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『ピーター・グリルと賢者の時間』02.「ピーター・グリルと未来の義父」

 原作漫画未読。
 15分枠と短く、レコーダーの番組表に線のようにしか表示されないため、存在も知らなかった。
Amazon Primeのラインナップを眺めていて、気がついたもの。
 異世界で、人間外の種族をも相手とするエロコメディー。
 可愛く肉感的でさえあれば、異種族でも、更には半身モンスターであっても恋愛・性的対象になる、という考え方、日本以外ではどうなんだろう?
特にキリスト教圏では忌避されそうな……近親愛とどちらがよりダメか、ぐらい。
ほぼ人間と変わらないエルフやバルカン人相手なら、まあまあ許されてるけど。

 アニメ。
 一話目から遠慮なく本番を敢行させる思い切りが、潔い。
「やりそうでやらない」じゃなくて「やっちゃった後」を描く。
 垢抜けないドタバタがオジサン層には見やすく、迂闊に笑ってしまう部分も。
 凄く良い……というものではないが、不足を感じない作画レベル。
 気負わず、見られる時には見るぐらいで。
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『A.I.C.O. Incarnation』02.「標的」

 コロナ禍の影響で新作が間に合わなかったためか、今期凄く多いNetflixアニメ、これもその一本。
 迂闊なことに第一話を見逃してしまった!
そういうミスは大抵Amazon primeで補完しており、非常に助かっていたが、さすがにNetflixの作品までは配信に入っていない。
じゃあNetflixに加入すれば最終話までだって見られるじゃないか、というのはその通りだけど、現在未加入。
 YouTube「6分でわかる」なんてのを見て、一話目がどういう内容だったか概要は分かった。
しかし粗筋は粗筋、キャラや事件に深く入り込む……とまでいかない。

 という状態で見た二話目、なので、長々と説明を聞いたヒロイン・アイコが素直に納得「しないで」、「常人なら大怪我しかねない無茶な脱走を図る」のに驚く。
周囲に流されるキャラではない、強い自我を持っているのか。
 30分、前半が長い解説の後でアイコ脱走、後半はまた追加の解説の後、何者かに奪取されてしまう……この構成にちょっと疑問。
「何者かによる奪取」→「脱走」の方が流れとして良かったのでは。
 次回、ああそういうことなのね、と納得させてくれれば良いが。

 作画は高品質。
 鳴子ハナハルのキャラクターデザインで『翠星のガルガンティア』を思い出す。
 見続けて、凄く面白くなってきたら、Netflixに加入して一話目を補完しようかなあ。

『モンスター娘のお医者さん』02.「水路街のマーメイド」

 原作ライトノベル未読。
 あれ?以前アニメにもなっていた『モンスター娘のいる日常』とは関係あるの?医療を中心にしたスピンオフ?と誤解してしまうタイトル。
ヘビ娘がメインヒロインの位置に居る所も同じだし。
 こういう作品のアニメ化は、モンスター娘の可愛さが命。
抜群の……とまでは言えないが、十分水準に達する作画。
 ヘビ・馬・人魚、これまで登場した女性キャラは、それぞれ個性的であり魅力的に描けていると思う。

 治療の際、蹄鉄やエラといった、人間には存在しない部位に拘るのも結構。
 しかし、蹄が伸びすぎていてバランスを崩している、なんて、視聴者である自分達は気付かずとも、同じケンタウロス族ならすぐ分かるんじゃなかろうか。
まあ、いくら上半身以外は馬だといっても直腸検診する訳にいくまいが。
 ヤキモチ焼きのヘビ娘・サーフェが可愛い。
この世界では、異種族間結婚や子供を作ること、できるのかなあ?
主人公とヒロインで、作中、そこまでの関係に到るはずないけど。
 しばらく視聴継続。

『宇崎ちゃんは遊びたい!』02.「マスターは垣間見たい!」

 原作漫画未読。
 ポスターの件で、作者としては不本意だろう形の有名作品になってしまった原作。
胸の大きさばかりを問題視されていたが、実際の内容は……
 巨乳ネタ、多いな(笑)!
可愛い、背が小さい、やたら胸が大きい、ウザ絡みする、というのがヒロインのキャラクターだから当然だが。

