オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『REC/レック』

 レンタルで映画『REC/レック』を見る。
 スペイン製のホラー映画。
なので、監督も出演者も見知らぬ人ばかり。
 米ですぐリメイク版が作られ、現在日本でスペイン版の続編が公開中、という好調ぶりが気になり、鑑賞。

 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』のように、ドキュメンタリー・タッチを用い、登場人物の一人が持つ(という設定の)安定しないカメラで全編を撮影。
 この手法は、緊張感を生みやすい事、比較的低予算で撮れる事、多少の矛盾や変な所があっても「現実ってそんなものだよね」と大目に見てもらいやすい事などに優れている。
視聴者が画面酔いを起こしやすいのが最大の難点か。
『REC』については、あまり画面がブレないせいか幸いにも酔わずに済んだけれど。

 冒頭の消防署取材の様子から、異常事態が起こるアパートに着いてまでも、ホラーとして物語が動き始めるまでには結構な間がある。
少々ダレたりもするが、それが現実の取材フィルムっぽさを増しているので良し悪し。

 ホラーな事態が起こってからは、いやあ、結構怖い。
数回「うひゃあ」とか言って、イスから腰が浮いてしまうぐらい。
 大体はゾンビ物のパターンで構成されているんだけど、演出手法を変え、相当に狭い限定空間を活かす物語を構築し、速いテンポでイベントを組んでいく事により、これまであった多くの作品群と違う印象を与えるのに成功。
こういうやり方もあったんだなあ、と感心。

 投げっぱなしで終わるんだろうと思っていたため、一応は物語を閉じてある事に驚く。
それでもまだ不明点は色々残るけど、それらは『2』で解消されてる…のかな?
 発病までの時間が加速度的に早くなる所とか、可笑しい部分もあるが、特に終盤の嫌さ加減は物凄く、「うわー」と思わせられるエンディング(そういえば同様手法の映画でハッピーエンドって見ないような)まで含め、久々に面白いホラーを見た気分。
 続編を見たく思いつつ、しかし上映館の少なさにより、ソフト化待ちかなあ。
スポンサーサイト

映画 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『そらのおとしもの』04.「愛と三角地帯(トライアングル)ふたたび」 | HOME | 映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |