オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『えむえむっ!』10.「サディスティック嵐子嬢」

 主人公…であろう男の子が、ドMの変態でありながら まっとうなイイ男でもある、という矛盾した非常に扱い辛い設定を、上手く使いこなしてこの作品ならではの面白さを醸し出している話と、やっぱり持て余している話があるような。

 8話「BでLな変愛模様」は、太郎の内面にグイグイと踏み込んでいく内容で、興味深かった。
 催眠術によってMの性癖を封じ込めるや、他方に歪みが生じてくる、という。
 ロリ少女とか、妙に可愛い親友男子とか、更に可愛い?自身の女装姿とか、変な方向へ彼を導く要素は回りにゴロゴロと転がっている。
 しかし、一番簡単そうであり危険な「母・姉との近親関係」には目覚めないのね。
美女二人から常に迫られている訳で、少しは関心を向けても良さそうな……徹底して忌避する態度から、彼の異常性はココをスタートにしているんじゃないかという疑惑すら。

 Mというリビドーの噴出口をふさいだため、溢れ出てきた性傾向は、もしかすると他者を傷つけるかも知れないものであり、太郎はそれらの発現を恐れる余り「自分を傷つけてもらう事こそ快感」な性質へと心の歪みを一本化し、他の危険な?嗜好を押さえつけているのでは。
 どーにもならない変態でありながら、その中にこういう「苦難の道」を選んだ心根の好さ・優しさが見えるので、太郎は女の子達から好かれるのかも知れないな。
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