 大学生の話なのね。
まるで性的に未分化な所も含み、高校生の設定にして構わないような。
 先輩とほとんど絡まず、一年間観察を続けた宇崎の心情は、どういうものなんだろう?
本人が口にする「かわいそうだから絡んでやってる」ではないはずだが、「大好きで絡まずにいられない」とも違う。
「彼女だけでなく、二人揃って子供だから成り立つ関係」ということになるのかな。
 全体に、爆笑、まで到らずとも、宇崎の可愛さ・無自覚なエロさにより、十分楽しい雰囲気は醸し出せている。
 負担なく見続けられそう。

『恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜』01.「はじまりの絆」

 中国のゲームアプリが原作。
アニメのスタッフはほぼ日本人、制作もMAPPA。
 作画的には、ちょっと感心するぐらいクオリティ高い。
ヒロインがとにかく可愛いし、ズラリ出てくる美青年達も、顔の見分けは怪しいにせよ美しく描けている。
「女性を対象とした恋愛シミュレーションゲーム」を映像化するにあたり、求められる最も重要なハードルはクリア。

 内容。
 タイトルとOPから、てっきり美青年アイドルグループを売り出そうとする女性プロデューサーの話かと。
キワモノ番組?を手がける制作会社のプロデューサーだった。
 番組取材のため街中を駆け回るヒロインの前に、次々登場する美青年。
まあ全員、超能力的なモノを使う、取材対象となるべき存在なんだろうな。
 今回のクライマックスは、番組打ち切りの危機。
ヒロインが直談判に行った先の美青年社長もまた、超能力・Evolver関係者か。

 グイグイ引き込む、というには大人しいけれど、分かり易い第一話。
 もう少し見ての判断で。

『ジビエート』01.「神隠し」

 「GIBIATE PROJECT」ということで、様々なコンテンツが作られる予定の、一環らしい。
「世界市場をターゲットにした企画展開が志向されている(Wikipedia)」とか。
 内容としては、人間を怪物に変えるウィルスのため、壊滅状態の現代社会が舞台。
 そこで最後の記録を残そうとしている少女が主人公……
かと思ったら、突然、戦国時代に移り、島流しにされる男二人が描かれる。
 こういう場合、現代と戦国、二つの時代でウィルスの謎に迫っていくか、片方の時代に全員集合するパターン。
今作は後者。

 最初は特に、現代少女・戦国サムライ、どちらかに視点を絞って描いた方が。
漫然とストーリーを進めているため、誰にも感情移入できない。
 出会ってすぐの男達が時を超えたサムライだと、言葉だけでアッサリ納得する少女。
世界の異変により精神に異常を来した人達ではないか、と最初は思うものでしょ。
しかし怪物相手に超絶の剣技を見せられたことで、少なくともタダモノではない、と認識が変わるとか。
 現代建築や怪物に接して、さほど驚かないサムライ達も不思議、というか「そんなこといいから話を進めたい」制作者の気持ちが前に出過ぎ。

 キャラクター原案・天野喜孝らしいけど、アニメでは痕跡もない。
 作画は、まあ並。
怪物との戦いに緊迫感がなく、パターンで流しただけに終わっている。
 一話見て、「これからココが面白くなっていく」ポイントを提示できていないのは厳しい。
 視聴終了。

『彼女、お借りします』01.「レンタル彼女」

 原作漫画未読。
 30分枠の最後に『GETUP! GETLIVE!』という、『彼女…』とは関係ない短時間の漫才アニメあり。
 タイトル・サブタイトルから分かる通り、「レンタル彼女」というシステムに属する女性と、それを利用した男性の物語。
このシステムは、性的関係を前提としない(禁止されている)状態で、「彼女」を借り出し、デートなど「彼女がいる時間」を擬似的に楽しませるもの。
客をご主人様扱いしてくれる、メイド喫茶なんかに近いのかな。
 それで楽しい?と思うけど、本編を見ると、確かに楽しそう。
 彼氏・彼女でいる間は、できるだけ自分を良く見せようと偽る……盛ったりする訳で、プロフェッショナルとして理想の彼女演技を徹底し、堪能させてくれるなら、そりゃ楽しそうだ。

