オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『妹さえいればいい。』01.「料理上手の弟と全裸の美少女と気の合う友達さえいればいい。」

 原作ライトノベル未読。
 一話目冒頭の数秒目でもう全裸に斜光処理が入るという、日本アニメ界の長い歴史でも最速の偉業?じゃなかろうか。
 朝、ベッドで眠る主人公を美少女が起こしに来て……といった萌えアニメ伝統の導入でありながら、そこから妹ディープキス、妹風呂の残り湯で洗顔、妹ブラ で顔拭き、「妹の卵とミルク」で朝食、「全裸妹が並行世界の自分から奪取した脱ぎ立てパンツ」を噛みしめて飲み込む、「妹バカ」を考え抜いてもなかなか行 き着けない極地を見せるのに、驚くやら呆れるやら心底感心するやら。
凄いなあ。
 さすがにこのままのキャラで物語は進められず、劇中劇(劇中小説)として、そこまで馬鹿キャラを作り上げられたライトノベル作者が主人公。

 現実での展開は、まあ『エロマンガ先生』。
ラノベ作者を描く作品、増えたなあ。
漫画家を中心に据え、実録的に・ファンタジーとして描く漫画は多くあり、その流れがラノベにも来た感じか。
いや、小説の方が、作者や作者が関わる周辺のことを題材として扱うことは多かった・昔からあった・そのために誕生した表現ジャンルだ、とも言えるのかな。
 たまたま読んだライトノベルから人生を変えられるほどの衝撃を与えられる、ということ、そりゃ現実にも有り得る話ではあろうけど、よく見かける気がするのは、そういう願望が作者側にある?
 一話目としてはかなり弱い作画で、残念。
 今回ラスト、バカ導入部からは想像できない真面目な終わり方をした。
ここからどういう流れに持って行くのかな。
 興味を持って、しばらく視聴継続。
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『アニメガタリズ』01.「ミノア、アニメルーキー!」

 元々は「2015年から2016年までTOHOシネマズ新宿でアニメ映画の幕間に上映されていた短編アニメーション」であり、テレビシリーズは「短編アニメーションの1年前から物語が始まっている(両Wikipedia)」らしい。
この劇場には行ったことないんで、当然、前身となるシリーズは見たことないなあ。
 金髪お嬢様がアニメについて熱く語り出す所は、身に覚えがあるというか、今もこうしてやっているというか(笑)。
お嬢様はアニメにポジティブな意見を持っており、上から目線で分かったような否定的見解ばかり語る最悪の嫌われ者オタクでないのは結構……ううう胸がイタタタタ。

 崩れている訳ではないけれど、一話としては微妙な作画。
特にヒロインうろ覚えアニメの画面、「絵的なクオリティーはそう高くない上、古い処理が施されていて時代遅れ感がある作品」のように、ワザと描いていると思われる。
しかし……本編作画とそんなに差が無かったりして、ちょっと意図は伝わり辛い。
 エンディングの3DCGダンス、意外とアイドルアニメ並みに出来が良く、ビックリ。
本編をこのキャラでCGアニメとして展開しても、別に悪くないぐらい。
「遊びで作ってみた」レベルではないから、歌唱やダンスを本編中にも入れようとする計画があるのか。
 男の子が主人公ではないため、ダメなオタクだけどそのままで何故か美少女達にモテモテ、という視聴者の願望充足ラインは難しい。
 「美少女ばかり集まる部活物のアニオタバリエーション」ではない、部室の謎扉や不思議ベレー帽、喋る猫など、フツーでない設定に戸惑ったが、SFかファンタジーになるの?
部員全員で異世界に移動し、アニメを作るか、オタ知識で無双してみるとか。
 もうちょっと見ての判断で。
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『魔法使いの嫁』01.「April showers bring May flowers.」

 原作漫画未読。
 『マイ・フェア・レディ』『プリティ・ウーマン』系、身分の違う男女が出会い、下層に居る者が酷い目に遭わされるか……と思えば非常に丁重に扱われ、やがて双方に恋愛感情が生まれる、といったストーリー。
 人身売買的な(実は本人の意思を尊重して売られているようだが)会場から始まる不安感は、なかなか。
 しかし、ヒロインを買っていく魔法使いにケレン味というか不気味さが足りず、「いいヤツなんだろうな」と初見から思わせてしまっては、物語に引き込む力がちょっと弱くなってしまうような。
今回ラスト、ヒロインを助けに現れる魔法使いの勇姿と「奥さんにする」宣言から、ギャップというか「おお!」という嬉しさを感じ取れないのは、この辺が原因じゃないのかなあ。
 最近じゃ、カタルシスの前提となるストレスに視聴者が耐えられないようだから、このぐらいで十分なのか。

 お話は堅実に出来ていて、悪くない。
 作画も、必要十分。
 この一話でストーリーとして、ある程度まとまっている部分があり、「早く次回が見たい!」ということでもないけれど、見続けて損は無いと思わせてくれる、真面目に作られた第一話。
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