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『映像研には手を出すな!』03.

 ドラマ版。
 見続けていて、いや、意外なほど面白くなってきた。
 可愛すぎる主演三人も、次第に役柄に嵌まり、違和感なくなっているし。
 水崎ツバメ役の山下美月は、美人アイドル的なキャラなので最初から(元々の容姿に比して)自然。
 金森さやか・梅澤美波、普段は可愛いのね、いつも金森みたいなシカメッツラなのかと思った。
 そして浅草みどり・齋藤飛鳥。
ドラマ中では、妄想過多だし面倒な性格だし、表情も動作も色気ゼロだし、「カノジョにしたい」気持ちに全然させてくれない女の子に見えるのが、凄い。
実際は超絶キレイな子だというのに、見事な役作りと撮影技術。

 空想に没入した浅草が宇宙遊泳を始めるシーン、実写だと「本当に浮いている」感が強く、余計に可笑しい。
 小型戦車は、ある程度まで(砲塔部分だけとか)ホントに作ったのかなあ。
安っぽいハリボテ風でなく、しっかりできている。
胴体周り回転プロペラの飛行機械も、オモチャっぽくない質感があったけど……こんなに実物を作る予算があるとは思えず、やはりCGと巧く組み合わせているのか。
日本のテレビ番組CGとしては、なかなか例がないほど精緻な使い方。

 映画版は、本来5月15日公開予定だったみたいだから、当然もう撮り終えているんだろうが、テレビドラマ版はどうなんだろ?
全6話なので、これも撮影済みかな。
 最後まで見たい、途中で放送延期になったりすると残念すぎる。
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『プリンセスコネクト!Re:Dive』03.「美食のフロンティア〜隠し味に天上の果実を添えて〜」

 エピソードを重ね、コミカルな中にキャラクターを彫り込んでいく、堅実な作り。
 内容に文句はないが、三話目に来て、作画に少々の緩み。
二話までのクオリティに比べれば、ということであり、これで「悪い」と言われては辛いだろうが。
 今期、放送延期になるアニメが続出している中、頑張って続けてくれているだけでも有り難い話。

 アニメ関係者の待遇の悪さはよく知られている所だけど、制作自体が止まってしまうようなことになっては、その多くはない収入から更に激減してしまう訳で、生活が危ぶまれる。
長期になると、離職……ということも。
 いや、ヒトゴトではなく、ただでさえ斜陽の度合いを増していた(特に自分など底辺の)漫画業界、これから景気が悪くなり、余計な物にお金を使うことができなくなった場合、どうなるか。
 まだ人命がどれだけ喪われるか分からない、それが一番の問題だけれども、とにかく新型コロナ禍が収まってくれるよう、祈るばかり。

『ハクション大魔王2020』02.「おならのプゥータ、大暴れ!の話」

 第一話では、「現代テクノロジーで逆に驚かされる魔王達」という、『ドラえもん』なんかでは許されない、ギャグだから取れるゲリラ手法に感心したものだけど。
 二話目は、普通。
 中身は違うが、外見だけは可愛らしい子供のプゥータによるイタズラ……悪辣な行為に、キャラクターが振り回されるという筋。
最近、ストレス耐性が酷く弱っているため、途中で視聴脱落。
 今作が云々ではなく、『ハクション大魔王』って基本的にこの内容で正しいんだと思う。
現代に作る意味、なんてものを望んでしまうオールドタイプは、視聴対象外だろう。

『啄木鳥探偵處』01.「こころよい仕事」

 原作小説未読。
 歴史的文豪を美形化して、本来の文筆業とは異質の世界に放り込み、その活躍を楽しむ、昨今流行のジャンル。
かと思ったら、原作の初出は20年以上前なのか。
 タイトルの通り、歌人の石川啄木が探偵のような活躍を見せる。
なんで啄木?
頭脳は明晰だったのだろうが、観察して推理する能力と直結するかというと……

