オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『おとめ妖怪 ざくろ』最終13話.「おわり、燦々と」

 ちょっとバタバタ終わってしまった感じがあって、全てに時間が足らず、決してつまらない訳ではないけれど、粗筋を聞かされたような印象が残ったのは残念。
 敵キャラの心境の変化を大事に描かなければならない所だったが、感情移入するまでは行けず、「分からなくもない」に留まってしまう。
 バトル描写も、元々それを主眼に置いた作品ではないと思いつつ、盛り上がりに欠けてしまい、物足りない。

 が…レギュラーキャラクター、7人の男女の絡みは、かなり上手く描けた作品。
 以前の話で、利劔が雪洞・鬼灯の名前を間違えてしまった所。
失礼を詫びる利劔、慣れており「分からなくて当然」と問題なく流そうとする双子、しかし丸竜は最初から二人を見分けていたのにと申し訳なげな利劔、彼がそんな繊細なことにまで目を配って・読み取っていたのに驚きつつ「丸竜様は特別」と嬉しそうな双子。
通常のペアでない組み合わせにより、普段描けない各人の個性や心の奥深くまで表に出せており、素晴らしい。
 総角と蛍が水没の危機に見舞われるシーンなんかも、その場に「居ない」パートナーとの絆を感じさせる会話の妙があって、感心。
 ここいらが鋭く、心地良く描かれているため、敵の存在やバトル描写がどうあろうと、作品評価に余り関係してこない、というか、最後まで小さな事件しか起こらずキャラの関係性をメインに見せて欲しかったぐらい。

 原作は連載中みたいだし、一段落しつつもまだまだ続けられる終わり方。
 女の子達はみんな可愛かったし、頼りなく描かれた丸竜が「男」を見せるカタルシスもまだ不足しており、第二期があるなら是非見てみたい。
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