 借りた・借りられた、から、どう展開するのかと見ていたが、祖母の急な入院イベント、そこで二人の祖母同士が先に結託し関係を切らせない、という流れが上手くて、感心。
そうかあ、こうすればいいのかぁ!
 作画は凄く良好で、彼女・千鶴を、キツい本性が現れてもなお可愛く描いている。
 イケてないキャンパス姿、仕事をやめられない理由など、まだ隠していることが多そうな彼女を楽しみに、視聴継続。

『デカダンス』01.「Ignition」

 アニメオリジナル企画。
 おおまかな設定は難しくなく、それどころか既知のものであるかのようにさえ感じるぐらいなんだけど、独自要素が非常にサラッと流されているため、見直してようやく理解できた部分あり。
ガドルの体液を貯蔵するデカダンス巨大タンク内に町を築いて(築くことを許されて)、そこが人類最後の?居住地になっている、とか。
 今回描かれた巨大ガドルとの戦い、人間戦士に、今後の部隊維持が難しくなりそうなぐらい大層な被害が出ていると思うのに、リアクション薄い。
組長の部屋で幼生体ガドルを見つけたナツメも、殺そうとした最初はともかく、受け入れ早いし。
清掃組が??な切っ掛けで全員死亡しかける所も、命綱とかないの?が不思議……人間の命なんかむしろ失わせたい上層部の意図が?

 ラストの、余りにもふざけた姿をしたエイリアン?達からして、何かこう、『進撃の巨人』的シリアスではない、愕然とするような謎解きがあったり。
 作画は非常に良好。
 よく動く対ガドル・バトル、そして超巨大ガドル相手にデカダンスが変形して放つロケットパンチ?の迫力は、凄い。
 面白くなりそうかはまだ判断できないけれど、しばらく視聴継続。

『GREAT PRETENDER』01.「Los Angeles Connection 1」

 アニメオリジナル企画。
これもNetflix先行配信作品……多いなあ。
 「『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太が初めて脚本を手掛けるアニメ作品」ということ。
その実写ドラマと、詐欺師を扱っているという意味で共通しており、ドラマのアニメ化かと思った。
といっても、ドラマは少ししか見ていない。

 騙し騙され誰も信用できない、という構成上仕方ないが、キャラには感情移入できず、他者から金を巻き上げて平気な主人公がヒドイ目に遭った?ところを見ても、ショックはないし、ざまあみろ程でもない。
 そうなると、騙しの仕掛けや攻略困難なターゲットの存在で面白味を出すものだろうけど、第一話ではこの辺は弱い。
 時計で、主人公が全貌に気付くシーン。
なんで計画参加者全員が同じ時計をしているのか不思議……組織メンバーを証明するアイテム?主人公の観察眼を試した?
婆さんまで仕込んでおく必要があったのか、を含め、今後明らかにされるんだろうか。

 詐欺師物は「やられた!」の気持ち良さが命。
しかし何しろフィクションなので、「実は主人公は途中から計画に気付いており、騙されたフリも全員を陥れる彼の計画の一端」とか何とか、意表を突くためだけのどんでん返しを何重にも仕掛けるのが可能。
必然性、説得力は必要かなあ。
 五話までで一つのストーリーになっているようだから、最後の「そういうことか!」に期待。

『Re:ゼロから始める異世界生活』26.「それぞれの誓い」

 コロナ禍による放送延期を経て、始まった第二期。
 大きく人気を博した前期の続きということで、ハードルは相当上がっていたと思うが……
問題なく応えられる、再開第一話。
 アッサリ決着が付く絶望的な戦力差バトル、抜け殻となって眠り続けるレム、涙にくれる情けない…いや人間らしい姿を晒しつつも強い決意を口にするスバル、記憶からレムが消えており事情はよく理解できないはずだがスバルを優しく慰撫するエミリア。
「こうじゃない」所がなく(レムの悲劇は望んだものでないにせよ)、ここからの厳しい展開に期待を煽る導入。

 レムが「喰われる」瞬間、幻のように見るのは、スバルとの有り得た未来?
結婚して子供ができる可能性の分岐も存在する、ってことかな。
 今期も最後まで視聴継続したい。
プロフィール

飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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