オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『そらのおとしもの』01.「ユウシャ世界に起つ!」

『そらのおとしもの』

 原作未読。
 突然、さして優れた部分を持つ訳でもない主人公少年の所へ絶世の美少女が押しかけ同居してくる、お馴染みの物語。
 冒頭から、よく分からないモノローグとマッドなお兄ちゃん(コイツが主人公かと)の説明ゼリフで幕を開ける、少々不親切な入り方ではあるが、それ自体も笑いに繋げてしまうようなパワーがあり、CM明けからの「お隣の幼馴染み少女と過ごす朝」の風景が過剰に分かりやすいせいもあって、特に問題無し。

 後半の展開が、『ドラえもん』どくさいスイッチに似ているのは、ワザと?
「冴えない少年の元へ、異界からやってきた不思議な同居人が、便利なアイテムを次々と繰り出しながら夢を(悪夢も)叶えてくれる」という構成は、『ドラえもん』そのままだから。
 同居人を、性的な要素を一切含まないドラえもんから、やたら胸が大きく自分自身さえ好きにして良いという翼持ち美少女に替えている、大きな差異はあるが。

 主人公は、不可思議な現状に特別 戸惑いも感じず己の願望を吐露し、主にエロい事…全裸で走り回って喜ぶあたり「ガキっぽい事」なのか?を実現してもらうなどして、割合と清潔な人格を持つ事が多い こういうパターン作品の主人公としては珍しいぐらいストレートにイカロスへの性的興味を示す。
 オタ気味視聴者は、願望を全開にする(さすがに最後まで行こうとはしないにせよ)主人公への感情移入を好まない傾向にある…気がするんだけど、コミカルさとイキオイで、「のび太が度々やらかすバカ暴走」のように嫌な気分にさせず見せる事に成功している。

 綾波、というよりは長門に近い(主人公の指示に従い、何でも出来る能力を持つ)ヒロイン・イカロスの魅力が大きい。
第一話では、まだキャラクター性をそう深くした訳ではないんだけど、「願望充足」をそのまんま絵にしたような設定だなあ。
 変態の新大陸発見部部長(?)、冷静に妙な事を口走る生徒会長など、脇の登場人物も面白い。
 木村 貴宏作監による、高品質な作画が目に嬉しく、シリーズのツカミとしては十分な出来だったかと。

 視聴継続。
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