オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『B型H系』10.「金城家の一族 セレブな兄のキラキラな秘密!/恋する途中?私の男(コスダ)に手を出すな!!」

 山田が初体験の小須田を慰める練習をしている時のセリフ、「いいのよ、早くても」「始める前に終わっちゃったのね、気にしないでよくある事よ」に、笑ってしまう。
心から言ってくれるならともかく、練習の成果としてうわべの笑顔を浮かべてこう慰められても、余計傷ついてしまうような。
 こんな言葉を吐くヒロインも珍しい、いや、この作品では日常茶飯事か。

 山田は、やりたがるばかりの馬鹿女の思考形態を持ちながら、現実にはあと一歩の勇気が出ない処女であり、一途な純情少女でもある、このギャップが面白いなあ。
 「大勢の男をH友に持ちたい」というのは、裏返すと「自分をそういう相手としてのみ考えてもらって構わない」という事でもあり、そこを越え、自分に真剣な気持ちを抱いてくれる小須田に対し、どう反応して良いか分からなくなる山田は、可愛い。
愛情というものを価値として認めない(怖がる)彼女には、どういうトラウマがあるのか描いて欲しい気はするけど、ちょっと重くなりそうで(下らない理由かも知れないが)、この作品の基本ラインから外れてしまうかな。

 ハッピーエンドに辿り着けそうもない宮野も、イイ。
真剣に小須田の恋の相談に乗りながら、涙を浮かべている様子なんて、フツーの作品なら正規ヒロインに格上げぐらいのイベント。
 相談相手への恋が芽生えてしまう僅かな可能性に賭ける、ダーク、というには余りに いじらしい必死さがまた愛しい。
スポンサーサイト

アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<映画『13日の金曜日』 | HOME | また目眩>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |