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『ありふれた職業で世界最強』01.「奈落の底の化け物」

 原作ライトノベル未読。
 ああ、これ異世界召喚物なのね。
確かに、オープニングや回想でクラスメートの存在に触れる部分があるけれど、物語としては全く関係してこないため、見返すまで気がつかなかった。
割とテキトーな異世界物では、校舎や制服について、現実世界とさして変わらない描き方をしているものもあるし。

 現実から召喚されるシーンを起点としてはさすがに段取りっぽすぎるとしても、迷宮に入る辺りから始めた方が良かったのでは。
確かにこの作りで「見知らぬ・常識が通じない迷宮の底に放り出された主人公の不安」は共有できるけれど、ここから「単独での転落に到った事情」「それは事 故ではなく何者かが自分を狙って仕掛けたことだという真相」「迷宮出発前日の不穏な予知」と、少々面倒な回想形式の説明が必要になってしまうから。
 主人公が魔獣を食べることで、その能力を獲得する下り。
食べれば死ぬ、と言われているらしい肉なのに、無事どころかパワーアップまで成し遂げてしまうのは、見つけた結晶の力か、実際は食べても平気なのだが人間が理性を失い魔獣化する恐れがあるため禁忌とされていたのか。
この辺に、多少なりと説明か、「何故こうなってるんだ?」という主人公の疑問があれば、分かり易かったかなあ。
転生・召喚ボーナス、及び「魔物を倒したり食べるとその能力を我が物と出来る」のは、こういう作品のお約束となっているため、一々解説する必要はない?

 裏切られ、地の底に落とされて、左手も失うという文字通りどん底から、逆転を目指す『盾の勇者』パターン。
主人公がやたら恨んだり呪ったりする辺りも、同様。
 錬成師って、この世界ではありふれた職業なのか。
戦士や魔術師の方がよほど多数居そうなものだけど。
 しかし、錬成の術を用い、左手を失って、OPで見る限り鋼の左手を(自ら作り?)装着する……ギリギリというか何というか、この設定は少し変えても良かったんじゃ……
 錬成他の能力値が凄く上がった、とはいえ、専業デザイナーが頑張って設計したような洒落た拳銃を簡単に?作れるのは、少々便利過ぎ。
 掴まれた、とは言えないが、『盾の勇者』ぐらい面白くなるのかどうか、様子見。

『コップクラフト』01.「COP SHOW, WITCH CRAFT」

 原作ライトノベル未読。
『フルメタル・パニック!』の賀東招二が原作なのね。
 冒頭しばらく、オジサンばっかり出てくる刑事ドラマ(含む魔物)が繰り広げられ、それはそれで渋くて結構。
相棒の死を家族に伝える前、八つ当たり気味にチンピラ魔族をボコボコにし、そんな自分を「情けねえ」と呟く主人公とか、いいねえ。

 『フルメタル…』と同様、二つの異なる世界に属する人間が出会うことから始まる、ギャップと誤解と理解の物語、だろう。
 人間社会に興味津々だが、まるで常識を知らないティラナが可愛い。
高飛車ぽわーっとした常態から、戦闘モードに入る変貌ぶりもいい。
村田蓮爾の雰囲気を残すアニメのキャラクターデザインと、それをキレイに動かす作画力の貢献も大きく。
 彼女を交え、刑事物から大きくはみ出すのだろうバトルがまさに開幕……というところで次回へ続く。
 これは、面白くなりそう。

『胡蝶綺 ~若き信長~』01.「元服」

 てっきり、イケメン戦国武将をズラリと揃えた女性向けスマホゲームを原作としているものと思って見ていたが、オリジナル企画。
 それでもまあ、美少年信長なのだし、タイムスリップしてきたヒロインと恋愛したり、キレイ所側近男子とキャッキャウフフする、男性視聴者お断りの内容なんでしょ?と侮りつつ視聴していると……
 いや、比較的マトモ。
 大して歴史に詳しくない自分としては、「そんなアホな話あるかぁ!」と呆れさせられるような箇所、見当たらなかった。
想像・妄想に基づく描写はもちろんあるけれど、それなら大河ドラマでも同様。

 結構頑張った作画。
美少年が褌一丁の鍛えられた裸体を見せる辺り、やはり女性向けではある。
 今回クライマックス、度胸とハッタリで危機を乗り越える、信長らしいエピソードで楽しい。
 意外と見続けられそうな内容……様子見。

『指先から本気の熱情-幼なじみは消防士-』01.「今夜、俺んち…来る?」

 原作漫画未読。
 5分枠アニメ。
 タイトルからも、てっきりエロ枠だと思ったが、第一回はそこにまで到らず、意外。
 ストーリーとしては、何しろ5分だし面白いとか言うようなものではないが、普通に描けている。
このまま、男女が反発しながらも同居し、命を賭ける消防士の仕事とヒロインの人生が交差するしっかりした物語にも出来そうだけど、CM映像を見る限り、そこはメインじゃなさそう。
公式サイトのトップには、男性消防士の裸体ばかり描かれており、え、そっち?
 まずまずの作画。
 第一話に何かしらの魅力を感じ取れた人なら、見続けて良いんじゃなかろうか。

