オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『MM9』05.

 大怪獣シッポンが暴れ回る、「こういうのが見たかった!」話。
 怪獣の現状をレポートするテレビ画面にL字型の枠が出て、そこに避難勧告やら被害状況の文字情報が表示される、台風や地震発生時にお馴染みの演出が、『ガメラ』と同様、「怪獣世界のリアリティー」を思わせて嬉しい。
 怪獣のCGは、さすがに映画並みとはいかず、苦肉の策を思わせるところも多かったけれど、これだけ頑張っていれば十分に乗ってあげられる。

 気特対は現地に出掛けず、独自の情報ソースすら(本来は)無いため、仕方なく全員手分けして各局のテレビ中継をウォッチ。
NHKや日テレ、フジなんかはともかく、テレビ東京らしき局を見続けて「相変わらずアニメ」とか言ってる人、無駄すぎ。
 予算も権限も人員も足りないのに、成果は求められる職場の悲哀が、これまでの話より上手く出せていて楽しい。
 ネット情報をアテにするのも、現代の物語としてはリアル。

 怪獣の行動形態や特性から、進路予想と正体の推定を行い、自衛隊に警告する気特対。
…これまで見てきた中で、最も有能な姿。
 怪獣と昆虫とは全然違うものだと思うけど、そこから拡大して正体を推し量って良いものか、とか、進路予想の元になったポイントをドコから見つけ出してきたのか(民俗学的アプローチ?)、という疑問はありつつ、まあソコは怪獣物のパターン。

 シッポと思われた怪獣の一部が「局部」であると判明し、途端にモザイクをかけるテレビ局。
 気特対が提案する恐るべき消極的な怪獣対策案…メンツを賭けた自衛隊による対処法の方が、怪獣物としては妥当に思えてしまう。
 状況が終了しても「目出度し目出度し」で終わらず、徹夜で報告書の取りまとめに入らねばならないお役所仕事の大変さ。
 正直、ここまでのシリーズは余り楽しめておらず、そろそろ視聴脱落しようかと思っていた所だったが、今回は継続の気力を湧かせるに足る面白さだった。
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