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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』09.「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」

 原作者脚本回。
 だからって何か大事件が起こる訳ではないが、逆に言えば、さしたるイベントも無いのにキャラクターそれぞれの日常風景や心情表現でもたせられるのは原作者ならでは、とも言えるか。

 サブタイトル通り、届いたエロゲーの内容に没頭し、満喫している桐乃。
 攻略対象の優先順位で悩んだり、反抗的な態度に悪態をついてみたり、デレが始まったことに萌えたり燃えたりしてみる、まあ実にフツーのゲームプレイ風景。
 「禊ぎ」なのか、エロシーン突入前にシャワーを浴び、奇声を上げ部屋中を動き回る異様な感情移入度の高さは、普通とは言い難いが。
 これ、可愛い女の子がやっているから見られる狂態な訳で、いかにもオタクな外見の野郎が同じ事をしていたら、痛々しさに耐えきれず早送りしてしまいそう。
可愛いって、得だなあ。

 桐乃がどうしてこんなにエロゲー含む妹系作品を愛しているのか、取っ掛かりとなりそうな(これでもう全て?)描写が見られた。
 普段の自分と同じ言動を示す妹キャラに対し、非常に苛立った反応を見せる桐乃。
途中で攻略を一時投げ出すぐらいの嫌いようで、ああ…やっぱり本人も(作者も)コレを「可愛い・いじらしい・愛しい」なんて捉えられないのね。
 デレが始まった途端に大喜びするところから、兄に対し そうなりたい志向はあるのかも知れないが、何しろ屈折したキャラだから難しい。
 兄の方から、少々乱暴にでも「攻略」してしまうのが良策か。
そんなこと絶対しそうにない「常識人・良い兄貴」ぶりこそ、桐乃の苛立ちを高めているのかも。
 そういえば桐乃、ラブラブもの以外、力ずく無理矢理に妹と関係してしまうようなソフトは、受け入れられるのかなあ。

 黒猫の家庭環境。
 てっきり裕福な家庭のワガママお嬢様だと思っていたので、そうでもない暮らしぶりが意外。
妹の面倒をよく見ていたり、家のことをきちんとこなしている様子は好印象、大きくポイントアップじゃなかろうか。
 こういう生活だから、現実味のないファンタジー世界に没入して、自身をも超越的能力を持つ存在と重ねてみたりするのかなあ。
理想(空想)と現実のギャップに苛立ったりしない、賢くて良い子ぶりはステキ。

 それなら沙織も、秋葉原で見る「いかにも(小汚い)オタク」といった風情とは裏腹に、実生活では大金持ちのお嬢様っぽい。
メガネを取ると美人、といったパターンでもあるか。
 こう見ると、黒猫・沙織共に裏表のある生活を送っており、日常・本性の自分をそれぞれ違うサイドの関係者には知られたくないと思っている…のだろう。
黒猫は家族に知られているみたいだし、沙織も家の力をオタク趣味に用いているみたいだから、酷く神経質に、ではなかろうが。
 だから、桐野の気持ちを分かってやれるのかなあ。
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