 第一話の事件、解決には到らず、無茶なハッタリだけ示して終わってしまった。
本当にこれでオシマイじゃあんまりだから、次回以降、また警察や遺族らの依頼を受けて捜査を続ける形に?
 作品の背景となる時代の設定はしっかりできているように思われ、雰囲気が良い。
 作画もキレイで、美形青年達が美しく描けている。
 「推理」という点ではかなり物足りないスタートだったため、心を掴まれるほどではないが、まあもう少し見てから。
 いずれ、「手塚治虫がトキワ荘の仲間達と事件に挑む」「円谷英二が特撮映像トリックで犯人を追い詰める」「感性の宮崎駿と理論の高畑勲、若き二人が推理勝負」なんて作品もできるだろうか。

『俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで...~』02.「お前は今、誰よりも可愛い。」

 原作漫画未読。
 5分アニメ、これもうっかり第一話を見損ねたので二話目からの鑑賞。
 タイトルからしてエロ枠だろうと思って見たが、うーん……レディースコミック?
二話目には、少々扇情的なシーンはあっても露骨なエロがなく、どちらかといえば「美形の男に迫られる(価値を見いだされる)女性」の視点から描いているような。
成人男性向け作品でも、女性視点から描いているものは珍しくないから、判別難しいけど。
 作画はまずまず。
 何か掴まれる所があったなら、見続けて良いのでは。

『ULTRAMAN』01.「この地球にあってはならない力」

 原作漫画は、単行本で一巻を読んだ程度。
 アニメ、既にNetflixでシリーズ全話が配信されている。
見たい作品も多いため、いつか短期間でもNetflixに加入しようか、と考えているけれど、気軽に見られる地上波放送は嬉しい。
 3DCGによる制作。
 監督は神山健治×荒牧伸志。
両氏ともCG映像でのアニメ制作には慣れている。

 内容。
 初代『ウルトラマン』直接の続編という形態。
セブンや新マンは地球を訪れておらず、ウルトラマンが地球を去った後は怪獣や宇宙人が大規模に攻めてきてない世界、なのかな。
科特隊は結構有効な武器を開発しているので、それらを用いれば地球人だけでも敵撃退は可能かも知れないが。
 『ウルトラマン』の疑問、何故マンは地球を去る際、ハヤタの記憶を消した(あるいは地球滞在中、彼の人格は封じ込めたままだった)のか。
「超人であった自分」を覚えていては、ハヤタの人生を歪めてしまう恐れがあるから?
今作のように、まだ超人的能力をハヤタに残すのなら、記憶もそのままで良いような。
ゾフィーに命を一つもらうまで、マンの中に包み込まれながらもハヤタは「死んだ」状態だったとか……この辺、作中で語られるのかな。

 ハヤタの息子・進次郎が、ビルからビルへ飛び移り、超パワーを発揮してしまう所、まるで『スパイダーマン』。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という『スパイダーマン』の考え方、ウルトラ族全体にもありそう。
 ウルトラマンといえば巨大化だけど、あまり公にならず戦う設定であれば、等身大ヒーローにした方が扱いやすいか。
ただ、印象として『仮面ライダー』や、スーツを纏うなら『アイアンマン』に近くなってしまう恐れ。
 面白くなることを願って、視聴継続。

『トミカ絆合体 アースグランナー』02.「疾風!アースグランナーイーグルチータ!」

 タカラトミー原作、「トミカの誕生50周年を記念した作品(Wikipedia)」。
 うっかり一話目を見逃してしまったため、二話目からの鑑賞(YouTubeで第一話見られるのね)。
 変な色気を出さず、スッキリした構成の子供向け玩具販促アニメ。
なんで?とか、どうしてそうなるの?等という疑問は差し挟んでも意味が無い。
 敵も味方もおふざけ混じりの戦いだから、年少者でも負担ゼロで見られそう。

 変形・合体・巨大ロボバトルは、しっかり格好良く作られており、商品販促の役割を果たすに問題なく。
 子供たちに喜んで欲しいアニメ、ジジイがどうこう言う筋合いじゃない。

