への感情移入が(感情移入できた人だけが)、作品へのシンクロ率をグッと押し上げ、特別なモノにする。

 主人公は、ある程度の年齢であり、ゲームプレイヤーとしてもベテランであるため、異常事態にも慌てることなく、ゲーム中の役割を全うできている。
 そのため、配下のNPCは問題なく忠誠を尽くしており、一話の最後まででは「主人公に危機が迫っている」雰囲気は、余りない。
ゲーム世界から逃げ出すログアウトを、主人公自身が望んでないみたいだし。
 異様な姿の魔王となり、異形の者達に囲まれていながら、不思議と癒やし系物語。
 導入部で侮っていたよりも、ずっと面白いアニメ。
ここからどういうストーリーになっていくのか興味あり。
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