fc2ブログ

『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』最終26話.「終極」

 スサノヲとオニクスの激戦が繰り広げられるクライマックス…なんだけど、どうにも乗れない。
 オニクスが取った行動について、「よく居るタイプの、やたら人類を否定したがる誇大妄想狂」パターンでしか捉えられず。
 スサノヲらの個性や行動からして、オニクスの行いは決して「神々の総意」ではなかった…んだよね?
複製として作られたオニクスに、悪意のみが凝縮されてしまった、あるいは所詮 複製でしかない自分を肯定すべく他の全てを否定しようとした…とか?

 そうなると、そもそも この巨神像達による戦いは、何のために起こされたものだったのか疑問に。
単に そういう本能を持っていたから?最後の一体になるまで戦う定めの『ハイランダー』もしくは『バトル・ロワイアル』?
 最終的に人類連合のような機構が誕生したらしい事からすると、人類の覚醒と平和的統合を促すのが目的?
しかし…それは結果的に、という事だったような。
ああ、出来レースによりアメリカの勝利が決まっていたのだから、イレギュラー因子無しでも「アメリカを中心に」人類は結束?できていたのか。
 何で頭だけで体が無いの?とか、どういう基準で埋められる(自ら埋まる)場所が決まったのか、戦いに八百長が行われている事についてはどう考えていたのか、等々、疑問点は一杯。

 内容が面白くありさえすれば、これらは気にならない程度の問題だが。
『エヴァ』で、使徒は具体的にどこの場所から来てるの?なんて聞かないように。
 巨神像などと意味ありげな物にせず、巨大なエネルギーを秘めた十数個の隕石にでもすれば、設定は簡単になったかな。
…相当 違う話には、なってしまったろうけど。

 『マクロス』で地球統合政府が何とか成立したのは、「人類全体への脅威」が存在したから。
なので、例えば『インデペンデンス・デイ』の世界なら、いずれまたエイリアンが来襲する時に備えて統合政府が成り立つ可能性はあるけど、このアニメでは、もう脅威が去ってしまっているため、維持は かなり難しくなりそう。
 そういう組織が出来たからといって、様々な問題が解決するとも思えないし。
 いや、「それでこれまでより良い世の中になるのだ」というのがこの作品世界なら、異を唱えるものではないけども。

 最終決戦が余り盛り上がらなかったのは、残念。
 「巨神像の人智を越えた実力」を見せて欲しかったんだけどな。
体組織の原材料がケーブルだからなのか、最後までミサイル撃ったりビームの応酬が多くて、うーん。
 かといって、最後にオニクスが見せた、何だか もやもやした体で戦われても、面白いかどうかは分からないが。

 全体に。
 他国の戦いを覗き見るばかりの話を連続させた時は、さすがに視聴意欲が減退。
そのため、主人公機のバトルが少なくなっており、この辺りはもう少し構成を考えるべきだったろう。
 物語は決着が付いているし、登場キャラクターもそれなりの個性を持って描かれているとは思うけれど、全てに於いて印象が薄く、しばらくすると『Gガンダム』や『エヴァンゲリオン』の強烈なイメージに負け、思い出せなくなってしまいそう。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

飛龍 乱

Author:飛龍 乱
HPはこちら。
ですが、現在HPは更新できなくなっています。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク