fc2ブログ

『私、能力は平均値でって言ったよね!』最終12話.「赤き誓いは不滅って言ったよね!」

 マイルの現実界家庭や、学園生活の仲良し三人組が見られたのは嬉しい。
栗原家は一名を除きオタク一家だったのね、だから時折、彼女から業の深いオタゼリフが出てくるのか。
 転生に際して付与されるボーナスについて、平均値でなくもっと強力なパワーを望めば良かったのに、と思っていたけれど、劇中でもマイルがそう後悔しており、納得。
まあ、新たに生まれる世界がこんな強敵の居るファンタジーでなく現実寄りであれば、超天才だったりスーパー運動能力を持っていた場合、マスコミ等に注目されて「ごく普通の幸せ」を手に入れるには障害となる可能性もあったろうか。
……でも転生前に不穏な説明受けてたよね?

 もっと願望充足的、俺(私)ツエーな内容を期待していたので、苦戦に違和感を持ってしまったけれど。
 人間としては桁外れのパワーを持つマイル、しかし「私、絶対無敵にしてって言ったよね」というタイトルに「しなかった」意味が、仲間を巻き込むまいと単身旅立つマイルなどのシリアス要素に活きている。
更なる強敵の登場に、不足する戦闘力を知恵と勇気とチームワークで乗り越えるようになれば、更に面白くなるかな。
 とはいえ呑気な楽しさが基本テイストのアニメには間違いなく、個性が強い四人のキャラクターと共に、その辺は最後まで堪能できた。
 ドラゴン達の目的とか、先への伏線があり、二期にも繋げられそう。
スポンサーサイト



『ウルトラマンタイガ』最終25話.「バディ ステディ ゴー」

 対トレギア戦のクライマックス……というには、何でも食べてしまう怪獣とピリカに尺が裂かれており、言いがかりのような「君もウルトラマンだ」という言葉で片が付いてしまう、余りに拍子抜けの決着。
 トレギア・霧崎は、単に悪い、イヤなヤツに描かれるばかりでキャラとして厚みに欠け、タロウとの因縁もよく分からないため、光方向への葛藤に説得力がない。

 作品として、多種多数の宇宙人がひっそり共存する状況を通し、現実の外国人労働者や移民、社会に認められない人々の問題提起を行うのがテーマ……だったのかな。
 それにしては、会社の男性は宇宙人、オペレーター女性は宇宙アンドロイド、主人公など三人のウルトラマンを宿す特異な存在で、唯一?人間寄りの社長も超常事件と関わり・理解が深いため、レギュラーで「普通の人」視点を持つキャラクターがいない。
一人ぐらい「宇宙人って怖いよね?何考えてるか分からないし、実際に事件も起こしてる訳でしょ」という考えの者を出し、シリーズを通した思考の変化でテーマに迫るモノじゃなかろうか。
 面白い部分も確かにあったけれど、題材へのアプローチ不足は否めないところ。

 三人のウルトラマンが共生する、作品の大きな特色。
これも上手く活かせていたとは言い難く、性格の違いによるぶつかり合いや成長、理解し合うことで発揮される力のカタルシス、なんてのが弱くて、同じ構造を持つ『仮面ライダー電王』と比べて大きく劣る。
過去にそういう成功作があるため、差別化を図りたかった気持ちもあるのかな。
 ヒロユキと三人の関係性も薄く、タイガとの友情や信頼の変化も感じられない。
 そもそも、ヒロユキについて、どのような人生を送ってきた、どういう性格の男性で、何を理想とし、何が苦手なのか、全然伝わって来ない。
タイガも同様、「父親がタロウである」せっかくの設定にも、ほぼ意味を持たせられないまま終了。

 素晴らしい精度のミニチュア、CGも用いたその効果的な見せ方については、毎回驚かされるぐらいの完成度で、それだけでも視聴を続けるだけの価値があった。
 円谷は儲かってるのかなあ?
関連商品が売れていれば良いけど。
『ジード』『R/B』はとても面白く見られており、また新しいテレビシリーズも是非見せて欲しいところ。
 『シン・ウルトラマン』に向けての盛り上がりに期待。
プロフィール

飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク