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『アークナイツ 黎明前奏』01.「覚醒 Predestination」

 中国のゲーム会社が開発したスマートフォン向けゲームアプリを原作とする、アニメ。
ゲーム未プレイ。
 横たわる主人公の視点から始まり、親しげに語りかける周辺キャラクターの言動を「主人公は記憶を失っている」という設定により、理解できなくて良いものとして視聴者と同一化させる、悪くない導入。
 しかしその後は、逐次投入される新顔キャラクター、彼ら彼女らを有効に動かして勝利を目指す、いかにもなバトル描写など、ゲームのチュートリアルをそのまま見せられているよう。
爆発物はもう少し敵に損傷を与えられる位置のほうが良いのでは、人質救出の失敗が敗北条件なのだから最優先すべき、遠距離攻撃ができる少女はもっと敵戦力を削れそう……等、思うことはあるけど、記憶が戻っていないのに被害を出さず上手くいったのだからオッケーだろう。

 作画は相当に高品質。
第一話は地味な内容だったが、緊張感を伝えられていた。
 今後、キャラや世界観について詳しく説明されるんだろうけど、ゲーム既プレイ者を対象にするアニメ化ではないか?という不安も。
 様子見。
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『聖剣伝説 Legend of Mana-The Teardrop Crystal-』01.「ラピスラズリ(前編)」

 原作ゲームは、シリーズの『聖剣伝説2』をスーパーファミコンで少し遊んだ程度。
 アニメ版は、オリジナルゲームや、去年発売されたというリマスターを既に遊んでいることが前提となっているのか、この作品だけで見ると引き込む力が弱い、というより拒絶している?

 冒頭から、この時点では必要性がよく分からないキャラや状況を描き、その割に重要なのだろうキャラ・行動理由についておざなり。
主人公、ふわっとした性格ではあるのだろうが、それにしても「自分で考えて動く人間」ではなく「ストーリーを停滞無く進ませるための役割」としか感じられず、感情移入できない。
 ゲームなら、これでも大丈夫。
「生まれ育った村である日お前は勇者の子孫なのだと告げられたから旅立つことにしました」ぐらいで、特に疑問を感じないから。
 先行きへの期待感が薄く、視聴終了。

『4人はそれぞれウソをつく』01.「4人のヒミツ」

 原作漫画は、YouTubeで動画形式になったものを一話だけ既読。
 全員が秘密を抱える女子、四人組を中心とする話。
 宇宙人・忍者・超能力者までは分かるけど、「女装男子」だけ系統が違うというか、バレてもそんな大騒ぎにならなそう。
特に宇宙人にとっては、その程度の肉体的差異に何の問題が?では。
 いや、普通の女子なら、体育の着替えも一緒にしていたぐらいの友達が男だった、というのは、他のどの正体を知った時より殺意を感じてしまうかも。

 作画はまずまず良い。
 予想外のネタ、ではなく、お約束ギャグの連続。
 一話目で既に設定を生かした笑いは出尽くしたような……
 ここからどう転がすのか、もうしばらく視聴継続。

『うる星やつら』01.「かけめぐる青春/絶体絶命」

 原作漫画は発表当時に既読。
あの時代に生きていた漫画好きで、当該作を読んでない、ということはまず有り得ない。
それぐらいインパクトのあった作品。
 41年も前にアニメ化された前作も、全話視聴済み。
映画も全て見たし、OVAがいくつか未見なぐらい。
 アニメで一番好きなのは『ビューティフル・ドリーマー』。
強烈なキャラクター達が織りなす、お祭りも、シリアスも、不気味さも美しさも、バカバカしさも切なさも全部入った傑作。
『うる星やつら』が持つ魅力を凝縮した一本と言える。

 それを再度のアニメ化、ということで、大きな期待と不安で鑑賞。
 面白い。
 とにかく高いレベルの作画と、速いテンポの展開が心地よく、かなり原作に忠実でありながら、さすがにもう古いギャグについても上手く処理してある。
電柱を振り回して打ち上げたチェリーが、空中で雷に打たれるシーン、余りのタイミングの巧さに笑ってしまう。

 世代交代した声優さん達の、元声優再現度の高さには驚く。
オールドファンなど無視し、新しいキャラクター像を作り上げていく手もあったろうが、そうなったらなったで自分も「違う」とか文句言ったかもしれないので難しい。
 ラムが可愛い。
昔のテレビアニメ版では正直かなり厳しいカットも多かったけれど、これは嬉しい仕上がり。
 果てしなく自由があり、逸脱・暴走、何をやっても許された(もちろん実際はそうじゃなかったろうが「そう感じられた」)前作とは、全く別の作品になっていくと思われる。
 これも素晴らしい。

『恋愛フロップス』01.「ガッツくなよ、ヘタクソかよ」

 原作ライトノベルや漫画がありそうな雰囲気だけど、オリジナル企画。
 「登校途中で食パンをくわえた女の子とぶつかる」から始まり、電車で隣の女性に頭をもたせかけられるとか、階段を落ちてきた少女の下敷きになるなど、あざといラブコメ出会いシチュエイションを連発し、レギュラーヒロイン全員を紹介。
こんなに続くと、どの子が、どの出会い方をしたのか、分からなくなりそう。

 冒頭は、よくあるコミカルな状況を繋げただけ、にも見えたが。
主人公目覚ましの「次があんだからチャッチャとしろよ」発言、未来を完全に予言するテレビのAI占い、学校や友人(ヒロインズをやたら詳しく解説してくれる便利キャラ)について主人公の記憶がなかったり、桜の巨木の下でヒロインが口にする「嫌いだとか好きだとか、一番最初に言い始めたのは誰だと思う?(『ときめきメモリアル』主題歌のもじり)」等々、意図的に不可解な描写を入れてある。
 そういうことか!という形で、謎が解けるストーリーになるのかな。
 ここは恋愛シミュレーションゲームの世界で、必要条件を満たすエンディングにたどり着けなければ、再度やり直しになるとか。

 ヒロインズの一人が男子設定になってるけど、実は女の子なんだろう。
むしろ、男の子だけど主人公が好き!としてくれた方が新しいぐらい。
 作画的には問題なく。
 正直、ラブコメ部分にはそう掴まれていないが、伏線回収には興味あり。
 もうちょっと見ての判断で。

『BLEACH 千年血戦篇』01.「THE BLOOD WARFARE」

 原作漫画は連載で既読。
 以前のアニメ化分は、最初の方しか見ていない。
なんと、366話も放送されてたのか!凄い!
劇場アニメも4作あるらしく、堂々たる長期大人気シリーズ。
 今期はどこが話のスタートか知らなかったけど、最終章から。

 驚くぐらい気合の入った作画。
「ジャンプ」系列アニメ、揃って相当なものだなあ。
 これで最後まで行ってくれれば、それはもうファン絶叫歓喜だろう。
 ストーリーとしては既知のため、一話も見逃せない!ということではないが、見られる限り見て行きたい。

『チェンソーマン』01.「犬とチェンソー」

 原作漫画は連載で既読。
 よく「少年ジャンプ」に掲載できたなあ、と思うぐらい残酷でアダルトな漫画。
笑えたり、安心・信頼を感じられる美しい場面はあるけれど、手酷い裏切りと悲惨な展開も多い。
 こんな感じのストーリーになるだろう、予想した流れは全部ハズレ。
 重要なキャラクターが驚くほど呆気なく殺され、「と見せかけて後でまた出るんでしょ、人気ありそうなのにこんな退場はない」という希望など叶えられず。
 大好きかと言われると返答に詰まるけど、引き摺り込まれる凄い漫画であることは間違いない。

 アニメ。
 作画レベル高すぎ。
華麗さなどないギリギリ血まみれの戦いは、圧倒的なほど。
 そういえば主人公、自分の臓器を売買してたんだっけ。
デンジに刺さる刃物の痛そうさ加減、それから五体バラバラでゴミ箱に捨てられるシーン、よくテレビ放送できた。
 日本漫画・アニメ界の特異性を雄弁に物語る第一話。
 視聴継続。

『夫婦以上、恋人未満。』01.「同居以上、同棲未満。」

 原作漫画未読。
 昔からある「若い男女を、強引にでも理由をつけて一つ屋根の下に詰め込み、恋愛状態に陥らせる」パターンを適用。
 学校の制度として、高校生男女を疑似夫婦に仕立て、二人きりで暮らさせる、リアルに考えれば問題が起きないはずのないムチャクチャな設定だけど、そこは飲み込まないと先に進めない。

 主人公が元々好きだった「幼なじみで清純イメージの女子」ではなく、「全然好みではない派手で遊び好きのギャル」と同居させる、安定の物語。
もう既に、幼なじみとのハッピーエンドはあり得ない(それじゃ面白味に欠ける)。
 女子はおいしい料理を作ってくれる、みたいなのを当然と描いてるけど、今時はどこかから怒られそうな。
男子の、都合が良い妄想を見せるタイプの作品なので、許してあげて欲しい。

 作画的には問題なく、女子を可愛く描いてある。
 夢でキスを求める主人公の顔が異常に気持ち悪いのは、ギャグになっている訳でもなく、意図が分からなかったな。
 数話様子を見て、引き込まれるようであれば、最後まで見たい。

『女体化した僕を騎士様達がねらってます』01.

 原作オンライン小説未読。
 小説を始めとし、漫画があって、映像演出を付けたモーションコミックが作られ、それに声を入れた「アニコミ」として地上波放送されたのがこの作品。
なので、純粋にアニメとは言い辛い……
 エロ枠のアニメ作品が5分程度の放送時間なのに対し、こちらは省力化が成されているためか、10分という長尺(!)。

 「不思議な薬を飲まされ、男性が美女(美少女)へと性転換し、元は同性だった男と性的交渉を持つ」このジャンルでのスタンダードな話。
薬は、他の男性への復讐のため渡されたもの、というのが目新しい。
といっても、ジャンルにそう詳しい訳じゃないんだけど。
 漫画化した作家さんは絵が上手く、「アニコミ」だと割り切れば画面的不満はない。
 絵柄に、声優さんに、性癖面で、掴まれた人なら見続けて良いのでは。

『ブルーロック』01.「夢」

 原作漫画未読。
 サッカー題材は、かなり極端なストーリーのものが多いような。
「がんばって高校チームのみんなと勝利した」みたいな内容じゃ、数多ある同ジャンル作品の中では、普通すぎてツカミが弱いのか。
 ほとんど、サッカーを用いたデスゲーム。
汚い真似をしても残ろうとする者、正しくあろうとする者、超然とした者……性格付けが強くて面白い。
 てっきりロクデナシを蹴落とすと思っていたのに、意外な相手をターゲットとし、「いいヤツ」であろうとする自分の殻をブチ壊す主人公が、強烈。

 作画はかなり良い。
そういえばセリフのある女性キャラって、主人公母ぐらいしか出てない?
 次のデスゲームが気になるし、闇落ちした(正しくサッカーに目覚めた?)主人公の行く末にも興味あり、視聴継続。
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飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

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