オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『フラクタル - FRACTALE -』08.「地下の秘密」

 元ネタを宮 駿アニメや『ナディア』に頼っている、と思われたこの作品だけど、ここで『エヴァンゲリオン』綾波ネタか……
 オリジナル、のつもりなのかなあ?
今、しかも大量のコピーを提示して存在不安を示し、「私が死んでも代わりは居るもの」的にクローンを描いては、『エヴァ』に関係なく受け取ってくれと言う方が無理。
 まだ物語の途中なので判断は出来ないが、クローンに「しなければならない」理由はあったんだろうか。
ズラリ並んだコピーの一人に過ぎない、なんて設定が無くても、『ラピュタ』シータは、数奇な出自や背負った過酷な運命、それらに関わりなく自分を自分と認めてくれるパズーに出会うことで生まれる希望、といったものを描き切れていた訳だけど。

 ただ、これで随分と話は分かりやすくなった。
 実体ネッサ(幼いフリュネ)の成長した姿が、クレインと行動を共にしているフリュネなのだろう。
初登場の際、フリュネが飛行機体から飛び降りたのは、「私が死んでも代わりは(以下略)」という気持ちによるものか。
後に現れた(現在も一緒に居る)フリュネが、初登場時と繋がっていないような思考や行動を見せるのは、実際別個体(ある程度の記憶共有はあり)だからかな?

 僧院側の父親は、フリュネと本当に血が繋がっていないのか、遺伝子提供者ではあるのか。
実の父親の方が、娘にイヤらしく執着する気持ち悪さは強くなりそう。
瓦礫の下敷きで死んだ?…さすがにそれは無いよね。
 スンダやエンリ、まだそんなにクレインと親交が深まっていたとは思えないけど、命懸けの救出行へ。
まあ、「身内に甘い」性格は示されていたし、フリュネ・ネッサ共にクレインが居なければ船に留まる理由を持っていないから、彼の奪還は必須なのかな。

 手のケガに布を巻いた幼フリュネが入った容器を、渾身の力で止めようとするクレイン。
炎の中に立ちつくし、行くべき方向を指し示しながら、「特別」な自分にしてくれた巻布を抱きしめるように微笑む幼フリュネ。
 演出と作画には見所があった。
 「何々に似ている」という所は置いといて、このぐらいの物語的な動きが早くからあれば、視聴脱落者をだいぶ抑えられていたかも知れない。
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