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映画『DRAGONBALL EVOLUTION』

 衛星で放送された映画『DRAGONBALL EVOLUTION』を、何となく見る。
 劇場予告だけでダメダメさ加減が伝わってきたため、関連する情報を何も知らず、今、書こうとして初めて気が付いたけど、監督は『ファイナル・デスティネーション』でお馴染みジェームズ・ウォンなのね。
『ザ・ワン』のアクションは、それなりに面白かったような印象があったが…

 公開当時、酷評された通りの映画で、特に付け足すような事はない。
 確かに、悟空を始めとした強烈なキャラクターや独特の世界観、長い時間を掛けて描くからこそ面白い「果てしなく強くなっていくカタルシス」「恐ろしく巧妙な伏線の回収」を、一本の、しかも実写映画で再現するのは困難を極めると思う。
 ここで取れる選択肢としては、「映画としての完成度を犠牲にしても原作イメージを大切に、ファンを喜ばせる映像化に徹する」か「原作を大きく変え、一般観客向けに独立した映画の面白さを追求する」のどちらか。
 この映画は後者だろうけど、独自の面白さ提供には完膚無きまでに失敗しているため、ファンを怒らせ、かといって一般層を楽しませる完成度からは程遠い、最悪の内容に。

 独自路線を選んだのだろうから言っても仕方ないが…これじゃ『ドラゴンボール』を原作に使う意味がなさ過ぎる。
 スタッフ、ちゃんと読んだのかなあ、原作を。
読んでない、あるいは読んだけれど面白さを理解できなかった、ならまだしも(いや、まだしもじゃないが)、映画を見ていると、「少しは読んだのに『つまらん、こんなんでイイなら、さっきオレが思い付いた適当なオリジナルストーリーの方が遙かにウケるはず』」と思って作ったような傲慢ささえ感じられる。
 企画に乗らないと映画を作らせてもらえない状況に追い込まれている三流監督、という訳でもないのだろうし、イヤなら断って良かった仕事じゃなかろうかジェームズ・ウォン。

 手から何やらを放ちながら悟空とピッコロが戦うクライマックスの映像は、それなり。
 「おとっつぁん、お粥が出来たわよ」「いつもすまないねぇ~」「それは言わない約束でしょ」状態のピッコロに、爆笑。
 日本の漫画・アニメやゲームが海外で映像化された場合、成功するケースの方が貴重なのだから、そう考えれば怒るほどでもなく、「ああまたか」。
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