オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『けいおん!!』番外編(26話).「訪問!」

 物語の流れとしての最終回を終えて、その後に番外編が付く、京都アニメーションお馴染みの…他の会社でもあったっけ?…シリーズ形式。
 卒業エピソードを見た後では、今更 普通に学園生活を描かれても違和感があるはず、と思ったけど、意外にも全く無い。
前回も今回も、「これが最終回」だとしたって不足のない、結構胸に染みるものであったろう。

 この作品で描かれる学園生活は、穏やかで、驚くぐらい心地良く、イヤな所が見当たらない。
しかし、部としての楽器練習シーンを意図してほとんど「見せない」のと同じく、人間関係のマイナス部分は、飛ばしているのか、と感じられる事も。
 ずーーっと後になって思い出す、ある時の記憶は、こんな感じかなあ。
五年、十年、いや、もっと後?
 イヤな所が飛んで、楽しかった所だけを抽出できるようになる。
 それを、説得力のないウソと感じさせないのは、欠損を理解しつつ飛ばす丁寧な脚本と、恐ろしく高品質な演出・作画があるから。
これで完全な形なのだと、錯覚させられてしまう。

 卒業後、4人が同じ学校への進路を選んだのは、個人的に残念。
厳然とした終わりが来るから、輝きもあるのだと思うため。
 女子大生になっても彼女達の空気・世界は維持され、合コンしたりカレシが出来たり別れたのくっ付いたのいうような「汚い」人間関係は、生まれ得ないんだろうな。
来年には、梓も、もしかして憂も、後を追って同じ大学へ進学してきそう。
 それを、まだ夢の時間が続くと感じて嬉しく思うか、そろそろ自由にさせて上げても…と思うかは、見る側の勝手な判断であり、作品内容とは関係のない話。

 二期は、ちょっと影が薄かった紬に多くスポットが当てられ、魅力的に感じる事が出来た。
その分、澪が少々弱くなっており、どうして劇中、彼女だけ他生徒から人気が高いのか不思議に思う事も。
いや、メンバー全員可愛いと思うので。
 チラッとしか出ていないオカルト研の二人をヒロインにしてさえ、『おかるとけん!』とかいう企画を立ち上げられそうに感じるほど、みんな可愛い。
 連載も終了したようだし、第三期…とはなりそうにないのが残念。
と思えば、劇場版制作なのか!
 女子大生としての日常とか、学園祭でのライブを描く?
いや、卒業エピソードの後で、時間を戻した話をやってもさして違和感がなかったのだから、描かれなかった高校生活を改めて見せても。
 誰かが記憶喪失になったり、世界征服を狙う悪の存在と音楽で戦ってみたり、唯が消失してみたりといった現実離れしたイベントは、映画とはいえ期待されていないと思え、構成は考えどころ。
 まあ、このスタッフであれば、何を語ろうとクオリティーに不足を感じさせられるハズもないか。
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