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『夏色キセキ』08.「ゆううつフォートリップス」

 青春を描きつつ、ちょっと不思議なことが関わるアニメかと最初は思っていたけれど、これ、特殊コスチュームに着替えないし使命もリスクも伴わないライトな「魔法少女物」なのね。
 中身が入れ替わる、二人に増える、などの魔法的イベントアイディアと転がし方が実に面白く、しかも「青春」に斬り込む方法としてきちんと有効に機能しているのが素晴らしい。

 ギャグとしても楽しく、御石様が願いを叶えたことにより毎度起こされる突拍子もない状況が愉快。
何だコリャ?と思った一話目の飛行シーンは、正しく「突然の物語的飛躍に驚いたり吹き出したり」という反応を狙ってのモノだったのね。
 監督の仕事に引っ掛けてか『ガンダム00』らしきポスターを少女が拒否する所、笑ってしまった。
自虐的ネタとも思えるけど、特にアニメファンではない普通の女の子がロボットアニメのポスターなんか欲しがるか、と考えるとリアルでもある。
アニメファンが、韓流男性(女性でも)スターのポスター差し出されたって困るだけだろうし。

 ここ2回は、故意になのか御石様パワーを使わない話。
 前回、街祭りイベントでヒロイン四人組が歌と踊りを披露し、優勝することで夢の「アイドル」に近づいたかと思ったが、今回は関係ない内容。
いや、「アイドルになるまでの軌跡」ではなく「アイドルを夢見た少女達が過ごす一夏の軌跡」を描く作品っぽいので、そういう意味では無駄な話は一本もない。
 転校していく紗季を見送って終わるアニメかと考えていたので、彼女の引っ越し先までフォローする親切さに驚く。
彼女が行けない修学旅行をシミュレーションする意味もあり、楽しげな道中の様子がまた嬉しい。

 友達に対し、自分のキャラクターから、遊んで欲しいというメールを出せない紗季が可愛い。
 おバカさんで行動力に溢れすぎておりトラブルメーカーだが憎めない優香も良いなあ。
 ボーッとしているようで全員と自分をよく見て把握しており、意外と四人組の要になっている凛子は愛しい。
 夏海も元気で嫌える訳などないが、他三人に比べると余りにセンターな作りのキャラで、まだ少しだけ弱いような。
 島で出会った、ぶっきらぼうな少年は、紗季の転校を「楽しみなものにする」ための要員なのか、「やっぱり一人だけでも引っ越しをやめ街に残る」決断の原因になるのか。
…後者はあんまり考えられないが。
 もう終盤戦?
キレイな終わり方を期待したい。
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