オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『魔法少女まどか☆マギカ』09.「そんなの、あたしが許さない」

 少々録画が溜まっていたものを、連続鑑賞で追い付く。
 10話目はもしかして録画失敗した?と思ったけど、TBSじゃまだ放送されてないのね。
動画配信は行われているようだから見ようか迷いつつ、でもまあ通常放送まで待つかな。

 キュゥべえがこんなに大きく、ストーリーのカギを握っているとは思わなかった。
魔法少女物でマスコット動物キャラなんて、本当に添え物で大した活躍する訳でもないから。
 似てるのは、『ぼくらの』のコエムシか…アレは「マスコット」と言うには余りに邪悪で可愛げのカケラも無かったが。
 ラブリーな顔・声で、何の悪気もなく、責め立てられても決して感情的にならず(感情が無いからだけど)、淡々とゾッとするような事を喋るキュゥべえがステキ。
 魔法少女達は、やがて魔女になっていく宿命を背負っている、と明かされる辺りは、ゾワゾワっとする恐ろしさと面白さ。

 どんな願いでも叶える代償として、魂(感情エネルギー)を要求する、という意味では、キュゥべえ達の種族は「悪魔」と似ている。
 しかし、こんな手間を掛けてまで回収したくなるほど、感情が崩落する際に放つエネルギーは大きいのか。
まあまあぐらいのレベルでは、費用対効果に見合わないような。
「治る見込みがなかった少年の体を治療する」ため、引き替えに使うエネルギー量も相当なものだろうし。
 物理的に宇宙に影響を与えない、熱でも光でも運動でもない(一気に転落するところからは、感情的位置?)不可思議なエネルギーは、手間に換えられない価値がある?

 キュゥべえ達の種族が、エネルギーを何に使っているのか、にも寄るか。
それを再変換して冷暖房したり車を走らせたり、という事ではなく、直接彼らの体に取り込んで生体エネルギーに換えたりしているなら、量よりも「質」あるいは「味」が優先されるかも知れない。
 感情を持たない彼らにとって、強烈な感情変化のエネルギーは、嗜好品や麻薬にすら似た「娯楽」を提供してくれるものだったり。
 そういう俗な話でなく、エントロピー増大を押し止め逆転させる唯一の方法として、宇宙を救うのに用いている?

 他の魔法少女を普通の人間に戻してください、って願いも有効なのかなあ。
だったら、少し前に魔法少女になった少女を元に戻す、という願いを次々続けていけば、エネルギーの持ち出しばかり多くなってキュゥべえの経済システムが破綻しそう。
 いや、いっそ「死んだ魔法少女を全員元通りに生き返らせて」「今後、地球人に一切の手出しをしないで」「キュゥべえ種族を絶滅させて」とかいう願いを言ってみたらどうか。
『ドラゴンボール』神龍のように、自分の力(権限?)を越える願いは叶えられなかったり。
「それは無理だよ」ぐらいにアッサリ流されるだけかも。

 さやかは、もう人間(魔法少女)に戻ることなく お終いなのかな。
 心が塞いでいく様子は辛かったが、「これだけの代償を払った自分を選ばない・愛さない幼なじみ少年を憎悪し害そうとする」ような最悪の展開にまでは到らず、僅かな救い。
 彼女と杏子が相似しつつ対になって、二人共に消える最期は、悲壮でありながら制作者による救済の意図をも感じさせ、何とも言えない後味。

 違う時間軸、という概念が登場するとは思わず、意外。
 これを用いれば、「夢オチ」的にハッピーな終わり方へと導くことも出来そうだけど、このアニメがそういう方向を目指すかは疑問。
 でもまあ、「可愛いだけのキュゥべえが居て、明るく楽しく前向きな『アリガチ魔法少女』の活躍が見られる違時間世界(OPで見られるイメージのような)」を示して対比するのは面白そう。
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