オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『LUPIN the Third -峰不二子という女-』07.「音楽と革命」

 キューバのゲバラをモデルにしていると思われるキャラクターがゲスト。
 このアニメの時代設定は、ファーストテレビシリーズ(71年)より昔…になるのかな。
原作連載は67年から。
 キューバ危機は62年なので、まだ若い不二子を描くなら、時代は合うのか。

 冷戦時期に起きた一触即発の事態をエピソードの背景に、実際は起きなかった最悪の展開をフィクションとして迎え、『ルパン』中、一番何でもアリな、「嘘」を体現するキャラクターである五ヱ門が、いつも通り一閃することで馬鹿馬鹿しくもスッキリ解決するお話。
 …というのが主題じゃないかと思う。
 うーん、それにしては時系列を弄ったりして、無用に視聴者を混乱させるのが分からない(冒頭の不二子拷問はゲバラと出会った切っ掛け?)。
 風圧を無視して飛行機の上に直立する五ヱ門は、「嘘」を強調するためワザとしたことか、演出・作画の抜けか。
これだけならともかく、落下する二人が事も無げに助かってしまう流れは、痛快さより都合を感じさせてしまい、宜しくないような。

 ゲバラはなかなか魅力的に描けているけど、彼と対面させることで不二子が魅力を増した訳でなく、セカンドシリーズぐらい物語容量に余裕があるなら良いが、もうあと数話しかない…と思われる…このシリーズに入れるべき内容だったかは不明。
 いや、人間の大きさを感じさせるゲバラに惹かれつつも、ビーチで彼の夢を思い、立ち去る彼女は雰囲気悪くないんだけど。
 あのラストは、お宝が「アタシのポケットには大きすぎるわ」ということでもあったのかな。
米ソ(をもじった国)の描き方とか不二子拷問とか、『VSクローン』も思わせたが。
 不二子(少なくともこのアニメの不二子)は、お宝ではなく、「自分をそのまま受け容れてくれる相手」を求めているんじゃなかろうか…こう言うと薄っぺらいけども。
ここまで、基本的にはそういうことを主題に据えているよう思える。
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アニメ | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

何で米ソの両国は偽名にしたのにビートルズはそのまま使ったんでしょうかね?
正直、この7話は今までの中で一番出来が酷いと思いました。
時系列をワザと弄ったりした意味もこれといって感じられなかったし、冒頭の不二子を助けた理由も最後まで語られる事もありませんでした。
不二子は不二子でリポーターに変装(?)してるのに本名をテレビ中継でおもいっきり名乗っちゃうしw
結局あのシーンはどこにも繋がって無かった様な。
その上、最後は不二子と五右衛門は暗殺に失敗してるどころか、革命家を助けちゃう。
今度は自分たちが報復で命を狙われるかもしれないのに、あんなビーチでのんびりとしてるし、全然緊張感がない。
脚本が駄目、演出が駄目、作画も駄目。
今回は良いとこなしで見ててストレスが溜まりました。

2012-05-19 Sat 21:59 | URL | u12 #-[ 編集]
ルパンがどんどん酷くなってる…
2012-06-07 Thu 21:24 | URL | u12 #-[ 編集]

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