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『ウルトラマンデッカー』01.「襲来の日」

 『ウルトラマンティガ』を継ぐコンセプトで作られた『トリガー』に続き、『ダイナ』の路線を踏襲する、今作。
 一話目は、もう「ウルトラシリーズの一話目」としか言い様のない、伝統的構成。
分かりやすくて良い、とは言えるが、不満点も。

 特にクライマックス。
 主人公・カナタが敵攻撃機に飲み込まれ?デッカーと出会うのだが。
その直前に、モブ防衛隊員が2人ほど飲み込まれており、彼らも人を守ろうと勇気を出したと思うのに、デッカーは無視?
「ある人間の勇気に心打たれたウルトラマンが融合を求めてくる(融合で救おうとする)」という、シリーズのお約束とは違う理由があるのか(ダイナもそう?)。
 敵攻撃機の中で?融合を果たすイメージが、よく分からない。
ウルトラマンがどこかから来た、ということではなく、危機に直面してカナタの中のデッカー因子が目覚めたとか。
 時間を稼ごうと命がけで攻撃を引き付けるカナタの行動を、ぼーっと眺めているGUTS-SELECTの面々。
無能と言って済ませられないダメダメさ。

 厳しいのだろう制作状況の中、特撮は今作も本当に頑張っており、見応えがある。
 ここから面白い作品になってくれることを期待して、当然のように視聴継続。

『惑星のさみだれ』01.「雨宮夕日とトカゲの騎士」

 傑作『スピリットサークル』や、原案・原作・脚本でアニメが作られた『プラネット・ウィズ』の、水上悟志先生原作。
漫画は、単行本で一巻を既読。
 主人公男性のベッドの上に喋るトカゲが鎮座しており、姫を守って地球を救うよう求められる……相当に唐突な始まり方だが、原作通り。

 原作の、トカゲを徹底して拒否することでイニシアチブを握り、「よくある巻き込まれ型のお話の主人公は相手にペース握られるからダメなんだな」というメタなセリフを吐くところ、ちょっと笑ったんだけどアニメではカット。
 尺の都合もあるし、短縮は仕方ない。
 が、美人教授のスカートをめくるシーン、トカゲに「慣れれば地に触れず己が体を移動することも可能だ」と原作にはない主人公能力への説明ゼリフを加えておいて、後に、原作通り能力で高く飛んだ主人公に対し、「掌握領域を移動に使うとは!」と驚かせる。
余計なセリフを入れたため、さっき出来るって言ったことを実行したのに何を驚いてるの?になってしまった。
 原作ちゃんと読んだ?という疑問が。
 これはどうでもいい所だけど、スカートめくりで中身を全然見せないのは(原作では見せた)、コンプライアンス的問題か。

 『プラネット・ウィズ』と比べなければ、作画は妥当。
 演出的に気合の抜けた所が見られ、少々不安。
 漫画を最後まで読めばそれで……という気はしないでもない。

『プリマドール』01.「はじめての旋律」

 『Kanon』『AIR』等で有名な「Keyによるメディアミックスプロジェクト(Wikipedia)」。
 ちょっと圧倒されるぐらい作画レベルが高い。
少女人形達は、可憐で美しく、しっかり「異様に」描かれている。
 キャラクターや設定の詳細な紹介については、次回以降かな。
 そこを置いて、優先したのは泣かせ話。

 故障しており記憶を保持できないオートマータの悲劇を中心にした、第一話。
難病物のバリエーション、『私の頭の中の消しゴム』みたいな。
 なので理解は難しくないのだけれど、もう少し物語が進んでからの方が、感情移入しやすいエピソードだったかも。

 ヒロインズが喫茶店を営んでいる設定の作品、多いなあ。
コミカルな日常の描写がしやすいシチュエイションで、事件発生時は店を閉めても問題ないからか(現実には、ないはずないが)。
 不穏な空気をはらみつつ、一話目は基本ほのぼのコミカル。
Keyは何を仕掛けてくるのか、興味あり。

『ブッチギレ!』01.「タバカレ!咎人新選組」

 アニメオリジナル企画。
 八番隊組長・藤堂平助を残して全滅した新選組を維持すべく、罪人たちを隊士に偽装する。
??という所はあるけど、自由な発想で面白い設定。
 『シャーマンキング』武井宏之先生原案によるキャラクターも、悪くない。

 ザコ役人二人に抱えられてアッサリ捕まり首を刎ねられそうになる弱さを見せながら、体をガチガチに縛り上げた荒縄を千切るパワーは持つ、主人公。
「段取りとして必要」は分かるけど、都合で進むストーリーには感心しない。
 替え玉新選組メンバーの名乗りには作画パワーを使い、拘っていたが(毎回使うつもり?)、クライマックスの殺陣にまるで気合が入っておらず、ガッカリ。
演出的ハッタリだけでも、もっと効かせてはどうか。

 新選組の史実とは全く関係ない、名前だけ借りた話になるのかな。
 視聴継続の意欲は弱め。

『それでも歩は寄せてくる』01.「センパイは可愛いので」

 原作漫画は、連載を何回か読んだ程度。
 『からかい上手の高木さん』『くノ一ツバキの胸の内』の山本 崇一朗先生。
 『からかい上手…』は、基本的に主人公となる男女二人がイタズラ(からかい)を仕掛け、反撃を試みる繰り返しにでラブコメを描く、限定枠が保たれたまま進むストーリーだった。
 しかし、今作はそれより枠を狭め、「将棋を打つ」シチュエーションを中心にラブコメを展開。
無理だー無理だよー自分では読み切りか、頑張っても連載10回ぐらいまでが限界だろう。
延々「面白く読ませられるレベルで」続けられる構造ではない。
 それを実現してしまう構成力、アイディア、胆力、ただただ凄い。

 ラブコメ自体は『からかい…』と相似形。
男女の立場が逆、かな。
 互いに好意を持ち、それをほぼ感じ取っている二人が、もう一歩でギリギリ告白には至らず、微笑ましい心理戦を繰り広げる。
 これで単行本何巻も続けられるのに、感心。
 この作者なら、「駅員と乗客学生」「刑務官と囚人」「ウルトラマンと迎えに来たゾフィー」なんて限定でも、長期連載に持ち込めるんじゃないか。

 アニメ。
 作品柄、派手な動きはないものの、原作の雰囲気を再現する画面クオリティはとても高い。
 もっとも重要な存在だろうヒロインは、声優さんの熱演もあり、しっかりと可愛く感じられる。
 気楽に視聴継続。

『ちみも』01.「地獄のはじまり/地獄からの使者」

 ほんわかしたキャラクターのデザイナーとして有名な、カナヘイがキャラ原案を担当した、オリジナルアニメ。
 サブタイトルは剣呑だが、内容はほのぼのコメディ。
地獄の鬼?も出てくるし、『おじゃる丸』に近いだろうか。

 ちみも達の可愛さで見せるアニメ。
作画は必要十分に整っている。
ポップな色合いの背景もキレイ。
 声に出して笑うほどではないが、テンポ良く進む内容は、微笑ましく眺めていられる。
 深夜枠作品では絶対になく、夕方NHKででも流すべき。

『よふかしのうた』01.「ナイトフライト」

 原作漫画は「サンデー」連載で既読。
 『だがしかし』でヒットを飛ばしたコトヤマ先生の新作。
 連載開始当初は、ナズナの可愛い・大人っぽい、バカっぽい・達観している、シモネタ連発・純情といった相反する内面を面白く見ていたものの、どこへ行きたい作品なのか、よく分からなかった。
 ストーリーの進行と共に、何となく方向性が理解できたように思ったが、今度はコミカルな作品基調と、ちょっと救いが見つけられないほどダークな設定・人間関係に戸惑ったり。

 前作『だがしかし』でも、基本ギャグのような作中に、ゾクッとするシリアス・シビアな部分が見えていた。
それは作者の人間性であり、作家性なのだろう。
 そこを深みに感じるか、余計なものと捉えるかは、読者次第。

 アニメ。
 夜景の色使いに独特のコダワリがあり、「夜」に魅せられた主人公たちは、常人ならばただ暗いだけと思える景色もこう見えているんだ、と感心。
 作画良好。
 作品タイトル元ネタの歌があったのか。
EDで初めて聞けて、良かった。

『組長娘と世話係』01.「組長娘と世話係」

 原作漫画未読。
 タイトルから『セーラー服と機関銃』みたいな内容を想像するけれど、娘の方はまだ幼女。
世話係の男であれば、成人であり武闘派なので、血なまぐさい抗争に駆り出されて不思議無いが。
 一話目を見る限り、ほのぼの・感動のコメディ路線。

 漫画などで描かれる「組」は、多くが義理と人情の「ヤクザ」を思わせ、現実に即した粗暴・非合法な「暴力団」ではない。
まあ、暴力団だって昨今は合法的金儲けに長けた者を加え、警察に捕まらないよう活動しているそうだけど。
 組長娘は可愛らしく、世話係の男は格好良く描けている。
 参観日に家族が来てくれない寂しさと、疑似保護者であっても来てくれた嬉しさ、なんてのはヤクザの設定がなくても語れるストーリーじゃないか、とは思いつつ、素直に良い話。

 無理なく見られる限り、視聴継続。

『異世界迷宮でハーレムを』01.「出会」

 原作ライトノベル未読。
 最近では割と珍しいぐらい、異世界転生に伴う違和感や戸惑い、高揚、「殺人」行為へのショックまで、しっかり描いてあった。
 特に人間を殺すことについて、「まあ相手は悪人だったし」ぐらいで抵抗なく済ます作品が多いと思え、現実の日本人らしい反応で結構。
 そういう主人公が、奴隷少女を買う、という所に独自性がある。

 奴隷売買については、劇中で主人公が考えたように「自分が買わなくても誰かに買われる、それならば……」も、一つの理屈。
「金銭の授受を伴うことで、自分まで奴隷制の維持に関与することになるから、絶対ダメ」もまた、考え方。
 この作品の主人公は、世界の救世主では(まだ?)なく、社会システムを変更できるような力も持たないため、できることには限りがあり、一気に奴隷制廃止など不可能。
現実で、捨て犬・猫の悲劇を無くしたくとも、政治力のない一般人には、販売経路を制限したり無責任な飼い主に厳しい罰を科す、なんてことは無理無理、「処分される前に一匹でも引き取る」ぐらいが限界。
 そういう意味で、奴隷少女を買い取りたいと考えた主人公にも、理がなくはない。
……いや、単に性欲が勝ったようにも見えたけど。

 奴隷売買に関する会話で、いくつか音声カットされた部分があった。
これはテレビ放送上の規制?「ギャグとしてやったこと」なのか。
 しかし、ある筋の方々からは蛇蝎のごとく嫌われそうなアニメ。
肉感的な美少女を男が金銭で買取り、自分の奴隷にするのだから(この作品がどう展開するのかまだ分からないけど)。
 怒られないと、いいなあ。

 作画はかなり良く、ヒロインも購入意欲をそそるよう、描けていた。
 奴隷少女を次々増やし、パーティーの戦力としても拡充しながら、ダンジョン攻略を続けていく話になるのかな。
視聴継続して確かめたい。

『メイドインアビス 烈日の黄金郷』01.「羅針盤は闇を指した」

 原作漫画未読。
 劇場版を経て、5年ぶりのTVシリーズ第二期開幕。
 今更だけど、可愛いキャラクター達からは「ふわふわラブコメ冒険ファンタジー」を予感させておきながら、実際はギリギリというか限界突破まで人間を追い込む、究極にダークでシンドイ物語。

 正直、一期最後の方は、余りにも辛い内容すぎ、録画を見る勇気がなかなか出てこなかった。
見てみれば、悲惨な中にも希望・救いはあったんだけど。
 精神力が落ちているため、こういう手のアニメはすぐ脱落するのに、それでも見続けてしまうのは、やっぱり作品に見る者を引っ張っていく力があり、面白いから。
 今期も再開第一話から、お馴染み?嘔吐の連続に加え、排泄シーンもテレビとしては限度まで直接的に描く、壮絶さ。
劇中で痛い目にあい苦しんでいるのは、「ただ描かれたキャラクター」ではなく「生きている、だからキレイキレイで済むはずがない人間」だと感じさせたいのか。
作者の趣味って可能性もあるけど。

 画面づくりは、変わらず確か。
 挫けず最後まで見られるか不安ながら、視聴継続。
プロフィール

飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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