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『天晴爛漫!』01.「晴れ、ときどき小雨」

 アニメオリジナル企画。
 明治の初め、アメリカ横断自動車レースに挑むことになった、日本人の物語。
自動車といっても、『チキチキマシン猛レース』みたいな、時代設定とは関係なさそうに見えるムチャメカ揃いであり、長期のレース中に起こる対立や協力、外部からの襲撃などが描かれていく……のかな。

 本編は、日本を出た主人公達が異国に渡るまで。
 天才的頭脳を持つ天晴の、傍若無人な活躍が楽しい。
彼のためにヒドイ目に遭う小雨だけど、逃亡犯・天晴を追って船に乗り込んできたのも暴走させて遭難という事態を引き起こしたのも小雨自身なので、自業自得の面も。
 3DCGを交えた作画は大変に良く、アントンシクのキャラクターデザインをキレイに再現できている(同作者の『リンドバーグ』『恋情デスペラード』もアニメ化して欲しい)
 面白くなるとイイなあ、期待して視聴継続。

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』01.「来た、見た、買った」

 筒井康隆による原作小説は、最初の一話だけ読んだことがある。
 主演が深田恭子のドラマ版は未見。
 湯水のように金を使って事件を解決する、という物語コンセプト、発表当時は目新しく面白いモノだったが、現在までに「大金持ちが景気よく金を使って何か(割とつまらないことなど)成し遂げる」お話は珍しくなくなっており、一工夫が求められそう。

 最初にキャラとして登場する刑事のお兄ちゃんが、大富豪なのかと思った。
それで、半端な金持ちでイヤな性格の男を、桁違いの金遣いでプライドから何から(意図せず)ボロボロにしていくのかと。
 原作の金持ち主人公はこんな傲岸不遜じゃなかったような。
 最初の事件だし余り多くを求めては、だけど、膨大な金額をつぎ込んだからこそ解決できた事件、とは感じられない。
車の徴用は、フィクションでは普通の刑事も行っていることだし、街に与えた被害の補償など、始末書で済むところを(現実は済まない?)自前で過剰に支払いました、と言われても。

 クライマックス、運転席から女を逃がした後、刑事がどうやって脱出したのか不明……まあ過程を描かないのはパターンだけど。
 車爆破テロと素人強盗事件を絡める必要はあったのかなあ?
「このドタバタを通じ、強盗バカ女がダメ男の真心を知る」辺りが物語の落とし処じゃないかと思うが、男は危機に陥った女をアッサリ見捨てて逃げており、しかもそれを詫びるでもなく、女も責めるでもなく、二人が抱き合って泣いて何となくまとめた風にしただけ。
 原作であったように、「うっかり儲かっちゃいました」というオチもなく。
 美形ドS青年と、彼に振り回されてヒドイ目に遭う男の関係性を、面白がるべきアニメ?

『BNA ビー・エヌ・エー』01.「Runaway Raccoon」

 TRIGGER制作、オリジナル企画。
6話までNetflixで先行配信済み、らしい。
 今回は、獣人をテーマとする内容。

 期待に違わず、TRIGGERらしい作画の良さ・アクションのキレがあって、目に楽しい。
ヒロインのタヌキ少女は可愛いし、オオカミ男はきっちり格好良く描けている。
 隔離された街で集まって暮らそうという獣人達に、蔑み・憎しみの目を向ける人間達。
似通った多くの所は無視し、差異のみを取り上げて殊更に問題視する、現代にも通じる設定。
まあその、現実に獣人なんてモノが居たなら、自分だって興味を持って面白がることとは思うが。
 クライマックスは、爆破テロ犯人とのバトル。
タヌキ少女、犯人への暴行さえ止めようとする優しさは結構だけど、今、首筋にナイフを当てられた殺されかけたばかり、ということを忘れてないかなあ?
この、度を超したと言えるほどの命偏重は、物語のキーになっていくのか。

 「匂い」を映像化して捉える、『デアデビル』みたいなオオカミの能力が楽しい。
犯獣人の背後に人間の存在まで嗅ぎ取ってしまうのは、凄すぎと言うか、「百鬼夜行シリーズ」探偵・榎木津礼二郎みたい。
 ガッチリ掴まれた、とまではまだ言えないけれど、TRIGGER作品は回を重ねるごとに面白くなることが多いため、期待して視聴継続。

『無限の住人-IMMORTAL-』01.「遭逢─そうほう─」

 今期二本目の沙村広明作品アニメ化。
 アニメは前にもやってなかったっけ?と思ったが、2008年放送だから、もう12年前か。
 何故今、しかも同時期に重ねて?Netflixで一挙配信された物を地上波に移した?
違う、Amazonprimeだった。
気がつかなかったなあ、全24話、見られたんだ。

 原作絵の雰囲気を非常に良く再現してあり、アオリ顔なんか凄く巧くて、おおっと声が出てしまった。
 両肩に女性の頭を乗せているキチ(放送禁止用語)は印象深くて覚えていたが、その決着を忘却。
こんなアッサリした終わり方だっけ。
 血仙蟲が体を修復する所、もうちょっとしっかり気持ち悪く描いて欲しかったな……今後出てくるか。
 クオリティは高く、視聴を継続したい、も何も、放送を待つまでもないPrimeで見れば。

 しかしPrimeに行けば全部見られる、ってシリーズ、意外と見ない。
世界的に評価の高い『ゲーム・オブ・スローン』も4話目ぐらいで止まっているし(つまらない訳ではなく)。
 ああ、『スター・トレック:ピカード』は見てる。
毎週一話配信、って形式が良いのか。
道路にドンとドア枠のような物が置かれ、そこを通って人々が遙か遠くと行き来する、まるっきり「どこでもドア」なシーンが面白かった。
転送装置の進化形なんだろう、もう人間の転送要員は置かず、ポケットに入れたスマホのようなコミュニケーターに行き先を指示してからドア枠をくぐれば、一瞬でそこに移動できる、というような。
切符を切る駅員さんが居なくなり、自動改札になったみたいで、少々味気ない気はしつつ。

『映像研には手を出すな!』01.

 実写ドラマ版。
アニメが終わったばかりだというのにドラマ化、そして映画……と、人気だなあ。
 ホントに全然情報を知らなかったため、浅草が齋藤飛鳥だというのに驚く。
えええーっ、コレはどうだろう可愛すぎない?だったけど、小ささ・細さがあり、優れた容姿を頑張って台無しにしようという演技もあって、色気ゼロな後ろ姿とか漫画・アニメのイメージそのままだったり。
 水崎ツバメ・山下美月、ちょっと高い所から本人が水に落ちるアクションに驚く。
水はキレイなプールじゃなくて貯水池水質だと思われ、季節もまだ寒い頃じゃないのかなあ、スゲエ。
何でもできる漫画原作やアニメに対し、実写でインパクトを与えるには、もう体を張る・張らせるしかないって考えか。

 スケッチで見せられる絵、相当に上手い。
 アニメでもあった飛行機械アクション、3DCGを用い、ハリウッド並み……とはいかないが、テレビにしては見応えのある絵作りに。
しかし、手描きのラフスケッチ(正確に動きすぎるからこれもCG?)と実写少女が同一画面に収まっているカットの方が、面白かったかな。
 怖い物見たさで一話視聴して、終わりだろうと思っていたけれど、いや意外と悪くない。
 映画はどうするんだろ?
このドラマの先を描くのか、また最初から語り直すのか。

『放課後ていぼう日誌』01.「ていぼう部」

 原作漫画未読。
ていぼう部って何だろう?と思ったら、要するに釣り部ね。
 釣りをする先輩との出会い、手芸好きで海の生き物は(生物全般?)苦手な主人公の性格付け、幼馴染みとの再会、初めて体感する釣りの楽しさと、しっかりまとまった、不足を感じない第一話。
 カラッと揚げた魚は地味に美味しそうであり、画面作りも確かな仕上がりで、文句を言う隙が無いなあ。
 気楽に見ていきたい。

『継つぐもも』01.「お悩み相談室」

 原作漫画は、少し見た程度でほぼ未読。
 17年にアニメ化された、その続編なのね、すっかり忘れてた。
 ここまでのストーリー記憶が薄くとも、怪異の存在する世界、主人公宅には美少女付喪神や土地神が同居しており、彼女らとサービスショットの混在するドタバタアクションを繰り広げる作品、だろうことは分かる。
そんなに難しくない設定なのもあるが、説明っぽくならず理解させる構成の巧さもあろう。

 男物・女児物のパンツが見せる感動シーン?は脱力だけど、昇天するフリして宇宙にまで行ってしまう馬鹿馬鹿しさは、ちょっと可笑しい。
 安定、安心して見られる作画。
 どこか「懐かしい」気分にさせてしまう作風は、プラスとマイナス、どちらにも作用しそうだなあ。

