オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『ゴーストライダー』

 衛星で放送された映画『ゴーストライダー』を見る。
 『デアデビル』のマーク・スティーブン・ジョンソン監督。
ニコラス・ケイジ主演。

 マーベル・コミックが原作らしいが、未読、この映画で初めて存在自体を知る。
 原作がこうだから…という事かも知れないけど、ゴーストライダーとして力を使い始めるまでの前置きが、長い。
 全体を見終えてから振り返れば、悪魔と契約を交わすに到る父親の事情なんか、余り意味を持っておらず(意味がないのに契約してしまった悲劇を描いているのだとしても)、ごく短く切り詰めて良い。
 恋人と一度別れて再会するのも、コミカルに処理されていて大した葛藤がないため、不要かと。
昔の経緯を略し、「ゴーストライダーになってから、初めて会った女性に一目惚れした」でも、物語はさほど変わらない。

 主人公がスタントマンである、という設定も、上手く使えているとは思えず。
ゴーストライダーに変身してから、ビルの壁面を走ったりと確かに凄いアクションを見せるけど、それが「ゴーストライダーのパワーがあれば誰でも出来ること」なのか「元がスタントマンだからこそ可能」なのかも分からないし。
 凄いスタントを成し遂げる有名なスター、という主人公の設定が、現実との接点を弱くしているような。
その時点で既にヒーローであり、しかも行動や時間が常識に縛られないことで、変身後の不自由さや悲劇性も感じられず。
 衆人環視の拘置所で変身して暴れ、脱走した主人公に、その後 何のペナルティーも課さないとか、真面目にドラマを語ろうという気は無かったのかな。
それならなお、余計な設定説明は省略に省略を重ね、無責任ヒーロー物として見せるべき。

 周りのモノを やたら爆発させて暴走する迷惑なゴーストライダーのビジュアルは、馬鹿馬鹿しくて結構。
 ただ、敵が弱すぎるせいかバトルにカタルシスが無く、変な燃えるガイコツが無闇に暴力を振るっているだけの映画、にも見えてしまう。
いや…暴力があるならまだしも、『星雲仮面マシンマン』カタルシスウェーブのように、悪党に悪行を思い知らせて苦しめる必殺ワザが地味で地味で。

 画面としては面白い所があるため、ドラマ部分を飛ばして ながら見するなら、まあまあだろうか。
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