オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『TO』01.「楕円軌道(前編)」

『TO』

 星野 之宣による漫画『2001夜物語』を原作として、『ピンポン』『APPLESEED』の曽利 文彦が監督するCG・OVAシリーズを、テレビ放送。
 原作は、今更言うまでもない傑作で、とても好きな作品。
 昔、今はもう無い新宿まんがの森で先生の原画展が開かれ、そうとは知らず買い物に行って運良く展示を目にする機会を得た。
確か、『2001夜…』の原稿もあったと思う。
長いことこの商売をやりながら、他の先生方の生原稿を目にした回数は本当に少ないが、その中でも星野先生の原画は、印刷しては伝わらない迫力と繊細さ、より良い物を描こうとする苦心と力強い確信に満ちており、自分などとは桁が違う作家としてのレベルの高さに呆然としてしまったことを、よく憶えている。

 原作は以前にOVA化もされているようだが、見たのかどうかすら記憶にない。
 曽利監督作品は、『APPLESEED』が新しいビジュアル提示も含めて面白かったけれど、『ベクシル』は途中で集中力が切れる出来。
なので、この『TO』に期待して良いのかどうか、不安に思いつつ鑑賞。

 うーん、ドコが酷く悪いという事もないが、「映像化して良かった!」と思える所も特に無く、普通。
 キャラ絵が星野 之宣っぽくないのはともかく、独立した作品と見ても生気に溢れているとは思えず、魅力を感じない。
メカ描写も、この前編ではさして目立たず、感心するところまで行かない。
 有料を前提に作られたCGアニメとしては「売り」に欠けており、なかなか厳しいような…
 後編のアクションが良く出来ているなら、また評価は違うが。
 取りあえず、テレビ放送で見られて良かった。
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