『ヴィンランド・サガ』01.「ここではないどこか」~03.「戦鬼」

 原作漫画は単行本で二巻まで既読。
……といっても冒頭を忘れかけており、アニメ放送に先駆けて読み直しての鑑賞。
 主人公が成長したところから始めて時代を戻る原作に対し、アニメは逆にかつて容赦のない戦士であった父親の姿からスタートしており、真逆。
「アニメのスタッフは分かってないなあ」となりそうな所だけど、これはこれで悪くなく、思いつきに留まらずしっかり考えて改変したことが窺える。

 他にもチョイチョイと変えている箇所あり。
大きな影響はないが、特に削っている部分について「あった方が理解は深まりそうな…」と思うことも。
 しかし、全体のクオリティは非常に高く、演出から作画・背景まで、『小さなバイキング・ビッケ』ぐらいでしか知らなかった地域・時代の雰囲気を伝えてくれる。
 原作の非常に達者なアクションに負けず、アニメならではの重みがあったりスピーディーな動きを作画。
4話目に来るだろう、無双ではなく緊迫感のある戦い模様を、どのくらい演出できるか見物。
 一挙3話も放送か……と思ったけれど、一気に見終わらせるパワーがあった。
 楽しみに、視聴継続。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』01.「ARE WE FRIENDS」

 原作漫画未読。
 冒頭から説明が足りておらず、どういう人達が、どういう理由で攫われ?奇妙な場所に放り出されたのか、サッパリ分からない。
真相は物語の根幹に関わるかも知れないのでともかく、「集められたのがゲーム実況者ばかり」という基本設定は、日常でもう少し示した方が……
第一話全部見ても、ならではの客観性や能力で危機を乗り切る、といった設定の意味がまるで描けていないため、どうでもいいのか。

 巨大パンダに追われる異常事態が、ヒドイ。
 必死で逃げるアカツキとカレン、突然(後ろから?)現れてこれまで存在も示されなかった人間大ネズミを切り裂くカイコク。
腹からの大量出血で痙攣するネズミを前に「とっとと目を潰しな」と言うカイコク……何故自分は目を狙わなかったの?
迫るパンダの足音もなく時間が費やされるため、実はこのネズミが見せていた巨大な幻覚だったのか、と思ったらフツーに追いかけてきている。
アカツキ、いきなりパンダの正面に立ち余裕の笑顔、彼にはパンダに敵意がないことは分かっていたのだ、じゃあなんで逃げてたの?
 パンダというキャラクターイメージとして、のんびり・害意を持たないというのがあると思うのに、主人公達が逃げ惑うもので「この世界では危険なのか」と肯定的に捉えていれば、「実は無害でした」……そうですよね、としか。
もっと外見だけでも恐ろしくしないと、主人公は鋭い観察眼を持っている、じゃなくて、回りが馬鹿ばっかりに見えてしまう。

 細かく言い出すと第一話ほぼ全部ダメで出来ているため、略。
 今回クライマックス、コックリさんエピソード、急にいい感じの音楽を掛けるのは感動させようとしている?
いやいやいや、それはムリでしょ。
伏線もヘッタクレもない、今出てきたばっかりの霊に説明ちょっと付けて感動はムリ。
 「一緒に焼け死んでくれ」という霊の言葉に、抵抗もなく「後でね」ぐらいの対応を見せる主人公の不気味さが主眼?
それならこういう演出にならないと思う。

 作品として、心が不安になるぐらいの異質さを放っており、そういう意味では無難にまとまったアニメより見応えがあると言えるのか。
 次回はどうなるのだろう、物好きな好奇心はあるものの、なかなか余裕がなく、視聴終了。

『あんさんぶるスターズ!』01.「新風」

 スマホゲームを原作とするアニメ、未プレイ。
 冒頭、女生徒視点で始まるため、これもアイドル部活少女達の物語かと思ったが、美少年グループが活躍する女性向けアニメ。
ヒロインは、そんな彼らをプロデュースすることになるのかな。
 作画は今風でキレイに描けており、特筆するほどかは分からないがライブのダンスも悪くない。
 しかし一話からステージ上で、音楽性と無関係な「ドツキ合いバトル」を始めるのはどんなモノか。
そこから弾き飛ばされてきた美少年が、ヒロイン女性を踏みつけ無反省なのも、男性視聴者としては頂けない。
 まあ、対象層である女性視聴者に好評なら良い訳で、無関係なオッサンは退散。

