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『ぽてまよ』最終12話.「花」

 ほのぼの、ぷよぷよしていた このアニメも、最終回。
 しばらく前から伏線を引いてあった、ぽてまよの頭の植物が、ついに花を咲かせる。
 「喜び」を表す漫画的感情表現として、頭の上に花を咲かせる、という手法はあるが、現実に、誰にでも視認できる形で花開くとは…ぽてまよって、植物?
花の後に種が出来、そこから新しい個体が誕生したようなので、交配に寄らず単体で増える種族なのか。
 ぐちゅ子の様子からすると、「人間の好意を深く受け入れることで、次の世代を形作る」形態なのかも。
 でも、ぽてまよとシンクロして起きた変化だからなあ…発情期みたいなもので、「産種期」とでもいう時期がある?

 ぽてまよに大きな花が咲き、やがて散る、ファンタジックでありコミカルですらあるその変化と、「死」のイベントは、普通 結びつかないが…
 素直の母が夭逝するまでの過程を、今回は かなり丁寧に描いてあり、その母が愛した花と、若く美しいまま花が散るように亡くなる彼女のイメージを重ね合わせることで、ぽてまよの「死」に説得力を持たせ、感動的なシーンにまで仕立て上げてしまう、素晴らしいスタッフの職人芸に感心し、うっかり泣かされそうにさえ。

 意図通り視聴者を笑わせ、泣かせる、「演出の力」というものを強く感じさせられたシリーズだった。
 全話を通して絵コンテを担当した、監督・池端 隆史の才能に負うところが大きいだろう。

 何も無い、楽しいだけの作品に見せながら、各キャラに しっかりと成長や変化を示し、普段の愉快な表情だけでなく、思わぬ時 晒す素顔にドキッとさせてくれる、見応えのあるアニメだった。
 読み取ろうとすれば幾筋かテーマを読み取れようが…
でも、「楽しかった」で良いんじゃなかろうか。

 「可愛い」というのは、最強の武器。
相手に敵意や警戒心を抱かせず、距離を詰めて心の大事な位置を占めてしまえば、後はもう どうとでも出来てしまう。
 ぐちゅ子なんて、戦闘能力だけ見れば人類の脅威にもなる個体(切れ味鋭い鎌も持ってる)なのに、彼女を敬遠するキャラが居ないのは、「可愛い」からだろう。
 弱味を掴んだ ぽてまよ族は、「可愛さ」を遺伝的に次世代へ、そのまた次世代へと受け継ぎ、強化しつつ、ゆっくりと、しかし確実に数を増やし、いずれ人類に代わって地上に満ちていくのかも知れない。
 ……でもまあ、可愛いからイイのかな(笑)。
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レビュー・評価:ぽてまよ/第12回 ぽて24「花」

品質評価 59 / 萌え評価 41 / 燃え評価 1 / ギャグ評価 11 / シリアス評価 22 / お色気評価 7 / 総合評価 24レビュー数 77 件 第12回 ぽて24「花」のレビューです。

ぽてまよ 2007/09/07~10/07

ぽてまよ についての最近の情報です。

あるぽあるぽ(おそらく1994年10月1日-)は、RKK熊本放送のテレビ局のマスコットキャラクター|マスコットキャラクター。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFD

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