『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』01.「早坂愛は防ぎたい/生徒会は神ってない他」

 一年と少し経過して始まる第二期。
 何かタイトルに付け足してシーズン変わりを感じさせるのはよくあるが(この作品も「?」はプラス)、「〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」を削るってやり方は珍しい。
「打ち消し線を加えた」形だとも言えるか。
 安定した作画と、暴走する馬鹿馬鹿しいネタを盛り上げる演出は、今期も好調。
 驚かせてくれた前期の千花特別エンディングみたいな仕込み、またあるのかなあ?
現在、そんなお遊びを企む余裕はドコの会社にもなさそう、と思いつつ、でもちょっと期待して、視聴継続。

『ハクション大魔王2020』01.「出まして 来まして アクビです!の話」

 原典アニメは69年放送……もう50年以上も前なのか。
なのでリアルタイム視聴だったかは分からないけれど、再放送では見ている。
 何しろ強烈な外見、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン」「そうでごじゃる」「オロローン」といった印象的なセリフ回しに、アクビちゃんの可愛らしさもあって、記憶に残る作品。
 といっても、個別のストーリー的な思い出は弱く、タツノコのドタバタギャグアニメ基本パターンを確立した一本だろう、ぐらいしか。

 新作。
 魔王といえば大平透の声!だが既に亡く、では誰を?という困った時にはこの人・山寺宏一。
キャラの外見からオリジナルの声が頭に響いてしまうため、どうしてもまだ「違うなあ」だけど、当然ながら演技は抜群に上手いので、新世代の魔王としてはベストの仕上がり。
スピンオフで様々な人が声を担当しているアクビちゃんや、新キャラ扱いのカン太郎など、声に何の違和感もなく。
 現代において魔法の便利さを用いたギャグ物語はかなり作り辛いだろう、その予想というか限界を逆手に取り、「現代社会の進歩具合に魔王親娘が驚く」真反対からのストーリーにするの、巧い。
『ドラえもん』では、なかなか表に出せない視点。

 魔法効果の多くは、バーチャルリアリティ的な体験で代替できると思う。
「女の子にモテたい」「世界旅行に行きたい」「美人メイドさん一杯の大邸宅に住みたい」……全部、8Kヘッド・マウント・ディスプレイに映し出される映像で「現実」にできそう。
 3Dプリンターも、ドローンも、スマホ(劇中既出)もある今、魔王は、冷め切ったカン太郎相手にどういう活躍を見せてくれるのか。
ちょっと期待して視聴継続。

『アルゴナビス from BanG Dream!』01.「光あるところへ」

 「BanG Dream!」と付いているで、シリーズ最新作かと思い、これまでの視聴実績から自分が見てもよく分からないだろうな、と予断。
 いや、「ガールズバンドをメインとするメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』の関連企画のひとつであり、ボーイズバンドをメインとする(Wikipedia)」とあるように、キャラを一新し、仕切り直したスピンオフ?だった。

 スタートは、素晴らしい歌唱力を持ちながら心の傷により他者と関わることを避けていた主人公が、仲間達と出会い、心を開いて歌うまでを描く。
 その歌が、そこそこ上手いけれど、聞いた瞬間に惚れ込むほどとは思えない……まあそれは仕方ないかな。
漫画なら、歌そのものは聞かせず周囲のリアクションで「凄いんだろう」と想像させて成り立たせられるが、現実に歌わせてなかなかそうはいかず。
まあ自分なんか、超絶演奏者と素人のピアノ演奏も聞き分けられない訳で、偉そうに言える立場じゃない。
 サンジゲンによるCGキャラクターは、さすがに高品質な仕上がり。
美形お兄さん達でなく、オジサンドラマーに、つい目が向いてしまう。
 当然、女性視聴者向けだが、一話目は男性でも普通に見られるカッチリした内容。
プロフィール

飛龍 乱

Author:飛龍 乱
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ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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