オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『デッドマン・ワンダーランド』09.「酸化促進剤」

 原作未読。
 うーん、無理がある。
裁判が無理だし刑務所の設定も無理、そこでの暮らしぶりや不思議なシロについてほとんど常識的な突っ込みが無い描き方も無理で、特殊能力バトルに持っていくのも……
 現実とは違う世界を舞台にしており、そういう意味での無理はいくらあっても良いんだけど、ただ一回の競技で大量の死者を出し過ぎとか、既に特定され襲撃まで受けている部屋でデッドマン達がまだ反攻計画を練っている不可思議さなど、特殊な設定を踏まえてもよく分からない。

 ただ、そこいらを「そういうものだ」として受け入れてしまえば、とにかく引きが強く、次々に緊張感のあるイベントや裏切られる「既存キャラクターの真実」が語られていくため、この後は・その次はどうなるのか、という興味を煽られ、見るのを止められない。
実際、第一話から見ていなかったこの作品を、9話まで一気に見てしまった。
 不条理な運命、不合理な能力バトル、どちらにもおよそ耐えられそうにない常識的な主人公が、内容への感情移入やハラハラ感を増加させる。
彼にもまあ、一応は刑務所だというのに呼び出しに応じず我が身を無意味な危険に晒してしまうなど、「??」と思わせる部分はあるんだけど。

 強いような弱いようなシロが可愛い。
ほとんどのキャラが信用できない、何かしら裏を持っているこの作品世界で、彼女の真実は恐らく相当に厳しいものじゃなかろうか。
 分からないことは作中に相当量あるんだけど、どこまでが意図された「謎」であり、どこから「ストーリーの都合だから変に思うだろうけど余り気にしないで」なのか不明。
まだ原作は連載中みたいだし、どのみち全ては解明されないのか。

 シリーズ開始当初、凄く高かった作画レベルが、次第に落ちているのは残念。
まだ「悪い」という程ではないが。
 取りあえず、理不尽なストーリーの先を楽しみに見ていきたい。
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