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『迷い猫オーバーラン!』03.「迷い猫、見つけた」

 公式ページに、「監督・交渉中」と記述する、前代未聞じゃないかと思われる事態に陥っていたこの作品だけど、公式なアナウンスとして、各話監督制を取る事が発表された。
 ……うーん、そういうチャレンジを最初から予定していたのであれば、もっと早く明らかにしておいて問題ないはずで、「相当なドタバタがあった挙げ句、この形を取るしかなくなったんじゃないか」等と邪推。
 一話完結・何でもアリのバラエティー作品ではなく、キャラクターやドラマが連続する構成なのだから、総合的に作品を見る通常の監督を置かないことで、どういうメリットがあるんだろう。

 今回は、希の家出を切っ掛けとして、巧や文乃が抱える思いと過去が描かれた。
 主役級三人が、帰るべき生まれた家を持たない、タイトル通り「迷い猫」である事が分かり、ああそういう設定…テーマ?を持つ作品だったのかと。
 こうなると、梅ノ森一人が(お金持ちではあっても)普通の生まれ育ちをしていそうなのは、逆に異質。
いや、ヤケに主人公達の仲間に入りたがる所など、余り満たされた人生を送ってきた訳じゃないのかな。
彼女もまた「迷い猫」に違いない、というのは いずれ描かれる?

 巧の名前の由来とか、哀しいような馬鹿馬鹿しいような微妙なラインを突いていて、上手い。
 文乃が見せる、強すぎる巧への思いも、こういう経歴があるなら納得。
 設定は分かったんだけど、希の家出エピソードを語るタイミングそのものが早すぎるような。
あと数話経過して、巧の家で占める希の立場がしっかり固まってから波乱を起こす方が、しっくり来たろう。
 何もかもダダダーッと喋ってしまう巧にも、感心しない。
巧・文乃にとって、これは最重要事項であり、他者には伺い知れないほど深い傷であろうに、さしたるタメも無く語られると、とにかく軽くなってしまう。
 もっと泣かせられる、シリーズの見せ場に出来た部分だと思え、惜しいなあ。

 しかし、主役級三人が生まれについての設定をまだ伏せてある状態な訳で、その気になれば どんな「実は……」も後付けできそう。
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