オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』05.「山踏ミ・世界ノ果テ」

 重き荷を背負いて遠き道を行く、この作品にしては珍しく軍隊らしいイベントが行われた。
 荷物を、見るからに重そうに描く作画と演出が楽しい。
限界を超える重荷を背負って立ち上がるには、ああやるのか…結局「根性」とかそういう話にはなってしまうが。
 足ガクガクのフラフラで、歩き出す前から救助要請のラッパを鳴らそうとしてしまうカナタに、大笑い。

 結局、途中で荷物から解放されてしまうのが、ちょっと拍子抜け。
フィリシアは、教練ではなく あくまで楽しいイベントだと言っていたから、これでも良かったのだろうが。
 まあ、弱音を吐きつつも仲間と励まし合い、恐るべき困難に立ち向かって、逆境に打ち勝ち心身ともに強くなり、立派な軍人に近づく…のは、この作品の有り様として正しくないけども。

 シリーズ開始当初は、「軍隊」という設定をもっと重視するのかと思ったが、ヒロイン達のキャラクターを生かすための背景、他作品との差別化を図るための色づけ、といった意味合いの方が強いのかな。
 このヒロインらに、敵兵士であっても「殺す」事が出来るとは思えず、殺した事実を支えきれる物語骨格でもないのだろう。
『戦場のヴァルキュリア』のように、戦争の陰惨な側面を全部スッとぼけてしまう作り方もあろうが、そんな事をしてもキャラの魅力は減少するばかりだし。
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