オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

　堂々のシーズン完結。
　TVシリーズとしては、ちょっと考えられないぐらい攻めた性表現を多用。
所謂「エロアニメ」よりも強い、徹底した描き方が成されており、よくこれが地上波で放送できたものだと。
　乳首や局部、過激なセリフについては自主規制されているものの、それでなおエロさを保てるよう考えて・努力して作られているのが分かり、感心、感服。

　奴隷少女を金銭で買い取って性目的に使う、それでも相手は主人公男性に絶対の信頼と愛情を持ってくれる、更に奴隷少女を増やし男1対女2でもっと充実した性生活……
視聴対象層以外の人たちから怒られそうで、放送中止に追い込まれそうで、ハラハラしながら見ていた。
　運良くそういう人に見つからなかったのか、ここまであからさまに願望むき出し・公平さを装おうというポーズさえない作品には抗議する価値すらないと諦められたのか、何にせよ完走は目出度い。

　作画は崩れず、本筋である（？）ダンジョンに挑む異世界ファンタジーと見ても、地道な努力から段階を追って強くなる様子が描かれ、楽しめた。
　最終話ラスト、パーティー（ハーレム）構成奴隷がパカパカと増やされていくのに呆気。
第2クールは作れなそうだから顔見世だけでもしちゃえって？
これを「予告」として、続きが作れたなら、しっかり丁寧に描きますよ、ということか。