オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『仮面ライダーW』31.「風が呼ぶB / 野獣追うべし」~36.「Rの彼方に / 全てを振り切れ」

 ここのところ、絶好調で面白い。

31.「風が呼ぶB / 野獣追うべし」32.「風が呼ぶB / 今、輝きの中で」
 いつもの事だけどハードな、子供向けではない内容で、最後のケリを尾藤自身が着けていたならヤクザ物として成立しそう。
 他者を利用するだけの道具としか考えない悪党と、「誰も完全じゃない」のメッセージに目が覚めるWの二人を上手く対比して、パワーアップフォーム登場回をキレイに構成してあった。
 女が変身する、非人間…非生物型ドーパントが珍しい(全ライダー史上でも希有)。
空間をマス目に区切って瞬間移動させる能力も特異だったけど、自分以外をゲームのコマに見ている意識の表れだったのかな。

33.「Yの悲劇 / きのうを探す女」34.「Yの悲劇 / あにいもうと」
 印象的な退場をした須藤霧彦の妹が登場。
 過去に縛られ、失われた「きのう」(猫の名前として依頼に絡めるのが上手い)を探す雪絵のキャラクターと、昨日の行動を繰り返させるドーパント変身後の能力が見事にリンクしていて、唸る。
 劇中で雪絵自身が言っていた通り、設定としては考えられてもとにかく使いづらい能力だと思うのに、「謎の行動」として見せて「ああそういう事か」と納得で落とし、発展させて使いこなすアイディアの転がし方が素晴らしい。
『ジョジョ』スタンド的というか、『デスノート』をも思わせる組み立て。
 全て解決、で終わらせないラストが渋い。
彼女は、自身のエピソードを完結させるべく(兄・霧彦も含めて?)再登場するんだろうか。
事情があるとはいえ、他者を殺めている事へのオトシマエとしてのラストであり、既に完結しているのかな。

35.「Rの彼方に / やがて怪物という名の雨」36.「Rの彼方に / 全てを振り切れ」
 竜の行動動機であった、井坂への復讐が決着する。
 登場当時、誰の言葉も受け付けないほど怒りと憎しみに凝り固まっていた竜だが、翔太郎・フィリップらと出会い、そして今回 妹と重なる少女を守ろうとする事で、戦う理由が変わっていく。
 スピードアップする新フォームとリンクし、絡み取られそうになる過去を振り切り、己の限界を超えて前へと向かい突っ走る竜の熱さ。
平成ライダー(特にサブキャラ)では珍しい、憎悪を昇華させ爽やかに正道へと立ち返らせるドラマ作りで、気持ちが良い。
 最終的にはボスキャラにもなっていくんじゃないか、と思われた最凶・最悪の敵・井坂の退場には、ビックリ。
捨てゼリフさえなければ、「これも計算通り」とでもして何らかの方法で復活が有り得たかと思うけど、どうだろう……
 シュラウドは、物語に大きく関わってくるのかな。
他のライダーで時折あるように「パワーアップアイテムをくれる謎のままの人(あるいはバンダイの回し者)」という扱いじゃないのね。
 彼女の正体は、園咲一家で触れられていない琉兵衛の妻?
『銀河鉄道999』女王プロメシュームとドクター・バンのような関係だったり。
いや別にフィリップや竜をネジにしようってんじゃあるまいが……でもネガティブな考えを強化し、園咲家に取り込ませておいて内部から崩す楔にしようとか考えている可能性はあるか。
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