オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『日常』05.「日常の第五話」

『日常』

 原作は、ホンのちょっと読んだことがあるか…ぐらいでほぼ未読。
 京都アニメーション制作、という事でクオリティーに期待してしまうが、見事に応える内容。
シャープでなく垢抜けない(失礼!当然ながら「悪い」という意味ではない)原作絵の雰囲気を上手く再現し、高いレベルで心地良く見せてくれる画面作りの巧さは、さすが。

 「日常」っていう、検索には不向きなタイトルがよく通ったもの。
 自作のロボット少女と暮らす天才(とはとても見えないが)幼女とか、仏像好きな恐ろしいほどのマイペース女子校生、天然モヒカン少年に、重火器を駆使する女子校生など、とてもじゃないが「日常」とは言えない。
 かといって「SF」「ファンタジー」まで飛び切った内容でもなく、確かにドコかありふれた「日常」に片足を付けた内容ではある。

 原作じゃ、どういう処理になっているのか知らないが…落としかけたウィンナーを追いかける一瞬を引き延ばして描いたり、女子校生同士の全速力校舎内追いかけっこを長く続けるなど、一話に一回ぐらい執念の演出と作画で、何気なく描いてしまえばもう「日常」としか言い様がないシーンを、感心から呆れ、笑いへと変えて見せてくれる。
地力のある制作体制だから出来る、アニメならではの強引でパワフルな笑いの作り方。
 地味ながら、手間の掛かりそうな画面効果を使ってあったりするのもスゲエ。

 博士が可愛いなあ。
「はかせだニャン」は確かに萌え、というか幼女がネコ耳付けて「ニャン」とか言っているのを肯定的に評価する時「萌え」「可愛い」以外どー言えば良いのか。
 ゆっこは、通常の学園コメディーに登場すれば「強引で周りを振り回す女の子」だろうが、この作品の不条理で非日常なパワーには抗しきれず、度々負けて酷い目に遭っている。
自分のペースに友人達を巻き込もうとして、叩いて被ってジャンケンポンやコックリさんを仕掛けるけれど、「拒絶」という なかなか有り得ないリアクションを示されてしまう意外性が可笑しい。

 気楽に見られるアニメ…だが、油断できない作品でもある。
 面白い。
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