『プリンセスコネクト!Re:Dive』01.「冒険の始まり〜夕焼け空にきのこのソテー〜」

 スマートフォンゲームを原作とするアニメ、未プレイ。
 キャラクターとして、劇中で最初にしっかりと描かれるのは、コッコロ。
時間を取って身だしなみを整える様子を見せ、主人公と出会ってからも、けなげに戦って彼を守り、ご飯を炊いておにぎりを作り食べさせ、クレープの美味しさに感動し(普段が素食だと感じさせる)、ダメダメ主人公に小遣いを渡し自分は働いて生活費を稼ごうとさえする。
恐ろしいほどの献身を演出。
 こんな子が居たらいいなあ、を通り越して、致命的に堕落させられそうで怖いレベル。

 剣を盗まれたことに気付かず(気付いていても)、演技だった盗賊の病気を心配し続けるペコリーヌ、凄い。
人が良いって段階じゃない、今日までどうやって生きてきたのか。
 何だかんだ、最終的には全て良い結果に変えてしまう強運の持ち主?
戦いを有利にしてくれる主人公らと出会えたし、悪党キノコも天然で始末したし、盗賊は近くに倒れてたみたいだけど自分の剣を取り戻したのかな?
 ぼんやりした態度・外見に似ず、発揮されるスーパー戦闘能力が気持ちイイ。

 直接的戦闘力は皆無に等しい主人公、パーティーメンバーのパワーを底上げする能力が?
 個性の強いキャラの魅力により、「勇者一行による冒険の始まり」というアリガチなストーリーが特別な物になる。
 今期にしては特筆すべき作画の良さ……最後まで行けるかなあ。
 テンポの良いコミカルな演出は、さすが『この素晴らしい世界に祝福を!』の金崎貴臣監督。
 期待して、視聴継続。

『シャドウバース』01.「これがシャドバだ!!」

 対戦型オンライントレーディングカードゲームを原作とするアニメ、未プレイ。
 スマホを手に入れた主人公が、ワルを相手に、まるで没入型ゲームのようなカード対戦を挑む。
深夜枠であれば「負ければ現実でも死が待っている」ルールになるところだけど、夕方の年少者向け作品だけあって、そこまでの切迫感はない。
……自分のスマホを賭けた勝負、ってのは、命を失う戦いより体感的にリアルかも知れないが。

 作画は良好。
 未プレイのせいか、ゲームでの戦い方や逆転方法にはピンと来ない部分があるけれど、まあ『遊戯王』『WIXOSS』なんかと同様に捉えれば良さそう。
 手近な相手を倒したが、より強い敵の存在が暗示され、主人公はシャドウバースの世界へと更に踏み込んでいく……サッパリした主人公のゲームバカ的性格付けも含め少年漫画的で、基本に忠実な作り。

『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』01.「光に守られし国」

 原作スマホゲームについては、名前だけ知っている程度の知識。
 白猫というタイトルから、もっとふわっと気軽な内容を想像したのに、アニメは何だか悲惨な話。

 魔獣の襲撃に際し、落ち着いた様子で守りを固める村人からは、こういう事態への慣れが感じられたけれど、実際には瞬殺で蹂躙されてしまう。
有効な武器を作るとか地下室を掘るとか、この世界の人間であればもうちょっと対策を講じてあっても。
「貧乏な村にそんな余裕はない」のか「段違いにレベルの高い魔獣が攻めてきた」のか。
 主人公の連れていた子供三人がいつの間にか二人になっている、と思ったら、ムカデ魔獣に一瞬で一人殺られてたのか。
生き残った幼女は何故死んだ?というのも見返すと、ムカデの毒を体に浴びてるのね。
訳が分からん、ではないけど、もう少し親切でもいいような。

 主人公が大穴を掘り続けるのは、村人全員を埋めて弔うためだとばかり。
「まっ暗い穴の底まで白い光が差す時がある、それは好きだ」から……?
 そんなボロボロの子供と勝負してしまう老騎士は、「打ちのめして死に近づけることで逆に生きたいという気持ちを蘇らせよう」という意図かも知れないが、戦いが終わるや倒れてタイミング良く寿命を迎え、しかもムカデ相手には良い所ゼロだった少年を自分の後継者に指名、ってのはさすがにストーリーの都合しか感じられない。
 主人公に斬りかかってきたかと思ったら、ちょっと言葉を聞いただけで主と認めるメガネ従者も酷い。

 もう少し時間を掛け、視聴者が納得できるように物語を構成すべきだったかなあ。
いっそ闇の王となった主人公と、光の王ヒロインが出会う所から(出会うんだよね?)話を始め、過去は回想で処理してもいい。
 グイグイ面白くなっていく未来が見えず、視聴継続の意欲は弱め。
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飛龍 乱

Author:飛龍 乱
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ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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