『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』01.「くっつけて、謡舞踊部」

 小説やゲームなど、メディアミックス企画の一環としてアニメ化したもの、らしい。
 冒頭で高尾山口駅と、そこから登山に向かう人々の姿が描写されたため、また山登りやキャンプ等の内容かと……タイトルに「ステージ」って入ってるんだからそんな訳ないが。
 少し変わった名前の部に所属しつつ、部活アイドルとしてユニットを組み、歌やダンスを頑張る作品。

 深夜アニメとしては、地味というか少し前の時代を思わせるキャラクターデザイン。
 部室で披露するダンスシーンも、頑張っているけれど「凄い」というものではなく。
これは善し悪しで、「何の舞台装置も無しに、学生としては頑張った、ぐらいのダンスを見せる」シーンとしては、強くリアリティーを感じられる。
演出としても、体の動きに現実的ではないテクニックや迫力を付加せず、満員・喝采のライブ会場をイメージ投射するようなこともしていないため。
これから上達していくダンスの起点としては抑制が効いて結構……だけど、ハッタリやツカミが必要な第一話の描き方とすると弱い。
 ストーリーも同様、分かり易く語ってヒロインの才能や問題点を提示、次回以降への引きも機能して、しっかりした内容、しかし「おっ!」と思わせる部分には欠け、全体に地味。
 乱立する部活アイドル物の後発として、もっとインパクトを考えるべきだったろうか。
 お色気もヒネたネタもないから、この作品は、朝か夕方の放送時間で、年少の視聴者に見てもらった方が素直に楽しんでもらえると思うな。

『ウルトラマンタイガ』01.「バディゴー!」

 令和一作目となるウルトラシリーズ作品。
 「三タイプではなく三人のウルトラマンが登場、しかも全て一人の人間が変身する」という設定、どうにもピンと来ない。
三人の人間がそれぞれウルトラマンになり、チームを組んで敵と戦う、というならまだしも。
 「ウルトラマンタロウの息子・タイガが地球を守る」だけで十分だったんじゃないかなあ。
それも、既にセブンの息子・ゼロがシリーズには登場している訳で、よりドラマ性を強化するには、(珍しく)父や母が居る円満家庭出身のタロウより、家族どころか故郷の星まで失ったレオが(M78星雲女性との間に?)子供を設け、獅子座L77星再建への一歩を踏み出した、とする方が良かったような。
それなら、異種族婚により特殊な能力を持つ子供が産まれた設定に出来るし、宇宙をさすらう叔父・アストラの参戦も有り得る。
 まあ、『ウルトラマンR/B』初回では、兄弟で変身するウルトラマンなんて面白く出来るのか?と思っていたけれど、終わってみればかなり好きな「ウルトラ」作品となっており、今作も、現時点では予想できない輝きを放ってくれる……そうなる仕掛けはしてあるのだと思うが。

 第一話。
シリーズを通しての敵と、タイガらが地球に向かった理由、人間主人公のキャラクター紹介に、怪獣出現・ウルトラマン変身の理由付けと、テンポも手際も良く処理してあり、悪くない。
 まだ、ならではの魅力は感じられないものの、それは前述の通り、これから。
 特撮には気合いが入っており、見応えあり。
 最後まで見続けたい。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』01.「豚汁の味」

 原作漫画未読。
 傑作・佳作・駄作を含め、多数の脚本を手がける岡田麿里が原作なのね。
監督まで務めた劇場作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』を、大丈夫かなあ?と思いつつ見て、長い年月にわたる物語のため描き足りてない所や説明不足、都合を感じてしまう部分もあったけれど、とにかく物語としてまとめ上げてしまうパワー・テクニック、感動を生み出す情熱に、ちょっと驚かされてしまっ た。
 初監督作品でここまで出来れば、凄い!と言って良いと思う。
 個人的には、『君の名は。』よりも心動かされたな。

 今作。
 ちょっとエッチな雰囲気を入れた、女子部活物?
男子も出て、普通に恋愛も描かれるのか……作画的にも端正だし悪くないかな、と油断していたら、今回クライマックス「幼馴染み男子の自慰を見てしまう少女」で悶絶。
自分のテリトリーであるエロ漫画では珍しくないというか日常茶飯、便利に使われるイベントだけれども、こういうテイストの作品、しかもテレビアニメで扱われるとは思わず、狼狽えてしまった。
 何事もなかったよう振る舞おうとする少年、逃げ出してしまう少女……エロではなく、少年漫画的リアクション。
 しかし、そういう男子を「不潔、見損なった、キライ」といったアリガチな範囲で捉えず、「あんなの絶対入らない!」と泣きつつもポジティブ(笑)な受け止め方をする少女に、その発想は無かったぁぁと驚嘆。
続けて電車が、少女が足を広げて立つ陸橋の下を通り過ぎていく(「挿入」の分かり易いイメージ)シーンで、爆笑。

 ううーん、凄い。
SFやファンタジーに走りやすい通常の中二病に対し、性的方向に馬鹿馬鹿しいほど妄想が暴走していく「エロ中二病」の提示。
 これがこの先、どう展開していくのか。
 楽しみだなあ。
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飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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